ザランガ
ざらんが
概要
鮭が卵を産卵する為に何万kmも海を泳いで生まれた川へと戻って来るのと同じように、元気で丈夫な赤ちゃんを出産する為に遥か彼方の星々から地球へと旅してきた宇宙怪獣の一種。
出産時期が近づくと体温が急上昇して母子共々死んでしまう恐れがある為に体を冷やす必要性から海などの水が豊富な惑星である地球を目指す習性を持っており、度々地球を訪れているらしく、江戸時代にも来訪したという記録が残っている。ちなみに漢字表記は「座濫駕」。
体温が上がりすぎると周囲の看板などが燃え出し、挙句近づいたコスモスさえ逃げる程の高温になり、さらに危機的状況になると体に溜まった熱を外へと放出する為に口から火球として吐き出して体温調節を行うようになる(ちなみに悪意はないとはいえこれが攻撃手段にもなっている模様)。
妊娠すると火薬のにおいを極端に嫌うようになる性質を持っており、本来海に降下する筈が、たまたまその日に花火大会が開かれていた影響で誤って離れた森林地帯に落下してしまった事でひと騒動を引き起こすことになってしまった。
落下の際に下半身が地面にめり込んで抜け出せなくなってしまった所をコスモスに助けられ、海へ急ごうとするあまり誤ってコスモスに体当たりしてしまい怒られそうになる(ルナモードのコスモスが拳を握るほど)一幕もあったものの、事情を知った事で一旦眠らされる(なお、ザランガが妊娠している事を知らされたコスモスはカラータイマーの点滅が不規則になるほど動転していた)。
その後TEAM EYESが何とか海へと搬送しようとするが、報道を聞いてやって来た野次馬連中の中にいたバカップルが(悪意はなかったとはいえ)放った花火の為に向きを変えてガスタンクの方角へと向かってしまい失敗。
更に最悪な事に体温の上昇で窮地に立たされるザランガであったが、そこへ慌てて登場したコスモスの『ルナコールド』で体を冷却してもらい、更に『トランスバブル』で海まで搬送してもらい事なきを得るのだった。
宇宙怪獣ベビーザランガ
身長 | 体重 | 出身地 |
---|---|---|
不明 | 不明 | にしはま海岸付近の海中 |
ザランガが無事に出産した子供で、生まれてすぐに親と同様に光の粒子を放出しながら飛行する能力を持つ。
生まれた後に親と共に宇宙へと旅立っていった。
関連項目
キングトータス フライングライドロン カンガルー怪獣パンドラ シャザック…同じく子持ちの怪獣。