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プロフィール

本名ヨシュア・アストレイ→ヨシュア・ブライト
所属遊撃士協会
肩書準遊撃士(FC)→正遊撃士(FC終盤以降)
ランク準遊撃士8級(FC序盤)→正遊撃士B級(零)
年齢16歳(FC・SC)→17歳(the 3rd)→18歳(零・碧)→20歳(閃Ⅳ)
出身地不明(後述)
生年月日七耀暦1185年12月20日
武器双短剣
CV斎賀みつき

概要

「空の軌跡FC・空の軌跡SC」における主人公であるエステル・ブライトの義弟(ブライト家の養子)。「FC」時点より5年前にブライト家の養子となった。

「FC」冒頭において遊撃士試験に合格し、準遊撃士となり、後に正遊撃士へと昇格する。

人物

冷静な性格で、エステルのフォローに回ることが多い。エステルがヨシュアに対する思いを意識し始める前より以前、幼少の頃から好意を寄せていた。そしてこちらも自分に対する好意には非常に疎く、逆にエステルからの好意に気づかないという立場の逆転をさせてしまうこともあるなど、どこか複雑な関係でもある。慎重で忍耐強い一方で、その気になった際の行動力は非常に優れているが、悪く言えば味方でさえも付いていけなくなることもある。

出自ネタバレ

本名ヨシュア・アストレイ→ヨシュア・ブライト
所属結社《身喰らう蛇》 → 遊撃士協会
肩書執行者No.ⅩⅢ → 準遊撃士(FC)→正遊撃士(FC終盤以降)
ランク準遊撃士8級(FC序盤)→正遊撃士B級(零)
異名漆黒の牙(※結社在籍時代)
年齢16歳(FC・SC)→17歳(the 3rd)→18歳(零・碧)→20歳(閃Ⅳ)
出身地エレボニア帝国サザーラント州ハーメル村
生年月日七耀暦1185年12月20日
武器双短剣
CV斎賀みつき

過去

<この先ネタバレ注意、ゲーム内の時系列順に記載>

故郷

エレボニア帝国南部・サザーラント州にあるハーメル村で生まれて、姉のカリン、幼馴染かつ兄貴分のレオンハルト(レーヴェ)達と共に楽しい日々を過ごしていた。

しかし、そんなある日....

ハーメル村は突如、猟兵崩れの武装集団が襲われ、村人ほぼ全員は虐殺される。

レーヴェは追手を攪乱する為にいなくなり、ヨシュアはカリンと共に逃げたが、村の入り口に逃げた村人を始末する者が待機していた。

襲撃者に襲われたが、銃を奪って襲撃者を殺した。襲撃者は死ぬ前にナイフを持って襲ってきたが、カリンに守られて無事だった。

レーヴェが戻ってきた時、カリンはヨシュアにハーモニカを託して、ヨシュアが無事であることに安堵して静かに逝った。

レーヴェと生き残り、軍に保護された。

ハーメル襲撃は

武装集団がリベール王国製の武器を所持していたためにリベール王国による侵略行為と見なされ、前述の《百日戦役》が勃発するきっかけとなった。

その実は帝国内部の主戦派が猟兵団を利用して起こした自作自演の事件であり、

この事実を知った帝国上層部はこのハーメルの事件を一切口外しないことを条件として即座にリベールに停戦を申し込み、事件を起こした関係者を全員処刑し、ハーメルは地図からも消えた。

ハーメルの悲劇も参照のこと。

このように欺瞞に満ちた世の中、

姉、親、隣人の死、そして人の命を初めて奪ったショックで

6歳のヨシュアの心は壊れた。

心が壊れたヨシュアは言葉と感情を失い、食事もとらずに

ハーモニカを吹くだけで、他のことに興味を示さなくなった。

レーヴェの努力も空しく、ヨシュアは日に日にやせ衰えた。

そんなある日.....とある男が現れる。

「私が君の心を治してあげよう。ただし、代償は払ってもらうよ?」

魔法使いと名乗るゲオルグ・ワイスマンが現れた。

ワイスマンによって壊れた心は修復されるが、幼くして彼は暗殺者となった。

それから2年後、レーヴェと同じく結社《身喰らう蛇》に所属した。

更に2年間、結社の者としてその手を穢し、10歳のときに執行者No.13《漆黒の牙》と呼ばれるようになる。

その最中、狂信者の教団『D∴G教団』の《楽園》と呼ばれる拠点の1つをレーヴェと共に壊滅し、そこで監禁されていたレンと知り合い、彼女を結社で保護するようレーヴェに頼んだ。血こそつながっていないもののレーヴェと共にレンとは兄妹のような関係だった。

11歳の時、ワイスマンにリベール王国を救ったカシウス・ブライトの殺害を命じられ、

実行するも、撃退された。

ワイスマンの部下によって始末されかけたが、カシウスに保護されてブライト家の養子となる。

そして、エステルと出会う。

活躍

空の軌跡FC

エステルと共に遊撃士を志し、シェラザードの指導を受け16歳で史上最年少の遊撃士となった。

最初はエステルと共に故郷のロレントで業務をこなしていたが、カシウスの乗る飛行船が突如姿を消し、彼自身も行方不明になったため、真相を探るべくエステル、シェラザードと共にボース地方へ急行する。

実行犯が捕縛された後はシェラザードの助言(元はカシウスの言葉)で、ルーアン地方、ツァイス地方、グランセル地方を徒歩でエステルと共に旅立つ。

その中で王国軍情報部の暗躍を知り、彼らの企みを止めるため奔走。

最終的にグランセル城地下「封印区画」にて黒幕であるリシャールを倒す。

しかし、封印を解かれた太古の機械人形『トロイメライ』と交戦し、改心したリシャールやカシウスに助けられながらも、辛くも勝利を収める。

だが、その直後に、

さて、暗示を解くとしよう

生誕祭でワイスマン…結社第3柱・《白面》と再会し、

彼が今回の事件で背後から操っていたのであった。

そして、

ワイスマンの暗示によって無意識下でカシウスの動向を結社に報告するスパイとしてブライト家に潜り込まされていただけであったことを知る。

自己嫌悪に陥り、自分の過去が危険を与えると判断して、エステルの前から姿を消す。

※組織に報告する行動は一切覚えていないようワイスマンが暗示をかけていた

空の軌跡SC

密かにワイスマン打倒のため、策をめぐらせ、カプア一家と手を組んでエステルらとは別のルートから《結社》を追う。

そんな中でグロリアス潜伏の際、エステル、レーヴェと再会。

彼女とカシウスに説得され、ついにエステル達の元に復帰する。

改めてエステルを守ることを誓い、共にリベール全土を巻き込んだ事件の解決に尽力するが、このときに共闘していた七曜教会の神父・ケビンにある相談を行う。

「SC」における最終決戦の場「リベル・アーク」の中核塔にてついにレーヴェと対峙。

一騎討ちの末、一瞬の隙を突いて全力を込めた連続攻撃を行い、彼の剣・「ケルンバイター」を弾き落とし勝利した。

直後に現れたワイスマンによって埋められた聖痕で操られ、エステルを手にかけるところだったが、

なんと、その前にケビンに聖痕を消すよう依頼してこれを除去、ワイスマンの操作を跳ね除けた。

悪いがワイスマン、貴方が施した『聖痕』はもはや解けた。

そしてレーヴェの命懸けの助太刀もあったが、これにワイスマンは激高。レーヴェを《輝く環》の力をもって致命傷を与えると、そのままヨシュア、エステルをその手をもって始末するべく襲い掛かる。

だが、《輝く環》の力を最後制御できなくなったワイスマンは天使形態になり果てた末に、ヨシュアたちの猛攻によって敗れ去り、敗走する。

レーヴェに駆け寄るヨシュアだったが、レーヴェは致命傷を負い、臨終の状態だった。

ヨシュアに、「俺のようにはなるな」と戒め、エステルには「ヨシュアは芯が脆いところがある…だから、この先も支えてやってくれ」と言い、事切れる。直後にリベル=アークが崩壊を始め、ヨシュアはレーヴェとの別れの後、リベル=アークを脱出しようとするものの、エステルと共に最後の足場に追い詰められ、そこを巡洋艦「アルセイユ」に助け出された。

この一連の事件を《リベールの異変》と呼ぶが、エンディングでは《執行者》として犯した過去の罪の贖罪のためにゼムリア大陸各地をエステルとともに旅して回る。そのさなか、エレボニアに立ち寄り、今はなきハーメル廃村に建てられた慰霊碑の前にて、レーヴェの形見となった剣・ケルンバイターを供えた。

空の軌跡the 3rd

「the 3rd」以降はレンの行方を捜すために旅を続けていたが、そのさなかに「闇の国」に引きずり込まれ、脱出を図る。

零の軌跡

本作ではクロスベル自治州の遊撃士協会に臨時の助っ人としてエステルとともに来訪。このときにロイド特務支援課とは、魔獣事件で知り合う。

クロスベル創立記念祭では競い合い、さらにレンに関係する事件を通して、親交を深めることになった。

終盤、クロスベル市中を騒擾に陥らせた黒幕・ヨアヒム・ギュンターとの最終決戦においてもエステルと共に駆けつけ、特務支援課に力を貸すが、ヨアヒムとの戦いでは魔人化したヨアヒムに返り討ちにされる直前でレンが参上し、神機「パテル=マテル」の援護射撃でヨアヒムを怯ませ、ついには撃破する。

事件解決後はついにレンの説得に成功し、彼女を連れて3人でリベールへと帰国した。

碧の軌跡

終盤にて、ケビンの要請でクロイス家からクロスベル市を奪還するための作戦に参加。

ヨシュア、レン、パテル=マテルと共に《結社》の巨大人型兵器「蒼のアイオーン」と交戦する。

劣勢に追い込まれたところで、パテル・マテルの自爆攻撃により勝利したが、エステル、レン共々負傷し、クロイス家との決着はロイド達に委ねられることとなった。

閃の軌跡Ⅳ

「閃Ⅲ」では直接登場しないが、遊撃士のランクはB級相当でA級目前と言われている。

エステルと共に帝国入りする予定だったことがアガットから明かされるが、

ハーメル出身者でもあり、過去の功績からも帝国にとって軽視できない存在であることから帝国に入国拒否された。

「閃Ⅳ」では入国に成功。

リベールの無線接続実験をきっかけにエステル、レンと共にクロスベルでかつて共闘したロイド、エリィキーアと合流し、オルキスタワーに潜入して帝国の情報を探る。

その時に死んだと思われていたハーメルの**3人目の遺児**である**ヨハン**が生きていることを知る。

入手した情報をギルド総本部とリベール関係者に伝達し、クロスベルに来たⅦ組に助力することになった。

中盤、ミルディーヌ公女の招待による「千の陽炎」の会席が行われ、儀礼艦パンタグリュエルでの極秘会談に参加することになる。エレボニアのトールズ第Ⅱ分校に留学していたティータ、そしてエレボニアの遊撃士協会への助っ人でいたアガット、そしてサラ達と再会し、さらには特務支援課一同、リィン達トールズⅦ組とも邂逅を果たす。

更にアッシュ・カーバイドと名を変えていたヨハンと再会し、彼にハーメルでの真相を話すことになった(後述)。

会席のさなか、セドリック皇太子と、彼に協力する結社「身喰らう蛇」の急襲を受け、あわや万事休すの状況に陥ったところで、巡洋艦カレイジャス空中爆発にて死亡したはずのオリビエが、後継巡洋艦カレイジャスⅡとともに参上。状況を打破した。

その後はオリビエの提唱する《光まとう翼》におけるリベール遊撃士の代表のひとりとして、奮戦、最終戦では、幻想機動要塞への障壁を生む≪塩の杭≫のひとつを停止させるべく、エステル・アガット・ティータとともに出撃、停止に成功した。

全ての黒幕打倒後、オリビエとシェラザードの結婚式に出席している。

ハーメルの3人目の遺児について

その会席にてアッシュに語ったのは以下の通り。

ハーメルには子どもが4人、16歳のレーヴェ、15歳のカリン、6歳のヨシュア、そして3歳の男の子であるヨハンがいた。

そのヨハンこそがトールズ士官学校第Ⅶ組のアッシュ・カーバイドである。

ヨシュアも弟のように思っていたが、ハーメル襲撃事件でアッシュの実の親は死亡、アッシュも血だらけで倒れていたが実際は気絶しているだけで、生きていたのである。

非常時で周りを顧みる余裕もなかったためヨシュアやレーヴェもアッシュが生きていることに気付かずその場から逃げてしまったのであった。

それから14年後の今、アッシュが生きていた事、アッシュがその事が原因で大きな罪を背負ってしまった事に後悔と申し訳なさ・・・そしてそれ以上にアッシュが生きていた事が何よりも嬉しかった事を。

その事をアッシュに偽りなく話し、アッシュもその事実を穏やかに聞き受け入れたのであった。

余談ではあるがヨシュアは姉達と共に赤ちゃんだったアッシュの面倒を見ていたということもあり、空の軌跡the3rdの回想でブライト家に引き取られて間もない頃、幼いながら赤ちゃんのあやし方が上手だったのはこの頃の経験が生かされたためだと思われる。

終盤でもハーメル廃村での異常において、アッシュと共闘することになったが、このときにアッシュの実親の得意料理だったパンケーキの作り方を教えてくれと頼まれるが、ヨシュアは作り方を知っていたこともあり、快諾している。

バトルスタイル

登場作品を通じて得物は双短剣(ククリナイフとも見られる。)。パワーこそエステルやアガットに譲るものの、行動力の高さはほぼリベール組一で、その行動力とスキの小さいクラフトで手数の多さで攻めていくのが基本的な立ち回りとなる。

Sクラフト「秘技・幻影奇襲(ファントムレイド)」は飛び上がったあと三分身して、空中より敵陣に斬り込む技だが、硬直が非常に長いのが難点。(後継作品では一部マスタークォーツでの効果やアーツ『クロノバースト』使用し2回攻撃において発動することで軽減することができる。)

後の後継作品においての「スピード・回避系前衛キャラクター」の典型であり、同タイプではフィーシャロンクルトデュバリィリーシャと相並ぶ。

『零』エニグマでの固定属性は「時」。『閃Ⅳ』以後はアークスを使用するが、固定属性は時×2、風×1である。