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もしかして→横山ノック
概要
「ノック」は、英語の「knock」に由来する外来語であり、原義は「叩く」「打つ」を意味する。
ここから、「ものを叩く」ことに関する語義として用いられる。
- 部屋のドアや壁などを2~3回続けざまに叩くこと。入室する合図としてや、自分が部屋の中にいることを知らせる目的で行う。
- 野球やソフトボールの守備練習の一つ。守備練習のために選手にボールを打ってやることを指す。
類義語とその違い
英語由来で「叩く」「打つ」を意味する語にはほかに以下のような語があるが、それぞれニュアンスの違いがある。
- knock:物体を別の物体に当てることで音を出す。また、物が当たったことで物体が倒れたり移動したりしたニュアンスを醸し出す。「失神させる」の意味もある。
- beat:同じくらいの力で繰り返し何度も叩く。「ドラムを叩く」「干した布団を叩く」ときのイメージ。
- strike:狙いを定めて何かを強く叩く。しばしば、叩いた対象を「動かす」「傷つける」といったイメージを伴う。また、精神的な衝撃を受けたときにも用いる。
- hit:対象を狙って強く叩くという点ではstrikeと同じだが、手や手に持った道具で叩くほかに、投げたものをぶつけるというイメージが加わる。この延長義で銃で撃ったり光線を当てたりするときにも使える。
- pat:おもに手で直接、相手に衝撃や傷を負わせないように優しく叩く。
- punch:拳で殴る。
- box:「拳で殴る」ことを意味するが、現在は「boxing」くらいでしか用いられない。
- slap:平手打ちをする、掌で叩く。
- whack:棒などで強く叩く。叩く対象を壊そうとするイメージがある。