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グラトニー(鋼の錬金術師)の編集履歴

2021-07-10 15:57:45 バージョン

グラトニー(鋼の錬金術師)

ぼうしょく

鋼の錬金術師のキャラ

鋼の錬金術師の登場人物。(右側の人物)

CV.高戸靖広(2003年)、白鳥哲(FMA)


ホムンクルスの一人。敵キャラ。

七つの大罪の一つである「食欲(暴食)」を司り、ハゲ頭に真っ白い目、下半身が短小でずんぐりむっくりとした体格をしている。

ウロボロスの刻印は彼らしくにある。


常に空腹を訴えており、決して満たされることのない無尽蔵な食欲の持ち主。口癖は「食べていい?」。どんな堅い物質でも、煎餅のように噛み砕いて食べてしまう(特に旧アニメ版では強調されており、建物のを食い破って穴を開けたりしている)。グリードの盾を噛み砕けるかどうかは不明。


物語序盤から登場し、ラストと行動を共にしていた。主な役割は不穏分子の抹消であり、ウロボロス組の中では実力行使の際に動かされる戦闘員のような存在である。

知性は幼児程度しかなく、自分から動くことはない。その一方でラストを母親のように慕っており、ラストが物語から退場するまでほとんどの行動を共にしていた。ラストが退場して以降は、エンヴィーラースとともに行動している。


戦闘力は高く、そのずんぐりとした体格に似合わず高い瞬発力や跳躍力を持ち、片手で大人の肋骨を圧し折れるほどの握力や、突進煉瓦製の分厚い壁を破壊し列車のコンテナをへこませるほどのパワーを発揮できる。

また嗅覚も非常に鋭く、かすかな血の臭いも敏感に察知できる。

一方で、先述した通り本人が脳筋極まりないため、あまり戦闘スキルは高い方ではない。宝の持ち腐れ。


性格も幼いが、他のホムンクルス同様に人を殺すことに関してはまったく頓着しない……というか、好物は人間。とくに若い女の子が好みらしい。(もちろん食欲的な意味で。「肉がやわらかくておいしー」とのこと)


よくもラストを!!

その正体は『お父様が作り損ねた真理の扉の失敗作』とされる。

普段は割と温厚なグラトニーではあるが、怒り狂うと「おのれ! 許さんぞォォ!」と口調が変わり、胴体の真ん中が裂けて非常にグロテスクな姿へと変貌する。この状態では胴体の裂け目から肋骨(?)を伸ばし、その範囲にあるものをすべて丸呑みにしてしまう


丸呑みにされると、真理の空間とは異なる、無尽蔵に広がる謎の空間へと移されてしまい、通常の方法ではそこから出られなくなってしまう。グラトニー本人さえ一度呑んだ者を自分で吐き出すことはできない。

作中でも「呑む」と「食べる」は別物であると語られている。


エドリン・エンヴィーは一度グラトニーの腹の中に引きずり込まれたが、エドの機転によって内部からの脱出に成功している。

最終決戦では、プライドとともに尖兵としてエドたちに夜襲を仕掛けるも苦戦を強いられ、追い詰められた矢先でプライドに食われて吸収されてしまった


アニメ03年版の独自設定

賢者の石を精製するための器として生み出された。原作でも同様の設定だが、旧アニメ版においてはグラトニーに捕食された人間のは、その未練によりグラトニーの内部で賢者の石に生成されるという悍ましい設定が付属している。彼が執拗に人間を喰らうのも、底なしの飢餓に苛まれているのも、全ては賢者の石の錬成の為である。

そのため、彼自身のベースとなった人体錬成の失敗作は存在しないものと思われる。

年齢としてはエンヴィーやグリード、プライドよりは下だが、少なくともスロウスが完成した時には既にラストと共に暗躍している。


終盤にラストが死んでしまったことに絶望しきってしまい、完全に心が折れて狼狽えるばかりになり、唯一のとりえである捕食すら行わなくなってしまう。

その醜態にしびれを切らしたダンテにより改造を受けて精神を奪われて暴走、賢者の石化したアルを吸収しようとしたが、傷の男の残した力により顎を消し飛ばされて失敗。


そして最終回でダンテを捕食したらしく、続編である映画版『シャンバラを征く者』では、ダンテの本拠地跡で真っ白でグロテスクなサンショウウオのような醜い怪物と化していた。どうも地底都市で石や建物ばかり食べていた結果、元の姿すら保てなくなったらしい。あとダンテを食ったのもなにがしかの影響が出たのだろうか?

最終的にはラース(大総統ではない)に倒され、『扉』を開くための代価としてラースともども消滅した。


関連タグ

鋼の錬金術師

ホムンクルス デブ 大食い

七つの大罪 暴食

ラスト エンヴィー グリード プライド ラース スロウス

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