概要
戸塚慶文の漫画『アンデッドアンラック』に登場する集団・UNDER(アンダー)の否定者(ひていしゃ:世界の理(ルール)から否定された超能力者)である男性。アンダー創設時から在籍する1人目のメンバー。
主に通信など技術面を担当している。またボスの側近的な立ち位置にもいる実力者。
容姿
常に口元を布(マスク)で隠した男性で素顔は不明。年齢不詳だが若々しい印象。顔が露出している部分をみると整った顔立ちであると思われる。
額には、組織の技術者・ニコみたいに機械の接続用とみられる挿入口(プラグ)がある。これに下記の通信機(アンテナ)を接続して会話する。
兵士風の恰好をしており、ベルトにアンダーの意匠「逆さ不」がみられる。殆どの場面で通信装置と思われる機械を背負っている。
何処に収納されているか不明だが、複数の同型で大小様々な通信機(アンテナ)を常備している。これは細い配線(プラグ)でテラー自身に繋がっており、手を使わずとも意のままに動かせる。
人物
UNDER(アンダー)の創設時から在籍する1人目のメンバー。
淡々と役割をこなす有能な人物。
全ての会話は頭部に直結した通信機(アンテナ)を介して行う。なぜか直接口頭で発言しない。これはテラー自身の発声器官に不具合があるのか、否定能力の制約なのか理由は不明。
アンダーではボスの補佐的な立ち位置におり、それに見合う実力を有している。彼とは傭兵時代からの仲間で、テラーは通信兵だった経歴から現在もその技能(スキル)を発揮して活動している模様。
遠距離の情報を傍受・アンダーの現在地が不明になるよう通信制限や妨害・詳細不明の対象を調査など、アンダーの技術面を請け負うだけでなく戦闘もこなせる万能な働きをする。しかし、これはアンダーにとって要の部分を多く担当している重要な役であり、テラーはボスの許可を得て睡眠を取るなど苦労・負担も多いようだ。
テラーがアンダーに所属する目的は不明瞭だが、傭兵時代のころからボスへ付き添い行動している様で、アンダーの創設時には何も聞かず付いてきたとの事。おそらくボスの目的に協力する意志で在籍していると推測される。
また、テラー自身の意見を遠慮なくボスへ告げているなどの様子から、彼とは独自の信頼関係が築かれていると窺える。
良くて無駄がない会話、違う見方をすれば不愛想みたいな話口でかつ常識的な対話など、熟練した大人の雰囲気を醸し出している。これに加え端正な顔立ちと風貌 + 常に通信機(アンテナ)を介して発言する特徴から洗練・冷静(クール)な印象が顕著。
さらに成り行きで目隠しした少女の誘導(互いに手を繋いでエスコート)や重要人物の確保(高所から落下する彼女をお嬢様抱っこ)といった場面があり、読者的には好印象(イケメン)な仕草が散見される。
能力
UN【調査中】 -不【調査中】-
上記で触れたように通信関連の技能・能力を有している。
テラーが常備している通信機(アンテナ)は探知や発声の他、攻撃の防御にも使用しており(バリアーのような性能を発揮している)、これの応用でか落下する人間を浮かせて保護するなどの場面もあった。
この他にも実力を秘めていそうな相当の実力者である。
pixivでは
『テラー』だけならば他作品に登場するキャラも指す。
そのためpixivにイラストを投稿・タグ付けするならば、本記事の『テラー(アンデラ)』を使用したり、関連タグとして『アンデッドアンラック』や『アンデラ』など合わせて使うことが絞り込み検索を助ける。
関連項目
はたけカカシ(少年漫画:NARUTOより)・・・常にマスクをしている忍びの男性(彼の場合は普通に口頭で会話する)、所属する組織内で相当な実力者といった、見た目や立ち位置などの特徴に類似点がある。余談だが、気になる素顔へ関する短編(エピソード)が公式で創作されている。
永近英良(漫画:東京喰種より)・・・物語の重要人物と付き合いが長い・彼のためならどんな世界でも付いていき支える覚悟がある・途中ある事情で口隠しの見た目となり発声に難が生じ、彼の場合は筆談などを交えて会話するといった類似点のある青年。