概要・ビジュアル
初出はDQ4。上半身はブラジャーのみ、下半身は腰に着けた金輪上のアクセサリーから股間にかけて長い布を通し、前後に垂らしただけの衣装、という露出度が非常に高い装備品。(布の下にショーツを身に着けているのか否かは不明)
シリーズによっては下半身の衣装が、ビキニの前後に半透明の布を取り付けただけのものもある。
DQ8では2D時代のデザインを3D化で忠実に再現するのはさすがに憚られたか、ビキニにパレオを巻いたような形状をしている。
ゼシカが装備するとグラフィックが変わるのでハアハアした人も多いはず。
しかしこれでもまだ規制が足りなかったようで3DS版では更に露出部分が減っている。
DQ9では通常のものはパレオタイプのデザイン。また、リッカの宿に泊まりにきたマーニャから、彼女の服と同じデザインのものをもらえる。アイテム名はマーニャのドレス上・下。
DQ11ではセーニャの専用装備。装備するとグラフィックが変わる。
ドラゴンクエストライバルズエースではミレーユの別衣装。
ダイの大冒険では、レオナがベンガーナで試着している。ただし、2020年度版では天使のレオタードに変更。
スペック
4では守備力は低いがマーニャの初期装備であり、300Gで売れるので最初の金策に役に立つ。
人気の踊り子の衣装という事でプレミアがついたのかと思いきや、キングレオ城で回収出来る踊り子の服も同額で売れるため、単に金銭価値が高いらしい。
説明書に書かれているヒントでも「初期装備である踊り子の服を売って装備を整えろ」と書かれるあたり、換金アイテムとしての意味合いを強調されているのだろう。
ただ、もしあの世界にオークション制度があったら言い値で買おう的な紳士が続出しかねない。
DQ5以降はなぜかくさりかたびらよりも高い守備力を持つようになる。
攻略本によると「宝石が多数あしらわれていて見た目よりも防御力が高い」という多少無理のある説明だが、なにぶんシルクのビスチェが金属鎧を凌ぐ防御力を持つ世界である。こまけぇこたぁいいんだよ。
8では着せ替えだけでなく登場時期に恵まれているせいもあり充分実用に耐える
この防具の入手時期において錬金でもこれ以上のゼシカ用鎧を調達できない為。
余談
この衣装は、たびたび「ふんどし」と揶揄される事がある。
DQ4コママンガ劇場の衛藤ヒロユキの作品内で、マーニャの下布に動揺した男性陣を落ち着かせるため、なぜか勇者が大根を持って「ふんどし!!」と叫ぶシーンがあり、踊り子の服=ふんどしとして印象付けた。
なお、同様のポーズがDQ10において実装された。
公式が一番混乱しとるわ!
しかしそのDQ10ではデザインは用意されたものの、結局「大人の事情」で実装できなかったそうである。DQXはCERO Aであり、このまま実装するとCEROからお叱りを受けてしまうと判断されたのだろう(前例もある)。ゆえに、DQHがCERO B(セクシャルアイコン付き)になった主な理由ということになる。