お玉(ONEPIECE)
おたま
能力
悪魔の実 | キビキビの実 |
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能力 | 自分のほっぺを団子のように分離させて、動物に与える能力を持つ。 |
団子はきび団子のようで、食べた動物はお玉に懐くようになりお玉の言うことを何でも聞く。あくまでも能力者であるお玉に懐くだけなので、他の人の命令は任意で無視できる。この団子は人間には効かないとのことだが、SMILEの能力者には有効で、スピードとババヌキにもきび団子を食べさせ、家来にしている(ルフィ曰く「半分馬だからじゃねェのか」)。
能力を使うときの掛け声は「きーびーだん」「ごっ!」。
なお、能力で造った団子は腹にたまらないらしい。
そのためある意味、ギフターズにとっては天敵となりかねない能力者である。
本編
町に買い物に出た帰り道に百獣海賊団と遭遇して持ち物を全部奪われ、腹いせに光月家の関係者と言ってしまったために彼らに自身の身も捕らえられる。しかし、ワノ国に漂流してきたルフィの戦闘により結果的に助け出されて、恩返しとしてルフィに食事を提供する。
実はお玉は普段から飯を食べておらず、用意していた米も師匠の飛徹がお玉の8歳の祝いとして特別に考えていたものであった。飛徹はルフィが米を食べたことに怒るも、お玉は恩返しとして正当なものだと主張するほか、川の水を飲むことで空腹を紛らわせる。だが、川の水はカイドウが建設した工場により汚染されてしまっていた。そのことを知りながら、お玉が九里を離れないのはある男を待っているからであった。
ルフィは飯を食べさせてもらった恩返しとして汚水を飲んで身体を壊したお玉を医者のもとに連れて行こうとする。その後、お菊やお鶴の治療で無事に回復し、お鶴から誕生祝いとしてご馳走になったお汁粉の味に感動するが、百獣海賊団のホールデムにその能力の有用さを見込まれてギフターズに連れ去られてしまう。
ホールデムに捕まってからは、彼女の能力を確かめようとした彼にペンチで頬を引っ張られる拷問を受けるが、そこにルフィに敗北した浦島が吹っ飛んできてホールデムの家を破壊。それに怒ったホールデムに人質として利用されてしまうが、一瞬の隙を突いたルフィに助けられ、きびだんごを食べさせた百獣海賊団のスピードに乗ってルフィと共におこぼれ町まで逃走した。
ルフィ達がおこぼれ町に食料を届けた後は、ルフィからもらった林檎を持ってスピードに編笠村まで送り届けてもらう事に。しかしその道中、スピードの離反を知ったカイドウに見つかり、スピードもろとも重傷を負わされてしまう。
その後はワノ国に到着したイヌアラシに保護され、チョッパー達の手当てを受け無事に回復した。
回復後はチョッパーやモモの助、お菊と共にルフィが捕まったという兎丼の囚人採掘場まで向かうも、その道中で海岸に打ち上げられ記憶を失っていたビッグ・マムと遭遇。ビッグ・マムこと“おリン”とはお汁粉の話で意気投合し、一緒に囚人採掘場に到着した。
ルフィ達が囚人採掘場を制圧した後は、看守長のババヌキにきびだんごを食べさせて家来にし、百獣海賊団の増援が来ないよう虚偽報告を行わせたその後、編笠村に帰還。
「討ち入り」決行当日は赤鞘九人男とモモの助を見送っているが、敵船から潜入して鬼ヶ島に乗り込み、うるティとページワンに倒されて窮地に陥った満身創痍のナミとウソップを救出し、二人に自身が提案した「ある作戦」を話す。
ある男
お玉が言うある男とは、ルフィの義兄のポートガス・D・エース。
4年近く前の飢饉にエースはやってきて村人に捕まり、食料と水を奪われる。その後エースは簡単に縄をほどき村人は復讐も覚悟したが、続く彼の発言により村人はエースがわざと捕まり食料や水を提供したと知る。その後、彼は数週間滞在してお玉は特にエースに懐いた。妖艶なくの一になる夢も、実現すれば海賊団の一員としてエースが海に連れて行ってくれると約束したからである。
ワノ国は鎖国国家という性質上、お玉は頂上戦争について知らず、エースの死も認知していなかったが、ルフィの口からその事実を告げられる。しかし急な発言であったため、エースが戦死した事実を受け止められなかったお玉はショックのあまり失神してしまったが、後の鬼ヶ島潜入において、ナミからエースがルフィの義兄であったと聞かされ驚いていた。(またエースの死を伝えたことに怒っていたことに罪悪感を抱いた)
この時エースが笠の作り方を学んだことが、後にリトルオーズJr.にプレゼントした大笠に繋がっていく。