問題の台詞
「童貞のくせにバカにしやがってよぉぉぉ!!
何がクニだよ クンニしろオラァァァ
こんなガキにまでシカトされるなんて!どーせ爪はボロボロ髪もボサボサで・・体はキズだらけ
女としての魅力がなくなったから・・・・だから私の言うこと聞かねーんだろ!?」
セリフ概要
2008年から2013年まで週刊少年マガジンで連載されていた『エデンの檻』第46話「明日に架ける橋」(週刊少年マガジン2009年51号掲載)より
大した怪我ではなかったものの、ボロボロになったことで、自身に魅力がなくなったと思いこんだ河名コトミが、主人公である仙石アキラを呼び出して 性交を要求したが、アキラはそれを拒否した。
コトミはそれに逆上し、上述の問題の台詞を叫んでアキラに掴みかかったのである。
しばらくもみ合った後、アキラとコトミは共に崖から転落。
アキラは重傷を負うものの何とか回復するが、コトミは打ち所が悪く死亡してしまった。
ご愁傷様・・・・・・。
単行本六巻では、作者曰く正式な抗議があったわけではないが、不快に思った人のために例のセリフを「ク○ニ」と伏字にして修正したようである。
かえって卑猥になったとか言わない。
この一件は、『エデンの檻』の知名度を上げるきっかけにもなった、ともいえる。
同時期に同誌でさよなら絶望先生を連載していた、元(一応)下ネタ漫画家の久米田康治氏曰く「描いていいんだアレ」とのこと。
少年誌掲載漫画ながら「クンニしろ」などという台詞のインパクトで話題になり、アスキーアートやコピペ、コラージュ、pixivでのパロディ画像などが多数作成された。
後年、同作者の『サタノファニ』において、作中作の映画のワンシーンにこのシーンが登場している。
余談
他社出版の少年誌である週刊少年サンデーで長期連載されていたMAJORでは、奇しくも同時期の2009年11月に、主人公の茂野吾郎が頭部にピッチャーライナーを喰らい生死を彷徨い、実父の死を思い出させる展開でもあり話題となった、当然シリアス展開ではあるが、その直前である
吾郎「く…目にゴミが……」ゴシュ(頭部に打球を受けた音)
というやりとりから目ゴシュとも呼ばれネタ扱いされた。
コトミと同時期に死亡フラグが立った中、吾郎は何とか意識を取り戻したため「クンニは死んだけど目ゴシュは生きてた」「クンニは死亡フラグ、目ゴシュは生存フラグ」などとネタにされた。
関連イラスト
関連タグ
津田コトミ:生徒会役員共のキャラクター。奇しくも名前が同じで、こっちのコトミもクリーニングをクンニリングスと言い間違えたものの、あまり話題にはならなかった。作者が作者なだけに、仕方ないね。