概要
事の発端は「ビッグマム」シャーロット・リンリンが主人公モンキー・D・ルフィを追ってワノ国に向かった所から始まる。
情報力により侵入法を把握しペロスペロー達主戦力と共に滝を登ってワノ国に侵入したが「大看板」キングに船を蹴落とされてしまい、ビッグマム本人は海に落下してしまった(アニメではキングに対抗ようと船から鯉に乗り移ったが足を滑らせて落ちた)。その後九里へと漂着したが…
「ウウ……ここは…どこだい?」
「おれは………誰だい?」
なんと記憶を完全に失ってしまっていたのである
そしてその場に居合わせたお玉たちによっておこぼれ町に連れられ、お鶴からもらったお汁粉に喜んだ。その後はチョッパーに「兎丼にお汁粉がいっぱいある」と口から出まかせを教えられた事で張り切り、彼らと共に兎丼へと向かう。
性格
記憶を失っているため、海賊時代の残虐さ、悪辣さは無くなっており、幼少時代の素直で食いしん坊なだけの性格になっている。
「もしリンリンが海賊とならずに老年期まで生きたら」というIFの姿が、このおリンとしての人格なのかもしれない。
戦闘能力
上記の通り記憶を失っているため、悪魔の実の能力や覇気の使用は不可能と思われる。(実際劇中での使用は無かった。)
では弱いのか?と言うと
全くそんなことは無い
ビッグマム時代のフィジカルはそのままなので怪力や身体能力は健在。百獣海賊団の大看板クイーンをたった2撃で倒すなど記憶を失っても規格外。
その後
兎丼に到着したおリンは兎丼の鋼鉄の扉をぶち壊して中に入り、お汁粉をよこせと言った事で怒って変身したクイーンを2撃でのした後無事にお汁粉の鍋をゲット!
…………したはいいのだが、中身は前日にルフィが完食してしまっていた為空になっていた。そしてルフィが食べたことを知ると激怒してルフィに襲いかかる。
というのもおリンがお汁粉を求めてここに来たのは自分が食べたかったというのもあるが、それ以上に自分に親切にしてくれたおこぼれ町の人達に食べさせたいという善意だった。
そして逃げるルフィを追う中、意識を取り戻したクイーンの無頼男爆弾を脳天にくらった衝撃で記憶を取り戻した。
その後、凶悪なババアに戻ったビッグ・マムであるが、別に「おリン」時代の記憶を失ったわけではないらしく、城内部でお玉と再会した際には嬉しがり、彼女の口から百獣海賊団がおこぼれ町を焼き払った事を知った際には同盟を忘れて憤慨している。
「おお あのお節介で薄汚ェ『おこぼれ町』の貧乏臭ェ"お鶴"の少量のおしるこの味は忘れねェよ! うまかった」
まるでツンデレである。
こういった優しいおばあちゃんとしての側面は、プロメテウスによれば10歳以下の子供にはたまに見せる「マザー・モード」らしい。