人物
90年代まではバラエティ番組の構成作家をしていたが、2000年代からアニメやドラマの脚本も手がけるようになり、以降20年以上のキャリアを誇る。
評価
前述のように、テレビドラマやアニメなど幅広い分野の脚本を手がける。
しかし、評価は総じて高くなく、特に原作ものに関しては「原作クラッシャー」との評価を受けることがある。
視聴者からは『原作では成立していた展開・ストーリーが中途半端で端折られていて違和感だらけになっている』や『原作で登場していない超展開や謎理論をいきなり放り込んでくる』といった指摘がされていて、総じて作品への独自解釈が強い傾向が見られる。
(例:まるで将棋だなect)
しかし「日常系」や「コメディ系」、「女の子同士の友情」を描かせると話は別で、『アイカツ!』や『プリキュア』シリーズでは「クオリティの高い百合を含んだ良脚本」としてファンからの人気も高い(※ただし百合絡みが嫌いなファンもいるためアンチも多い。)
本人サイドからの声明と推測
昨今ではアニメファンを中心に『高橋ナツコ=原作に敬意を払わない脚本家』というキツイい印象が根強く、決して良いイメージを持たれているわけではないのに関わらず、現段階まで本人サイドからの解説や弁明といった声明は一切ない。
というか、少なくとも本人名義のTwitterやブログ、自伝等が存在しない上に、そもそもメディアへの露出自体がほぼ無いため、ナツコ個人への考察は全て彼女が担当した作品の評判や関係性からのタレこみ(後述)に依らざるを得ないのが実情である。
こうした謎のベールに包まれているナツコに対して、一部のアニメファンや考察家からは、特に原作関連で物議を醸しているにも関わらずその原作が色々な意味で濃い作品の仕事が多く回されてきているのも踏まえて、彼女の『原作クラッシャー』癖はある意味で業界公認ではないかという身も蓋もない意見も存在する。
エピソード
2016年放送のアニメ『うどんの国の金色毛鞠』の監督を予定していたが、ナツコと衝突したことで降板となってしまった井端義秀氏のFacebookによる暴露により、まともに納期までに脚本を出さないばかりか、「言い方ァ!」(あなたの言っていることは正論だが、言い方が気に入らないという意)と激昂する問題人物である可能性が生まれた。
…もちろん一個人の告発に過ぎないので事実は闇の中だが、実際に監督が変わっている事は事実である。
代表作
アニメ
ぬらりひょんの孫第1期
ジュエルペットシリーズ (第5作から参加)
など
テレビドラマ
もやしもん (※アニメ版もシリーズ構成としてメイン担当している)
他多数。
関連タグ
- 笠希々(YouTuber)
在野の批評家の中でもナツコが担当した原作ものに対して比較的に好意的なコメントを残している稀有な人物。ただし、彼をもってしても「ナツコのおかげでクオリティが向上した」といった感想には未だに至っていない。あくまでネタ枠としての評価な模様である。