概要
日本からアメリカに留学しているアメリカのポップカルチャーをこよなく愛する音楽と乗り物が好きな15歳の女子高校生。実家はかなり裕福らしく、沢山のペットに囲まれる生活を送っていたが、習い事漬けの日々をつまらないと感じていたようだ。
主人公のジャックを迎えに来ていたアーシーを普通のバイクだと思いこんで絵を描いていた、というそれだけの理由でオートボットとディセプティコンの戦いに巻き込まれてしまった。だが、本人はこの事を楽観的に捉えオラワクワクしてきたぞと言わんばかりに楽しんでしまっている。
これまでの人間側のヒロインもトラブルを起こすが、それを上回る行動を取ることが多い。
任務中に尾行してはシャドーゾーンに迷い込んだり、ジャックの母ジェーンが基地にいることがイヤでバルクヘッドたちに付いてきたり、洞窟に1人入り込んだりなどトラブルを起こすなど勝手行動が多い。性格もやや我儘で自分の犯した行動をジャックの責任に擦りつける。
そのせいか本気で彼女を嫌う視聴者は少なくない。
しかし、その行動力は仲間を救う事も多く、ハードシェルに追い詰められたホイルジャックを助けるために彼の愛機スターハンマーに搭載されているミサイルで撃退した。その一件でレッカーズの一員として認められた。
趣味はギター演奏と携帯で写真を撮る事。苦手な教科は社会科。ちなみに原語版では「Miko Nakadai」と表記されているが、日本人から見れば「ナカダイ・ミコ」(仲代ミコ?)が正しいと思われる。日本では単に「ミコ」だけなので、pixivにおいてもミコとタグがつ付けられている。
ちなみに企画段階ではミコ・テヅカという名前であり、2015年にタカラトミーモールにて限定販売されたマスターピース版クランプダウンの取扱説明書内のストーリーには手塚ミコという婦人警察官が彼のパートナーとして登場。容姿こそ不明だが、『トランスフォーマープライム』のミコに似た奔放な性格であることが話中から窺える。
ボケミコ夫妻
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実写映画版におけるサムとバンブルのようにミコはボケことバルクヘッドとパートナー関係を築いている。しかしその関係は「相棒」や「親友関係」というよりはむしろ「恋愛関係」に近い。第19話では岩盤を支えるため動けないバルクヘッドに対し「バルクヘッドを置いていけない!」と涙を流し、第21話では記憶が消えていくバルクヘッドに対し「私のことは…忘れないで・・・」と彼に寄り添ったりした。そんなバルクヘッドの記憶を完全に取り戻す鍵となったのは彼女のギターの音だったという。
そのためpixivではボケとミコとのカップリングのイラストが多数投稿されている。
その後
惜しくも日本未公開となった続編の『ビーストハンターズ』では、スタースクリームからエイペックスアーマーを奪還して自ら装着し、彼を圧倒する活躍を見せた(第58話より)。また、ホイルジャックとウルトラマグナスの関係を取り持つのに悩むボケをサポートするなど夫妻ぶりを発揮。最終話ではエイペックスアーマーを纏いジャックやラフと共にオートボットを援護、戦闘が終わりサイバトロン星が再生した途端何事も無かったかのようにいけしゃあしゃあと鞍替えしようとしたノックアウトを文字通りノックアウトした。そして、ラチェット以外の全員がサイバトロン星に帰還する事になり、涙を流してボケを見送った…