概要
第9回「重なる思いって、なに?」に登場。
これまでの怪獣の例に漏れずメカニカルで、オーソドックスなドラゴンの姿をしている。全身はメッキ処理をされたような金色で、総じてこれまでの怪獣の中ではかなり派手な怪獣である。
物体のサイズを縮小・拡大能力を持っているが、その能力の行使する際も光の粒子が発生せず、口からブレスを放つことで能力を行使する。また拡大されたレコードやギター、ハンガーが壁にめり込んでいたのに、元のサイズに縮小後は、レコードやギター、ハンガー、壁ともに損傷がないので、拡大した物体に透過能力を持たせられる。
最初はスーツケースの中に入るほど小さかったが、山中暦やガウマとまともに相談できないうちに、次第に巨大化していった。それでも他の怪獣と比べればかなり小さいのだが。ちなみに自分を縮小する能力は第9回時点ではない。
その大きさになると既に持っていた飛行能力を使い、ちせを背中に乗せての飛行も可能となった。
活躍
冒頭、突如として寝起きの飛鳥川ちせの前に現れ、ちせの私物を拡大、縮小していた。
その後どういう訳かちせの言葉を理解し、彼女の言うことに従い行動する様子を見せる。それを見たちせは「人の言葉が分かる大人しい怪獣」と判断。そして部屋にあったポスターから、ゴルドバーンという名前を付けられた。
ネタバレ注意
第8回終盤の翼竜型になったバロックパールが登場していたので、第2回でちせが拾ったバロックパールが成長した姿だと推測される。
ちせの情動を反映して行動するために、ちせにとって「忌まわしい」アヤメ中学校を襲いかけている。このためにインスタンス・ドミネーションを行使できないちせでも、感情のコントロールで操ることが可能で、アヤメ中学校襲撃を止めさせたり、お座り、伏せ、お手が出来る。……犬かよ。
また、元が怪獣であるグリッドナイト同様に怪獣優生思想メンバーでは操ることが不可能で、シズムが試すも、「拒否された」と語っていた。
当初は夢芽を襲っていると蓬に勘違いされ、ダイナソルジャーでタックルされてしまうも、水門から落ちた夢芽を救ったことで無害な怪獣と判断された。更にダイナストライカーを救出し、ちせが「この子は私の友達です!」と紹介したため、ガウマ達にも受け入れられた。
盾形態に変身できるほか、ダイナゼノンやグリッドナイトと合体してカイゼルグリッドナイトになる。
第9回冒頭でちせがバロックパールのことを打ち明けれず、ガウマ隊から孤立する悪夢から目覚めた時には既に誕生しており、そんなちせの情動から生まれた怪獣が合体の要となる能力を有していたのはある意味必然だったのだろうか。
余談
前述のように名前の由来はちせの見たポスターが由来だがこれに加えて金を意味するゴールド(ゴルド)+竜を意味するワイバーン(バーン)の複合も由来の1つと考えられる。
関連タグ
宇宙竜ナース:体色と頭部の形状が似ている。
風雷丸、トライコンドル:合体の仲介役となるサポートロボット繋がり。
ライフ・ストリーム・ドラゴン:初期から主人公の仲間ではあったものの、選ばれし者では無かったキャラクターが遅れて手に入れた、「選ばれし戦力」繋がり。体色も心なしか似ている。しかしながら、そのフォルムは進化前の方が近い上、その進化前に相当するものがゴルドバーンには存在しない。
黄金竜ゴルゴン:同じく黄金龍型の合体のサポートロボット