スバットとは、
- ズバっと参上……ズバっと解決!人呼んで、さすらいのヒーロー!→快傑ズバァァァット!!
- 上述のさすらいのヒーロー。→快傑ズバット(主人公)
- 『ポケットモンスター』シリーズに登場するキャラクター(モンスター)。本項で詳述するが、日本じゃあ二番目だ。
基礎データ
進化
ズバット→ゴルバット(Lv.22)→クロバット(なつき進化)
概要
蝙蝠の姿をしたポケモン。
目が退化しているため、自身が出す超音波を頼りに位置確認を行っている。
ただしポケモン不思議のダンジョンシリーズの二作目では、何故かパートナーが何かを持っていたのを『見ている』ようである。深く触れてはいけない。
夜行性のポケモンで、真っ暗な洞窟の生活に適応するうちに目は退化しており、代わりに超音波で周りの様子を探っている。使う超音波の波長は群れによって異なる。
昼間は森の奥や洞窟に潜んでおり、古びた建物や家の軒下にぶら下がっている事もあると言う。皮膚はとても薄い為に日光では大火傷を負う上に、寒さには非常に弱い。そんな時は群れで身を寄せ合って眠るのだと言う。
名前の由来は上述の快傑ズバットとbat(蝙蝠)を掛けたもの。首と胴体を分けるか繋げるかは人それぞれのようだ。
ゲームにおける特徴
とにかくいろいろな地方にいるポケモン。
コイキング等のように繁殖能力が高いという設定があるわけでもないのに、コイキング同様に全地方制覇を成し遂げていたりする(続編やDLCでぎりぎり滑り込んだパターンもあると言えばある。この点は後述)。
第4世代までは毎回洞窟でウザイ程登場しては「ちょうおんぱ」や「あやしいひかり」で手持ちをこんらんさせる事に定評のあるポケモンであった。貰える経験値もそんなに多くないので、迷惑極まりないと感じた人は結構多いはずである。
そしてコイキングと共に素早さの努力値狩りの生贄にされる。実質安売り同然のポケモンだが、最終的にあんな強力なポケモンになると誰が思うだろうか。
第5世代のBWでは、仕様上EDを迎えるまで第4世代のポケモンが登場せず、新たな蝙蝠ポケモン・コロモリに洞窟の住人ポジションを譲る。
これで済めば良かったのだが、結局クリア後のフィールドに出てきたのは進化形のゴルバットと何故かクロバットだけで、残念ながらズバットはPDWでしか出現しなかった。それでもファンはPDWでクリア前に仲間にできることを喜んだとか(現在はPDW閉鎖に伴い、中古のBWをプレイしてもこうした方法は利用できない)。
このままズバットは出て来ないのかと思いきや、続編のBW2では新ダンジョンであるヒウン下水道に出現し皆勤を保った(こちらはPDWと違ってゲーム内のダンジョンなので、現在でも序盤に仲間にすることが可能である)。
第6世代・第7世代では普通に洞窟に登場。
XYではコロモリ、USUMではオンバットとほぼ同時に出現し、両方を旅の仲間にすることもできた。
第8世代のガラル地方ではコロモリとオンバットが洞窟に登場する中、ズバットはソニアの家のスケッチのみの登場に留まり、ファンを落胆させた(まあ全ポケモンの半分は影も形も無かったので、スケッチがあるだけでもすごいことなのだが)。
そしてDLC冠の雪原で復活。ガラル地方辺境の洞窟に登場し、ファンを歓喜させた。
なお、何気に「どく・ひこう」は他にもいそうに見えて、実はこの系統の固有タイプ。
初代から登場しておきながら、今現在までアイデンティティを守り抜いている。
アニメにおけるズバット
タケシが初めてゲットしたポケモンとして登場。現在はクロバットに進化しているが、これはズバットの頃から大切に育てられてきたがためである。
ポケモンGO
もちろんサービス開始時から登場し、プレイヤーによっては「ズバットしかいない」と言わしめる程大量に出現していた。それでも金銀世代にはクロバットへの進化が控えていたので、ゴルバットに進化させた後もズバットを捕まえる必要はあった。
しかし、現在はシリーズが進んでコモンレアクラスのポケモンが増えてきたので流石に相対的に出現率が減ってきている。
ちなみに、捕獲画面のズバットは的が小さく浮いており、なおかつあちこち動き回るためにボールが当てにくい。自信がないならボールを浪費しないためにもカーブボールでの捕獲は控えたほうがいい。