概要
全ての生命を司る世界樹とそれを支える7つの泉を我が物にして、すべてを「滅びの世界」にしようと企んでいる。
ダークフォールは既に「泉の郷」(精霊の住む世界)から6つの泉を奪取しており、最後の泉である「太陽の泉」を探し求めて「緑の郷」(人間の住む世界)に侵攻してきた。
ボーカルアルバムのキャラクターソングの歌詞には、彼らの最大の望みは「自分たちが完全無欠に滅びること」であるというかなり虚無的な内容が描かれている。
プリキュアシリーズ全体から見ても、もっとも和解不可能な敵勢力だろう。
幹部たちは自然界の五行の力をそれぞれ司っており、自分の属性と一致した能力を持つウザイナーという怪物を作り出すことができる。
構成員
上層部
アクダイカーン(声:五代高之) |
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ダークフォールの頂点に君臨する鎧武者。元々はゴーヤーンが生み出した偽りの支配者である。最後はプリキュアを滅ぼそうと暴走するが、ゴーヤーンによって粛清された。 |
ゴーヤーン(声:森川智之) |
アクダイカーンの側近を務める老男性怪人。その正体は、アクダイカーンを創造した黒幕である。終盤でその正体を露にするが、最後はプリキュアの浄化技を受けて消滅した。 |
滅びの戦士
カレハーン(声:千葉一伸) |
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ダークフォールの滅びの戦士を務める枯れ葉のような男性怪人。泉の郷の「木の泉」を支配する。最初にプリキュア打倒の任務に就く。最後はプリキュアの浄化技を受けて倒された。 |
モエルンバ(声:難波圭一) |
ダークフォールの滅びの戦士を務める火のような男性怪人。泉の郷の「火の泉」を支配する。殉職したカレハーンの後任として活動を開始する。最後はプリキュアの浄化技を受けて倒された。 |
ドロドロン(声:岩田光央) |
ダークフォールの滅びの戦士を務める土のような男性怪人。泉の郷の「土の泉」を支配する。殉職したモエルンバの後任として活動を開始する。最後はプリキュアの浄化技を受けて倒された。 |
満、薫(声:渕崎ゆり子、今井由香→岡村明美) |
アクダイカーンに仕える2人組の滅びの戦士。両者「霧生」の姓を名乗る。泉の郷の「空の泉」を支配する。ドロドロンと同時期に活動を開始するが、アクダイカーンに反旗してダークフォールを脱退した。 |
ミズ・シタターレ(声:松井菜桜子) |
ダークフォールの滅びの戦士を務める水芸達者な女性怪人。泉の郷の「水の泉」を支配する。殉職したドロドロンの後任として活動を開始する。最後はプリキュアの浄化技を受けて倒された。 |
キントレスキー(声:小杉十郎太) |
ダークフォールの滅びの戦士を務める金のような男性怪人。泉の郷の「金の泉」を支配する。殉職したミズ・シタターレの後任として活動を開始する。最後はプリキュアの浄化技を受けて倒された。 |
サーロイン(声:速水奨) |
映画版のキャラクター。ダークフォールに所属する長髪の男性怪人。基本的には単独で行動している。「時計の郷」を利用して世界の時間を止めようとしたが、最後はプリキュアの浄化技を受けて消滅した。 |
怪物
ウザイナー(声:渡辺英雄) |
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ダークフォールが使役する怪物。「泉の郷」の精霊たちが「滅びの力」で操られた存在であり、物体・生物に憑依される形で誕生する。 |
絶望の種(声:渡辺英雄) |
3D短編映画版に登場するキャラクター。ゴーヤーンが使役する怪物で、ウザイナーの亜種。敵意を露にすると植物の怪物に変貌する。 |
リサイクルされる滅びの戦士
第40話でキントレスキーが倒されたことでダークフォールの「滅びの戦士」達は全滅したが、その直後にゴーヤーンの暗躍によって彼らは再生怪人として復活を果たす。最終クールは再生した「滅びの戦士」達がプリキュアに対して因縁の戦いを挑んでくる展開が描かれた。
(ダークフォールから脱退した満と薫はゴーヤーンの暗躍とは別に力を取り戻したフィーリア王女によって42話で復活を果たしている)
ゴーヤーンによって再生された彼らは体の一部が黒く変色しており、「滅びの鎧」と呼ばれるゴーヤーンのマークが体のどこかにあるのが特徴。
“滅びの鎧”の力によって精霊の力を無効化出来る程に幹部たちの滅びの力が強化されている為、彼らを倒すには薫と満に力によって“滅びの鎧”を破壊しなければならない。
なお、浄化されてしまうと無数の「ミニゴーヤーン」と化して散らばって消滅する。
関連タグ
ワーム、ネガティブシンジケート:ニチアサ同期の敵対勢力。