概要
平成ライダー初の劇場版。2001年9月22日公開。「G3-Xの装着者・氷川誠」と「G3システムの開発者・小沢澄子」が物語の中心であり、実質氷川が主人公とも言われる。
テレビ本編に先駆け、バーニングフォーム、シャイニングフォーム、エクシードギルスが登場する。
10月1日にはTVにて本作の宣伝を兼ねたTVSP『新たなる変身』が放送された。
また、藤岡弘、が警視総監役でゲスト出演している。
・最強フォームの先行登場
・大勢の同型敵との立ち回り
これらの要素は後の平成ライダーシリーズ映画にも引き継がれた。
主題歌はウルフルズによる「事件だッ!」。作中ではピアノアレンジも伴奏されている。
作中での時間軸は深海理沙がG3ユニットの研修に訪れたのが9月27日(DC版にて)、G4がG3ユニットの前に姿を見せたのが11月11日(真魚の携帯の日付表示)である。
あらすじ
無数のアンノウンが研究施設を攻撃。人々が殺戮されていくなか、“超能力”を発揮して逃亡する2人の少年少女、レイと沙綾香。その頃、G3ユニットに新しいメンバーが加入することが通告された。新たなるメンバーの名は深海理沙。果たしてその目的は一体何なのか。激増するアンノウンを前に、突如、封印されていたはずのG4システムが出現してアンノウンを撃破し始める。しかし、その結果、大いなる危機が…。翔一・誠・涼・真魚たちが出逢った二人の少年少女。アギト・G3-X・ギルスそして新登場のG4。複雑に絡み合うそれぞれの運命の結末は!?
TV本編との関連性
作中での出来事は7月~11月の時系列にあたる。葦原涼は第32話(8月の出来事)での蘇生以降、変身による後遺症はなくなっているが、本作ではいまだ後遺症に苦しんでいる。
また前日談のTVSPで行われたアギト捕獲作戦がTV本編で違う形で行われている、木野薫が登場したのが10月前後だが本作で姿を見せていないといった点から、TV本編とはパラレルワールドの話であると思われる。
仮面ライダーG4
本作限定の仮面ライダーとして仮面ライダーG4が登場する。
装着者は陸上自衛隊員の水城史朗。アンノウン相手に圧倒的な戦闘力を発揮するが、装着者への負荷が大きく使用し続けると死に至るという危険な物。そのため開発者の小沢はG4を封印したが、設計図が自衛隊の手に渡り完成させられた。
関連タグ
今作⇒EPISODE_FINAL(次回作)