カンガルー怪獣パンドラ
かんがるーかいじゅうぱんどら
第22話「子連れ怪獣の怒り!」に登場。
浅間山の人間が立ち入らない場所に巣を作って生息していた草食の大人しい哺乳類怪獣。食性は20本の木をいっぺんに食べるほどの草食性。
肩書はカンガルー怪獣だが、外見はカンガルーというよりはコアラに近い(一応コアラも有袋類だが)。
子供であるチンペを腹の袋に入れて守っているが、時折地上にも出現して樹木を食べる
性格は大人しく人間にも友好的で、自分から襲い掛かることはまずない。
外敵を察知すると、血液と同じ色をした黄色いガスを吐き出して相手の眼を眩まし、いざというときは口から火炎を吐く。また格闘能力も高く、7000mものジャンプ力や30階建てビルを倒壊させるキックを生み出す脚力を持つ。
また知能も非常に高く、薬草を練ることで負傷した人間を助けたこともあった。
崖から落下して負傷した人間の女性「優子」(演:中田喜子)を助けたが、優子が怪獣に殺されたと誤解した彼女の夫「藤波隆夫」(演:佐久間亮)に猟銃で弱点の尻尾を撃たれ、さらには子供であるチンペを殺されたことで怒り狂って凶暴化し、火炎で藤波のハンター仲間2名を焼殺し、人間に復讐を始める(その際に優子が夫に対して「あなたって惨い人ね!」と非難していた)。
ウルトラマンタロウとの戦いで命を落としかけたが、優子の説得を受けてタロウが発射したブレスレットリライブ光線で尻尾の傷が回復し、さらにチンペも蘇生したことで怒りを鎮め、チンペと共に地底にある怪獣の世界に帰って行った。その後、人間の世界に入ることが無いように、巣穴の出入り口はタロウの指示を受けた森山隊員の乗るスカイホエールによって塞がれた。
なお、藤波はパンドラ親子の件で改心してハンターの引退を決意した(ただしこの時銃を湖に不法投棄していたが)。
その後は『ウルトラマンレオ』第9話「宇宙にかける友情の橋」にて怪獣ショーに登場する怪獣の一体として登場した。
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