スペースペンドラゴン

すぺーすぺんどらごん

スペースペンドラゴンとは、『大怪獣バトル』に登場する宇宙輸送船。

スペック

全長	40m
重量	不明
最高速度	不明(少なくともネオマキシマ・ドライブ使用時は星系間を数日〜数週間で航行可能)
乗員	不明

概要

宇宙開拓組織ZAPが使用する惑星間物資輸送を目的とした宇宙船。

元々は半世紀前に発生した宇宙規模の怪獣災害「ギャラクシークライシス」の際に配備された対怪獣用宇宙戦艦であり、後述の武装に加えて強力な動力機関オメガジェネレーターとネオマキシマ・ドライブエンジンを搭載しており、長距離の宇宙航行を実現させている。ただし300万光年離れた光の国へはエンジンを全開にしても到着には何十年もかかってしまう。(逆に言えばたったの数十年で300万光年を踏破可能)

輸送艦らしく機体下部に輸送用展開式のカーゴユニットとレーザーネットを持つ。

船内には長距離の船旅に対応できるよう乗員の個室や医務室、トレーニングルームも設置されている。

『NEO』にてペダン星人ダイルが召喚した無人改造ドックでPD-MOD（ペダンドッグモディファイ）に改造される。

「ウルトラギャラクシー」から25年後の『大怪獣バトルウルトラコロシアム』では後継艦のスペースペンドラゴンMk-Ⅱが登場し、『大怪獣バトルウルトラアドベンチャー』の時代でも現役で使用されている。

武装

対アステロイドレーザー砲

その名の通り小惑星を破壊するために使われるレーザー砲。

後にPD-MODにより改造され、ベムスターにダメージを与える程に強化される。

ワイバーンミサイル

小型ミサイル。もともと怪獣用の武装であるためサドラの群れを全滅させられるほどの威力を持っており、メビウスに登場したスペシウム弾頭弾と同等の品物と思われる。

後にPD-MODにより対アステロイド砲と同様の改造を受ける。

ハイパーオメガ砲

機体の主砲。戦艦時代の名残で、当初は砲塔のみが残されていた(スピーダーαの搭載位置にあり、発艦させないと発砲不可能)が第6話でクマノの修理によって一発のみ発砲可能という状態で復活。リトラとの共闘でガンQを撃破するがそれによって修理不可能な程破損し使用不能になる。

まぁ言ってしまえば円谷版波◯砲。

ペダニウムランチャー

PD-MODに改装された際ハイパーオメガ砲の代わりに(勝手に)付けられた武装。

威力は非常に高くベムスターを小惑星ごと消し飛ばすほど。ペンドラゴンは戦艦ではないというクルーの意向で一度は封印されるも、その後レイオニクスハンターとの戦いで開放された。

ドラゴンスピーダー

艦首と艦後部に搭載している小型戦闘機。艦首の物がドラゴンスピーダーα、艦後部の物がドラゴンスピーダーβ。惑星探索などに用いられる。武装はレーザー砲のみと貧弱だが機動性は高く、パイロットの腕次第では怪獣さえ翻弄できる。

後の時代では代用品でも出来たのか、後述のペンドラゴンMk-Ⅱ等の後継艦には搭載されていない。

同型艦

ゴースタードラゴン

ペンドラゴンクルーのハルナの兄ヒロキが艦長を務める赤い同型艦。

ペンドラゴンとともに惑星ボリスを脱出後、クルーはモリガンに移動しZAP基地で修理を受けていたがレイオニクスハンターによるZAP基地爆破の際にレイとヒュウガが脱出のために使用。

ワームホールに吸い込まれて惑星ハマーに漂着後、修復不能なほど大破してしまいそのまま破棄された。

モリガン

ボリス脱出後のペンドラゴンから人々を地球に送り届けた。

トリスタン

第1話にて惑星ボリスに向かうペンドラゴンから惑星アボルへの物資任務を引き継いだ。

後に同型艦数隻と共に艦隊でボリスへ救助に向かったが、到着直前にキングジョーブラックと遭遇、そのまま襲撃され轟沈する。

艦名不明の同型艦

複数隻が登場。トリスタンと共にボリスへ救助に向かうも、同様の形で全滅する。

シャムロック

惑星ボリスへの物資輸送を担当していた輸送船。無印第1話時点で地球基地でオーバーホールを受けおり、その代役としてボリスに1番近い位置にいたペンドラゴンが調査へ向かう事になる。

(その後の動向は不明で、トリスタンと共に来た艦隊にいた可能性もある。)

シースタードラゴン

『ウルトラマンゼロTHE NEW HERO LEGEND』に登場する訓練艦。