データ
- 分類:古代暴獣
- 身長:54メートル
- 体重:6万9千トン
概要
第2話「カオスヘッダーの影」で初登場。以前SRCが捕獲に失敗した怪獣で、性格は凶暴で頭部には固い角、背中にも頑丈な殻をもつ。突進と蹴り技、口から吐く火炎弾で相手を攻撃する。また、リドリアスとは敵対関係にある。C3エリアの地下で眠っていたがカオスヘッダーの影響で復活、チームEYESが捕獲を試みるが失敗、ムサシの危機を感じ現れたリドリアスをも圧倒し(この時のリドリアスはシールドを強行突破してきたため翼がボロボロだった)ムサシを追い詰めるが、コスモスへの変身能力を得たムサシがコスモスに変身、ルナモードのフルムーンレクトで大人しくなる。しかし、突如現れたカオスヘッダーによって生体エネルギーを吸収された挙句、その生体エネルギーを元に生み出したコピーであるカオスゴルメデによって殺害されてしまう。
カオスゴルメデ
- 身長:54メートル
- 体重:6万9千トン
カオスヘッダーがゴルメデの生体エネルギーを元に作ったコピーで、頭に沢山の赤い突起があり、後頭部には大きな角が生え口からは「強力怪光」という破壊光線を出す。誕生直後に生体エネルギーを奪い不要になったオリジナルのゴルメデを用済みと言わんばかりに強力怪光で倒し、それがきっかけでコスモスを激怒させ、コロナモードとの戦闘の後ブレージングウェーブを受けて倒された。
また、劇中では披露されなかったが、腕力と脚力はオリジナルの数倍、酸素がわずかでも活動できる肺「アングラーラング」、マグマや鉱物を食べる事でエネルギーを溜めていく消化器「ビッグストマック」などオリジナルを凌ぐ能力が多数追加されている。
ゴルメデβ
- 身長:ゴルメデと同じ
- 体重:ゴルメデと同じ
第32話「悪夢の実験」に登場。以前登場したゴルメデの別個体で、体色が黄緑がかっているなど相違点がいくつかある。防衛軍の兵器工場から出た汚染水の影響で凶暴化しており、力もより強大になっているほか口から吐く火炎もより強力なものになっている。おまけに体質も変化しており攻撃を受けたりするとエネルギーとして吸収するという能力まで身に付けていた。ミサイルや麻酔弾、さらには新型麻酔弾「ドリームスリープ」までも吸収してしまうが、コスモスとの戦闘の後エネルギーを使い果たしフルムーンレクトで大人しくなったところを保護された。
その後汚染物質が取り除かれたためか体色が元のゴルメデと同じになっていた。
劇場版
ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE
ムサシが考案したプロジェクト・「コスモノア計画」でリドリアス・ボルギルスと共に遊星ジュランに向かうはずだったが、その途中にグローカー軍団が地球に襲来したためボルギルスや天敵であるリドリアスとも協力しグローカー軍団に立ち向かった。その後無事にロケットは打ち上げられ、リドリアス、ボルギルスと共にムサシ、コスモスの先導でジュランに向かっていた。
遊星ジュランで生活しており、他の個体や親子で暮らしている姿が描かれていた。
ウルトラマンZ
第22話に登場したナカシマ・ヨウコの履歴書に名前のみ登場。
ヨウコの乗ったセブンガーの活躍で捕獲されたと記載されている。
余談
資料によっては、『ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス』に登場したゴルメデはゴルメデβが成長した姿であると記述している。
デザインイメージは、第一期のシンプルなウルトラ怪獣で、甲羅がついたザラガスのような感じにしており、頭部の開閉ギミックはガボラをイメージしている
関連項目
古代怪獣ゴメス:鳥型とゴジラ型が敵同士なのも当然『ウルトラQ』のパロディ。『ウルトラマンX』第15話ではダークサンダーエナジーを浴びたゴメスが光線を発射しており『X』の作風的にもゴルメデβを思い出した人もいると思われる。