知性の青き泉! キュアアクア!
CV:前田愛
概要
『Yes!プリキュア5』およびその続編『Yes!プリキュア5GoGo!』に登場した、作中5人目のプリキュア。
サンクルミエール学園に通う中学3年生の水無月かれんが変身する。イメージカラーは青。(→青キュア)
プリキュアオールスターズでは通算10人目のプリキュアとなる。
青色が好きだったり、頼りがいのありそうなお姉さんとしての容姿が好きな子供、そして年上キャラが好きなファンが多い。
変身前は中学3年生でのぞみより先輩であり、変身時は知性のプリキュアであるため、リーダーのキュアドリームを差し置いて、司令塔の役割も担うこともある。
(事実、ドリーム=夢原のぞみは、当初アクアをリーダーに据えるつもりであったが、辞退されたという経緯がある)
プリキュアたちの中では比較的冷静な状況判断、毅然とした態度を取っている。
『Yes!プリキュア5』では、1〜4話にかけて主人公たちが連続してプリキュアに変身できた。しかし、かれんは5話で変身しようとしたものの、余計なことを考えてしまったために変身できなかった。そのため、自分にはプリキュアの資格が無いのではと悩むシーンもあった。心から仲間たちを救いたいという気持ちで、1話挟んだ6話目に初めてかれんは変身できるのだった。
戦闘スタイル
攻撃の属性は水で、水流を操る能力を有する。
水流を利用して仲間を救出したり、攻撃のサポートをしたりと、能力の汎用性も広い。
プリキュアシリーズでは主に素手で戦い、アイテムは必殺技を出すための道具であるため、剣や銃といった武器が登場することはなかった。しかし、彼女は珍しく中盤に追加されたアイテム「アクア・リボン」を剣として使用したことがある。
その時は愛馬チャーリーに騎乗し、ナイトメア幹部ハデーニャと騎馬戦を繰り広げた。
知性のプリキュアながら熱いシーンである。
劇場版でも、自身のコピーであるダークアクアと剣戟を繰り広げている。
とは言うものの実は武器に頼らないステゴロでの強さにも定評があり、一部ファンからは
「中の人が前田愛ならぬ前田日明」
とも評される無双振りを発揮する事もあったりする。
アックスボンバーや延髄斬りなどのプロレス技も披露した。
世間的には「深窓の令嬢」と言うと触れたら折れそうなイメージを持たれる事が多いが、その後の後輩たちに受け継がれる「令嬢最強伝説」の始まりになったのが彼女である。
また、キュアルージュとの鉄壁の連携も印象深いが、元々ライバル同士だった相手がいざタッグパートナーになると無類の爆発力を発揮する…というのもプロレス界では少なからずあること。
必殺技
掛け声は、「岩をも砕く乙女の激流、受けてみなさい!」
- プリキュア・アクア・ストリーム
- 激しい水流を生み出し相手にぶつける。
- プリキュア・アクア・トルネード
- アクア・リボン使用時の技。アクア・ストリームの強化版。
- (構図は下記の関連イラスト1枚目)
- プリキュア・サファイア・アロー
- 『Yes!プリキュア5GoGo!』から使用。水の矢を射る。射る矢の本数は1本とは限らず、無数に見せた事もある。また、ASでは一般的な大きさを遥かに超えた巨大な矢を発射している。
無印版とGoGo版との違い
(画像左:無印 画像右:GoGo!)
『Yes!プリキュア5』(無印)と『Yes!プリキュア5GoGo!』ではコスチュームのデザインが大きく違っている。というか、変身のための力の根源も異なるので、もはや別のプリキュアである。
デザインモチーフとしては無印版は「蝶」、GoGo版は「薔薇」である
しかし、名前は同じ「キュアアクア」なので、この項目ではあわせて扱っている。
どちらのバージョンのイラストもタグは「キュアアクア」で混在しているので、どちらかのバージョンに限定して検索したいときは、作品名タグを入れるなど工夫が必要だろう。
フォームチェンジ
- スーパープリキュア(キュアアクア)
映画『Yes!プリキュア5鏡の国のミラクル大冒険!』で登場したパワーアップフォーム。
コスチュームのフリルが増量され、背中に大きな蝶の羽が生える。
『Yes!プリキュア5GoGo!』TV本編の47・48話にもこのフォームが登場した。
- キュアレインボー(キュアアクア)
映画『プリキュアオールスターズDX2』で登場したパワーアップフォーム。
シャイニングドリームと似た方向性の新しいコスチュームが書き下しされた。
『DX3』でも同じフォームが登場する。
自動車の車種として
スマイルプリキュアではサニーとマーチが日産の車種ということでNISSANコンビというタグがある。アクアは2011年にトヨタのハイブリッドカーとして登場した。販売会社が違うものの、自動車の車種にプリキュアの名前を使われるのは3例目でかつ、自動車の名前が後に登場した1例目となった。
(実はその昔トヨタにカレンという車があったのだが…)
関連イラスト
変身前の姿と変身後の姿のタグの使い分けに関する注意と配慮について
プリキュアに変身した後の姿しか描かれていないイラストに対して、変身前の姿である『水無月かれん』等のタグを付ける行為は、変身前の姿のイラストだけを見たい人にとっては検索妨害になってしまうので、そのような行為は避けるべきである。
また、変身前の姿しか描かれていないイラストに対して、変身後の姿である『キュアアクア』のタグを付ける行為に関しても同様に避けるべきである。
中にはもちろん、変身前後の姿の両方のタグが付けられている事を気にしない人もいるだろうが、検索の際に気になるという人もいるため、そのような人への配慮としてタグの使い分けをしっかりと行う事が推奨される。