誘導
- 競走馬
- 1をモチーフとしたウマ娘プリティーダービーに登場するウマ娘。→ダイワスカーレット(ウマ娘)
こちらでは1に関して解説をする。2に関してはリンク先のタグを使用する事を推奨。
概要
生年月日 | 2004年5月13日 |
---|---|
英字表記 | Daiwa scarlet |
性別 | 牝 |
毛色 | 栗毛 |
父 | アグネスタキオン |
母 | スカーレットブーケ |
母の父 | ノーザンテースト |
競走成績 | 12戦8勝 2着4回 |
近親 | ダイワメジャー(半兄)、ヴァーミリアン他活躍馬多数 |
馬名は冠名+映画「風と共に去りぬ」の登場人物名(スカーレット・オハラ) 。
2006年11月19日京都競馬場でデビュー。1番人気1着。12月16日中京2歳ステークス、1番人気1着。
2007年1月8日シンザン記念、1番人気2着。
3月3日チューリップ賞、1番人気はウオッカ、ダイワスカーレットは2番人気。ダイワスカーレットが逃げてウオッカは先頭集団から4コーナーで先頭に並びかける。残り200mで2頭が抜け出し、ウオッカがクビ差制す。
4月8日桜花賞、1番人気はウオッカ、ダイワスカーレットは2番人気。ダイワスカーレットは18番枠スタートも先行し3番手、ウオッカはその少し後ろに付ける。残り400mでウオッカが並びかけるが残り300mでダイワスカーレットが突き放し、リードを保ったままゴール。2着ウオッカとは1馬身半差。
ダイワスカーレットはオークスを目指すが、感冒により断念。一方、ウオッカは桜花賞で敗れたたため日本ダービーに向かう。
9月16日ローズステークス、単勝1.6倍の1番人気。逃げ切り勝ち。
10月14日秋華賞、1番人気はウオッカ単勝2.7倍、ダイワスカーレットは2番人気単勝2.8倍。ダイワスカーレットは2番手追走から3コーナーで先頭に立って押し切り、ウオッカは後方からのレースでゴール前伸びてきたが3着。
11月11日エリザベス女王杯、単勝1.9倍の1番人気。逃げ切り勝ち。ウオッカは出走を取り消した。
12月23日有馬記念ファン投票では4位、単勝は5番人気で2着。兄ダイワメジャーは6番人気3着。ウオッカは3番人気11着。安藤勝己騎手はダイワメジャーも前走まで騎乗していたが、ダイワスカーレットを選んだ。
同年のJRA賞最優秀3歳牝馬、最優秀父内国産馬受賞。
2008年はドバイ遠征を計画したが断念。
4月6日大阪杯から始動、単勝2.0倍の1番人気。逃げ切り勝ち。その後、故障で休養。
11月2日天皇賞、1番人気はウオッカ単勝2.7倍、ダイワスカーレットは単勝3.6倍2番人気。逃げたダイワスカーレットはゴール寸前まで先頭を走ったが、ウオッカがハナ差差し切った。同レースはwikipediaに詳細な記事が作られている。
12月28日有馬記念、単勝2.6倍の1番人気。逃げ切り勝ち。
2009年もドバイ遠征を計画したが、屈腱炎を発症。引退、繁殖入りした。
繁殖成績
生年月日 | 名前 | 性別 | 毛色 | 父 | 競走成績 | 現在 |
2010年3月6日 | ダイワレーヌ | 牝 | 黒鹿毛 | チチカステナンゴ | 4戦0勝 | 繁殖牝馬 |
2011年4月4日 | ダイワレジェンド | 牝 | 栗毛 | キングカメハメハ | 22戦4勝 | 繁殖牝馬 |
2012年3月13日 | ダイワミランダ | 牝 | 栗毛 | ハービンジャー | 14戦2勝 | 繁殖牝馬 |
2013年3月7日 | ダイワウィズミー | 牝 | 栗毛 | キングカメハメハ | 21戦2勝 | 繁殖牝馬 |
2014年2月28日 | ダイワエトワール | 牝 | 黒鹿毛 | エンパイアメーカー | 11戦3勝 | |
2015年3月7日 | ダイワメモリー | 牝 | 栗毛 | ノヴェリスト | 16戦3勝 | 死亡 |
2017年2月21日 | ダイワクンナナ | 牝 | 鹿毛 | ノヴェリスト | 8戦1勝 | 現役 |
2018年2月24日 | アンブレラデート | 牝 | 鹿毛 | エイシンフラッシュ | 2戦1勝 | 現役 |
2019年3月14日 | 牝 | 鹿毛 | ロードカナロア | |||
2020年4月6日 | 牝 | 鹿毛 | ロードカナロア |
永遠の宿敵ウオッカ
ターフに映える栗毛の馬体、先行逃げ切りの脚質、手綱を握るは安藤勝己ただ一人、どんなコースやレースでも連対する安定感、あらゆる点でウオッカとは対照的な名牝で、同時代の競馬を彩った名花の一つ。
3歳時は同期の牝馬がNHKマイルカップや日本ダービー等の挑戦的なローテを組んだが、ダイワスカーレットは王道牝馬路線を選択、感冒などの影響で出走回数や獲得賞金は物足りない部類だが、牝馬ダービー馬となったウオッカとは初対決のチューリップ賞では敗北したものの、以降3回連続で完封しており、古馬との対決となった有馬記念でもウオッカが11着に大敗する中連対する等、王道牝馬路線を歩みながらもその実力は一線級の牡馬相手に譲らないものを示しており、ウオッカ最大のライバルと認識されていた。
最後の対決となった秋の天皇賞ではいつも通りの先行策をとったが、最後の直線でウオッカと激しい叩き合いとなり、1分57秒2のレコードで13分にも及ぶ写真判定の末にウオッカに敗北、その着差はわずか2センチのハナ差だった。
この天皇賞は他の大レースに大差をつけ競馬雑誌のレース・オブ・ザ・イヤーに選ばれる等、敗北してなお強しの印象を残した。
pixivに於けるダイワスカーレット
同世代の牝馬にウオッカというライバルが存在し、牝馬と思えぬ競争成績、美しい容姿から某作品以前から擬人化の題材としても人気。主に栗毛の髪にお嬢様然とした姿が多く、やはりと言うかウオッカとのコンビイラストが豊富。