「犠牲無き世界など ありはしない」
「気づかないのか 我々は 血の海に 灰を浮かべた地獄の名を 仮に世界と 呼んでいるのだ」
プロフィール
概要
性格は冷静沈着で、戦い方も慎重である。十刃の中では藍染に対する忠誠心は高い方である。
ちなみに従属官の三名とは破面になる前から一緒に活動しており、メスの虚はオスの虚に襲われやすいためそれを防ぐためハリベルが集めたことで成し得た集団である。
この頃からハリベルの容姿は破面の時と大差なく、顔に至っては人間のそれであった。
容姿
顔の下半分がマスクで覆われ、上半身は腕まで肌が隠れているが、胸部の下半分(下乳)から肌が露出され、下半身は長いズボンで覆われているが、腰に巻いたベルトで支えている感じで、スリットというには大胆に両腰部分は露出され、前部分も辛うじて隠れている。
そのあまりの過激さ故に、アニメ版では服の修正が入り、胸の一部にも仮面をつけられ、露出が抑えられた。
皆さんの予想通りpixivではほぼ全てが原作デザインで描かれている。
なお、メイン画像はアニメ版のデザインである。
ちなみに虚なら誰しも孔があるのだが、彼女にはそれが見当たらないことが一時期話題となった。後の設定集にて、孔の場所が"子宮"(正確には子宮が位置する下腹部)にあることが判明した。
帰刃『皇鮫后(ティブロン)』
解放すると顔の仮面が消え、下半身は細いプレートを並べたようなスカート状に、上半身はブラジル水着のような姿に変わり、右腕が鮫を模した大剣となる。速い話がビキニアーマーである。
能力は大量の水を操り、総てを押し流すというもの。破壊力・攻撃範囲共に、十刃内でもかなりのレベルと言えるだろう。
- 灼海流(イルビエンド)
氷を溶かして水に変える。対戦相手が日番谷だったため、作中最も使用された。
- 断瀑(カスケーダ)
高水圧の激流で相手を叩き潰す。
アニメ版ではルピを破った「千年氷牢」を逆用し、水分量を増した更に強力な断瀑を使用した。
- 戦雫(ラ・ゴータ)
刀身から水の塊を放つ。
本編での動向
空座町決戦
十番隊隊長日番谷冬獅郎と戦闘。一度は冬獅郎の氷天百華葬により氷漬けにされるもワンダーワイスの叫び声によって氷天百華葬が砕かれ、戦線復帰。その後は外部より来た猿柿ひよ里、矢胴丸リサも交え3対1の戦いになるも、互角以上に渡り合った。しかし、この時点ですでに破面の力に失望していた藍染惣右介に裏切られ斬られてしまう。藍染に裏切られた怒りから反撃するも、目の前にいる藍染は鏡花水月による偽者であり、背後にいる藍染から2撃目を食らってしまい、あえなく戦闘不能になり地上に落下した。なお藍染からは「君ごときが私に2度も刀を抜かせるな。」とあしらわれてしまっている。可哀想。
小説によれば織姫の治療により生き延びており、同じく織姫の治療で生き残ったアパッチ、ミラ・ローズ、スンスンと共に虚圏に帰還したとのこと。
千年血戦篇
バラガンに代わり虚圏を収めていたが、虚圏に攻め入ってきたユーハバッハたち滅却師集団に敗北し、捕えられてしまった。
本編ではそれっきり放置されていたが小説『Can't Fear Your Own World』で霊王護神大戦終戦後、京楽とネリエルにより釈放され、再び虚圏に帰還し産絹彦禰と激闘を繰り広げる。
破面になる前
前述の通りアパッチら三名とは藍染によって破面となる前から共におり、襲ってきた虚を四名で協力して倒していた。
虚圏では強くなるために他の虚を殺して喰らうことが当たり前だが、彼女は誰かを殺して力を得ることを良しとせず、一人で倒せないならみんなで倒せばいいということでアパッチらとともに行動していた。
しかし彼女単独でも普通に強く並の虚ならば一撃で両断できるほどの実力は持っていた。
その実力の高さから虚だったころバラガンからは目をつけられており、何度か接触され軍門に下るか目の届かぬところに消えるかの選択肢を投げつけられている。
その時彼女に気安く触れた虚の顔面を切り裂いており、そのことがきっかけで恨みを持ったその虚が破面となったのちハリベルは彼に復讐されている。
最上級大虚だったハリベルでも破面となった彼には歯が立たず、助けに入ったアパッチ、ミラ・ローズ、スンスンら三人は瀕死に陥る、先述の考えを持ち強くなろうとしなかったことを後悔し彼にとどめを刺されかけるがすんでのところで藍染惣右介に助けられる、そして彼から「犠牲を生みたくなければ力をつけることだ」、「我々と共に来るといい、君を理想のもとへと導こう」と言われハリベルはそれに従ったことでアパッチらと共に破面になった。
関連イラスト
通常時(原作デザイン)
帰刃時