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概要
男性(稀に擬男化された物体)が2人いるだけで、そう見えてしまう色眼鏡のことを指す。
決してリアルでは使わないように。
ネット上の広告ブロックソフトの『豆腐フィルタ』とは関係がない模様。
腐女子・腐男子だけが持つ色眼鏡ではない?
腐ィルターは「そう見えてしまう」ことのみにポイントがあり、見ている人が腐女子(腐男子)であるか否かはあまり関係ない。腐女子(腐男子)じゃないのに「そう見えてしまう」人間もいるらしい。
一般的に、腐ィルターはニアホモ映像(二次創作的位置付けで、原作で登場人物の妄想の中に描き出されるケースもある)が思い浮かぶケースを指すことが多く、R18映像に直すには、いったん思い浮かべたニアホモ映像を独自に味付けする三次創作の手順を踏む必要がある(原作と切り離されたエロ同人以外では描かれない)。腐女子(腐男子)さんによって腐ィルターを通す箇所や攻め、受けの解釈も違うとされている。
BL以外の見方
腐ィルターから派生した夢ィルター、百ィルターなどの単語もある。
また、R18作品ではない全年齢向けの場合、腐ィルターは理想(萌え、エロス)以外に傍観者(主に女主人公)の自己投影や共感を表現している説があり、すなわち、女攻めや友情百合の心情とシンクロしている説がある。
例えば、「“攻めになって受けにこうしてあげたい”というNLでは描きづらい女子の理想が現れやすい」「攻めと受けの片方を貶めない関係、アンチが付かない受け(女房役)が描ける腐女子はできる腐女子」「単体属性、女攻め属性、友情百合属性を持たない女主人公は、BL(メインの同性から見たサブの異性)と共存できない」といった見方ができるのである。
女主人公が、攻め、受け、壁や空気のどこに自己投影しているかは不明(一般的に、受けは除外されやすい)ではあるが、女主人公の考察ができるのは事実である。