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スバリストの編集履歴

2020-07-06 18:44:01 バージョン

スバリスト

すばりすと

スバルファンの通称、もしくは自称。

概要

自動車メーカーとしてのスバルファンの通称もしくは自称。

語源は「SUBARU」に「~ist」を付けたもの。

発祥は、1975年のスバル発行誌における、とある大学教授の発言で、彼は「〝クルマに対する高い見識を持ち紳士的な運転をするスバルユーザー〟をスバリストと呼ぶ」としている。


一般的には水平対向エンジンとシンメトリカル4WDに代表される同社の特徴的なものづくりに惹かれ、意識してスバル車を選ぶ人を指す。

ただしスバル公式の呼称ではないため明確な定義は無く、解釈は人によって変わるところである。

スバル車のオーナー全てをスバリストと括る見方もあれば、特定の車種や仕様のオーナーをスバリストと定義する見方もあるのである。


このようなユーザーは当然ながら他メーカーにも存在するものの、同義の俗語は存在しない。

強いて言えば日産の「日産党」、スズキの「鈴菌」があるが、「日産党」は同社がルノー傘下に入ってからは半ば死語と化し、「鈴菌」も2ちゃんねるバイク板発祥のネットスラング(後に四輪に意味が拡張されたのである)であり、揶揄の意味合いを多分に含んでいる。

その点では、ファンの総称を持つメーカーとして、スバルは異彩を放っていると言えるだろう。


反面、スバリストであることに妙に高いプライドを持つユーザーが居るのも事実で、SNS等で面倒事を起こしては「またスバリストか」といった感じで無関係なスバリストを巻き添えに評価を下げてしまう光景が散見される。

例として、他人のチューニングを「スバリストにあるまじきもの」と酷評したり、「中島飛行機由来のブランド」「群馬の誇り」などと一方的に価値観を押し付けたり。

このため、スバリストと言う呼称は時に蔑称レッテル貼りとしても用いられる。


なお、スバリストには(水平対向エンジンではなく直列4気筒エンジンを搭載した)サンバープレオR2などの軽自動車のファンもいたが、スバルの軽自動車撤退後はあらかた他社に流れた模様。

普通車においても、スバルが大きな方針転換(北米偏重・ファミリーカー路線・MTやターボ廃止)をした結果、一般ユーザーからの受けは良くなっているが、かつてのような独自性が薄れている事から、マツダホンダなどに「転向」する人がいる。


関連項目

スバル(ブランド) SUBARU 富士重工業

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