はっちゃけた概要
一部の少年誌で使われる手。エッチなシーンがたまたま入ってしまったので仕方がない。
たまたま起こってしまったことなので、R-18タグは付いていないことが多い。
まあ、偶然R-18の場面に遭遇する事なんてそうそうないので仕方がない。仕方がないんだ。
ToLoveるのせいで、今までよりちょっとだけ限界突破が許されるようになった気がする。あと、エデンの檻の「クンニしろオラァァァ」はストレートすぎるので、全然違う。
主人公側はもっぱら未成年の男性(特に年頃)で、彼が目に見えてスケベだったり逆に冷静だとラッキースケベとは呼ばれず、ウブだったりむっつりスケベだったりと、興味はあっても表立っては言ってないような、少年のようなキャラクターの場合に成立することが多い。
なお、少女漫画で使われることは滅多にない。
何事も起こらないことが一番多く、誤って男の子のズボンを下してしまうシーンや誤って男の子の入浴・着替えに遭遇するシーンが出てきても「主人公のドジっ子のほうがかわいい」だの「本当のラッキースケベはコレやコレ」だの、様々な議論がされる。
主人公が被害者になった場合は、主人公が容姿並で男性が学園一のイケメンでも「男性向けのサービスカット」だのと言われてしまう。
女が女のトイレシーン等を見てしまい、百合系ラッキースケベというより失態・屈辱として描かれることもある(男女逆もなくもない?)。
語源
機動戦士ガンダムSEEDDESTINYのシン・アスカが、第1話で誤って見知らぬ女の子(ステラ・ルーシェ)の胸を掴んでしまい、ヨウラン・ケントに「このラッキースケベ!」とからかわれたことが語源と思われる。
このヨウラン・ケントを演じてたのは当時はまだ無名だった頃の杉田智和である。
シチュエーション一覧
すっ転んだり風が吹くなどして、スカートの中が見えてしまう。
間違っても見とれることのないように。最も身近なラッキースケベといえる。
プールやビーチで遊んでいたらビキニの紐がほどけてあらわに。
やはり見とれないように。
扉を開けたら、着替え中。
扉の向こうが見える人なんてそうそう居ないので仕方ない。・・・ぶっちゃけ、ノックすれば大概は回避できるので、男側の注意力不足になるかと。
倒れた拍子に女の子に触ってしまう
女の子を巻き込んで倒れる、またはそこから起き上がる際に、体に接触してしまう(これにはパターンがあり、時には後述するあり得ないパターンも)。
不可抗力ではあるが、こんな時は慌てず「ごめん」と言いつつ離れましょう。
上記シチュの亜種で、かなりあり得ないタイプ。
もはやギャグ以外の何物でもない。文句はToLoveるの作者およびそれを認定した人あたりに。
女の子同士でのおふざけ。
当然、場所を選ばない女側が悪い。
女風呂をのぞいていたら、向こう側に落ちてしまい、より鮮明に見えるように。
落ちてしまったので仕方ない。しかし、のぞきをやっていた以上「黒」である。
反対に女が男風呂を故意にのぞくのも「黒」である。
逆に女があられもない姿で男の前に現れる。
一番非現実的なシチュやもしれない。
これを第三者が目撃して誤解が生じるという展開もある。事情を知らないとはいえ、納得いかない。
第三者の明確な意思の介在
第三者が面白半分で「わざと」ラッキースケベが生まれるように仕込み(入浴中の札をわざと外すなど)を行うケース。
罠にはめられた男が濡れ衣を着せられる場合が多いが、女側が犯人を特定できる場合はその第三者も折檻されることも。
本当にラッキーなのか?
必ずしもラッキーとは限らない。それどころかデメリットが殆どである。
現実となってしまうが、次の例え話を読んで欲しい。
- 誰かが落としたコンタクトレンズを探している。
- 通りかかったあなたが、知らずに踏んで壊してしまった。
- これが「故意ではないから悪意はないから謝罪や弁償はしない」で通用するだろうか?
現実には、それは無理である。まずは謝罪するのが筋だ。
謝罪と弁償をしても相手がなおも赦してくれないのならば、仕方がない。
第三者の手によって、双方の落とし所を判断してもらうしかない。
すなわち裁判だ。
裁判とは、「法律を基準とし、無関係の第三者によって、両者の落とし所を決めてもらう」制度であるからして、こういう時にこそ利用すべきだ。
費用がかさむのが難点であるが。
歴史的変遷?
そもそも昔のマンガなどにおけるスケベシチュといえば、シチュエーション一覧での「女湯のぞき見」をはじめとした男性が自発的に覗き行為を行うタイプだった。
しかし覗きタイプの「完全に男性側に非がある」シチュエーションは、知り合いにそそのかされるシチュに変化し、やがてそのそそのかす役割のキャラも消滅するとともに自然発生的な、「本人が別の意図で行動をして、結果的にセクハラ行為をしてしまった」シチュエーションへと置き換わってしまった。
本人にその気がなくてもセクハラ行為をしてしまったことにより、その結果制裁が下ることが大半である(弁解の余地さえ与えられないこともあるが…)。
ただし「本人にその気がない」のに「弁解の余地を与えられず」制裁が下る展開を嫌う受け手もいる。場合によっては(読者等から見た)女性側への印象が悪くなってしまうこともある為、このパターンは賛否両論とも言える。
逆ラッキースケベ
また、逆に男性があられもない姿を女性に見られてしまい、これを「故意に見せた」としてとられることも一部の作品であるが、存在するようである。所謂変態とされる男性キャラにも意図的にこのような演出がされることもある。
男女逆転
まとめ★グロッキーヘブンは、ラッキースケベの血を引いたまとめ(女子)と、暴力ヒロインの血を引いた集(男子)の男女逆転のラッキースケベのラブコメ。