概要
ゲーム「ポケットモンスター」の「ルビー・サファイア・エメラルド」に登場する四天王の1人。
名前の由来は恐らく多肉植物の「花月(かげつ)」から。海外名は「Sidney」。
バトルでは防御よりも攻撃を重視した戦いをする。また、勝ち負けよりもどう楽しめるかを大事にしている。
しかしその防御より攻撃というコンセプトからはリメイクではまったく逆の方向へ迷走していくことになる…が、それは裏を返せばあくタイプならではのトリッキーな戦い方をカゲツ自身がやっとつかめたという成長を表しているとも捉えることだってできる。
容姿から予想したプレイヤーもいるかもしれないが、エントリーコールによると、昔はなんと不良だったらしい。
容姿
(左:RSE、右:ORAS)
モヒカンが特徴的な髪型をしており、第5世代に登場したズルッグに似ていなくもない。
リメイクのオメガルビー・アルファサファイア(ORAS)ではコイツやコイツを使って来るのか…?性能的には攻撃重視だという彼の思想とは全くの真っ逆さまだけど…
ORASでは服装が変わり、公式のイラストのガラの悪い表情が話題になった。
元ヤンではなく現役ではないかと議論されている。
BWやXY同様、四天王の待つ部屋への道は豪華な演出がなされており、今作の四天王部屋は和風のテイスト。
金粉か砂のようなものの舞う橋の先にある部屋で座して挑戦者を待つ。
登場時演出では「あく」的な黒紫のオーラのエフェクトがついている。
手持ちポケモン
ルビー・サファイア
エメラルド版ではサメハダーに代わってシザリガーが投入されている(レベルは変わらない)。
ORAS
ORAS(エピソードデルタ後)
前述されたズルズキンとバルジーナをまさかの両方投入。
一見防御より攻撃と言っておきながらこれはひどいダブルスタンダードだと思えるかもしれないが、ノクタスがニードルガードを使ったりなどからわかるように、前述の通りあくタイプ本来の戦い方をやっとつかめたというカゲツ自身の成長の描写ととらえることもできる。
他媒体
ポケットモンスターSPECIAL
第4章(ルビー・サファイア編)に登場。
ホウエン地方四天王の1人。常に携帯しているギターを弾きながらバトルを行う。
あくタイプ使いとは公言されておらず、ノーマルタイプのザングースがよく側にいる。
ホウエン地方の危機を救うため、ダイゴに呼ばれて「砂漠遺跡」でレジロックを復活させ、レジロックを率いてカイオーガ・グラードンのエネルギーを抑え込む。
ポケモンマスターズ
CV:梶川翔平
アブソルをバディとして登場。バディーズわざではメガシンカも披露する。
アニメには未登場な為、メディアミックスにて初めて声優が付けられたのは本作が初。
335とテクニカルとしては高いこうげき数値を誇り、メガシンカすると402にまで跳ね上がる。
攻撃が急所に当たった時に相手をこんらん状態にするパッシブスキル「技急所時こんらん付与9」とこんらん状態の相手が自傷する確率を上げるパッシブスキル「混乱相手自身攻撃率↑5」で相手をこんらん状態にしつつダメージを狙うテクニカル。
トレーナー技「恨みっこなしだ!」は、わざゲージの使用量に応じて自分のこうげきを最大4段階上げつつ急所率も3段階上げ、自分にこらえる状態を付与する効果を持つ。
メガシンカを使うためバディーズわざの素の威力は控えめだが急所に当たりやすい追加効果に加えてこんらん状態の相手に対しては威力が上がる効果を持つ。
加えてバディストーンボードではバディーズわざ強化パネル4枚で威力を上げられるだけでなく、「相手混乱時B技威力↑2」、「B技急所時威力上昇5」といったバディーズわざの火力を上げるスキルを複数所持している。
また、通常技、バディーズわざ問わず急所に当てた時に威力が上がるパッシブスキル「急所時威力上昇3」を標準装備し、それがメガシンカ後にはより補正がかかる「急所時威力上昇5」に変わるため、バディーズわざの火力は相当なものになる。
その一方で通常技は低威力で2ゲージの「つじぎり」と「ぶんまわす」のみ。
上述のパッシブスキルや技ごとにボードスキルで付与される「急所時威力上昇3」や「急所時威力上昇5」を加味しても火力不足は否めず、テクニカル故にバディーズ技も単体にしか当たらないため3ゲージ技が使えるバディーズとのダブルアタッカー編成がおすすめ。
関連イラスト
関連タグ
ポケモン RSE ホウエン地方 四天王(ホウエン) あくタイプ
他のあくタイプの使い手