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近鉄志摩線の編集履歴

2021/04/16 02:36:51 版

編集者:稲美 弥彦

編集内容:記述を修正。

概要

三重県の志摩半島を走る路線で、沿線には志摩スペイン村などの観光地を抱えている。

名古屋・四日市・津などから鳥羽まではJR東海関西本線紀勢本線参宮線などを経由して来ることもできるが、鳥羽から先は近鉄の独壇場である。

海沿いの路線だが、海が見えるのはごく僅かで大半は山間を走る。更にもともとがローカル私鉄として開業したために急勾配や急カーブがあり、特急であっても高速走行の可能な区間は非常に限られている。

伊勢志摩サミット関連

2016年5月に開催された伊勢志摩サミットに伴い、セキュリティ強化のため、同年5月21日の始発から28日午前7時頃まですべての列車が鵜方駅止まりとなった。ただし鵜方駅では折り返しが出来ないため、乗客を下ろした後回送列車となって、終点の賢島駅まで行きそこで折り返しを行う形態とした。運休区間は臨時シャトルバスによる代行輸送で対応。

路線データ

営業キロ鳥羽駅~賢島駅間、24.5km
所有・運営近畿日本鉄道
接続路線鳥羽線JR参宮線(鳥羽駅)
複線区間鳥羽-中之郷、船津-上之郷、志摩磯部-賢島
電化方式直流1500V・架空電車線方式
保安装置近鉄式ATS
最高速度130km/h

運行形態

特急列車と普通列車、観光列車「つどい」のみの運行。志摩線各駅のソラリーには「急行」も用意されているが、シリーズ21を除く車両の方向幕に「急行|賢島」の表示はない。そのため臨時列車であっても急行の種別は使用しない。一方でシリーズ21による「急行|賢島」表示は可能だがまだ実現していない。

臨時列車で3両以上の車両が入線する場合は、ホーム有効長の関係から特急停車駅のみに停車する。

普通列車は終日1時間に2本、特急列車はピーク時最大4本が運行される。

特急(近鉄特急)

大阪難波・京都・近鉄名古屋方面から賢島駅まで直通している。日中は大阪・名古屋発着が1時間あたり1本ずつの合計2本が運行され、朝と夕方には停車駅の少ない甲特急が加わって、最大片道あたり4本が運行される。

最大8両編成まで入線可能で、編成の向きを名阪特急基準としたために、編成の向きが大阪・京都発着便と名古屋発着便で逆になっている。

普通列車

終日1時間に2本が設定され、運賃を車内で収受する田舎型ワンマン運転を実施。鳥羽線山田線名古屋線に直通し伊勢中川駅や名古屋線白塚駅発着で運転される。

観光列車つどい

山田線伊勢市駅発着で運行されている観光列車。土休日の日中2往復のみの設定で、志摩線内の停車駅は鳥羽・鵜方・賢島のみ。

駅一覧

|:単線 ∥:複線区間 ∧:ここより上は単線 ∨:ここより下は単線 '∥:複線待避可能駅 ○:交換可能駅

駅番号駅名読み路線状況乗り換え路線
鳥羽線に直通
M78鳥羽とば'∥JR東海参宮線
M79中之郷なかのごう
M80志摩赤崎しまあかさき
M81船津ふなつ
M82加茂かも
M83松尾まつお
M84白木しらき'∥
M85五知ごち
M86沓掛くつかけ
M87上之郷かみのごう
M88志摩磯部しまいそべ
M89穴川あながわ
M90志摩横山しまよこやま
M91鵜方うがた
M92志摩神明しましんめい
M93賢島かしこじま'∥

複線区間は鳥羽~中之郷・船津~上之郷・志摩磯部~賢島間となっている。

近鉄志摩線の編集履歴

2021/04/16 02:36:51 版

編集者:稲美 弥彦

編集内容:記述を修正。