はじめに
当記事は「リンク(ゼルダの伝説)」から分離・独立させています。
記事の肥大化を防ぐため、先方に当記事の内容を追加しないようお願い致します。
概要
マリオと双璧を成す任天堂の看板キャラだけあり、スマブラでも当然のように皆勤賞。
ファイター番号は03、通り名は勇気のトライフォース(for)、復活の英傑(SP)。
作品ごとに参戦しているリンクが異なり、『初代』と『DX』では『時のオカリナ』版、『X』と『for』では『トワイライトプリンセス』版、『SP』では『ブレス オブ ザ ワイルド』版となっている。
声は基本的に各原作のものを使用しているが、『SP』ではリンク系では初となる、高梨謙吾による新規収録となった。
特徴
通常必殺ワザ | ブーメラン(64)、弓矢(DX・SP)、勇者の弓(X・for) |
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横必殺ワザ | ブーメラン(DX・SP)、疾風のブーメラン(X・for) |
上必殺ワザ | 回転斬り |
下必殺ワザ | 爆弾(forまで)、リモコンバクダン(SP) |
最後の切りふだ | トライフォースラッシュ(forまで)、古代兵装の弓矢(SP) |
ブーメランや爆弾といった豊富な飛び道具で相手をけん制しつつ、マスターソードによる長いリーチと強烈な一撃を浴びせる事ができる万能ファイター。
足で攻撃する通常空中攻撃・後空中攻撃もなかなか優秀で、特に通常空中攻撃は主力ワザにもなる。
落下速度は並だが急降下速度が凄まじく速く(他のファイターよりも増加率が大きい)、着地狩りにも強い。
一方で豊富な武器を持っている故か運動性能は悪く、ワザのスキも前後共に大きい。
また、飛び道具の多さから反射ワザを持つファイターが相手だと苦戦しがち。
復帰手段は豊富だが、復帰力自体は低く、ステージ外に追い出されると弱い。
経緯
ニンテンドウオールスター! 大乱闘スマッシュブラザーズ
この作品のみ通常必殺ワザが「ブーメラン」だった。また、『DX』までは百裂攻撃を使うことができた。
サムスと並ぶワイヤーつかみの使い手で、リンクはフックショットを使う。
大乱闘スマッシュブラザーズDX
新たな通常必殺ワザとして「弓矢」が加わり、「ブーメラン」は横必殺ワザに変更された。
横スマッシュ攻撃に派生入力として「二段スマッシュ斬り」が追加。
盾も飾りでは無くなり飛び道具を受け止められるようになった他、「フックショット」でガケに打ち込んでぶら下がるワイヤー復帰も可能になった。
また、この作品から空中版「回転斬り」が連続ヒットするワザに変更された。このため撃墜には使えなくなったが、代わりに上昇量が激増したため、復帰力は上がっている。
ちなみに、地上版「回転斬り」は『DX』に限り、先端を当てると斜め下(正確には0°・真横)に大きくふっとばすというとんでもないワザだった。
大乱闘スマッシュブラザーズX
当時のリアル系最新作である『トワイライトプリンセス』版に交代。
それに合わせてか、横必殺ワザ「ブーメラン」が、戻ってくる際に竜巻を起こし、ダメージを与えない代わりに相手を押し出す「疾風のブーメラン」に変更された。
細かいところでは前空中攻撃が「螺旋斬り」に変更された他、百裂攻撃が削除されている。
トライフォースで相手一体を拘束して滅多切りにし、最後に突きでふっとばす。
『X』では与えるダメージが83%と暴力的な高さになっていた。
『X』と『for』のリンクは「回転斬り」の掛け声や、復帰できずに落ちてしまった時の声がネタにされることも。
この他、ダークリンクを意識したカラーが実装されているのも『X』から。
大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U
流れ的に当時の最新作である『スカイウォードソード』のリンクが参戦するのでは?と言われていたが、意外にも『トワプリ』版が続投(ゼルダ達も同様)。
ダッシュ攻撃が『時オカ』以降でお馴染みの「ジャンプ斬り」に変更。発生がかなり遅い代わりにふっとばしが強く、ある意味リンクの第4のスマッシュ攻撃ともいえるワザ。
新規のカラーバリエーションは紫・ベージュ・灰色の3色。
そのうちベージュは『スカイウォードソード』の私服、灰色は鬼神リンクを意識したデザインになっている。
大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL
最新作『ブレス オブ ザ ワイルド』版に交代し、性能・演出などに関しても大幅なリニューアルが施された。
- 登場演出がパラセールでの降下に変更された。
- マスターソードを右利きで振るうようになった。
- 弱攻撃1が「けさ斬り」、弱攻撃3が「斬り上げ」に変更。
- 上強攻撃が後ろから前に振る「直上斬り」に変更。
- ノーダメージ(0%)時に限り、横スマッシュ攻撃でソードビームが出せるようになった。
- 素手でつかむようになった。このためワイヤー復帰が出来なくなっている。
- 通常必殺ワザのワザ名が「弓矢」に戻った。
- 使う弓は「旅人の弓」。射った矢は壁か地面に刺さるとしばらく残り、アイテムとして使う事が可能になった。持ったままでもう一度通常必殺ワザを入力すると拾った矢で二本同時に射る事が出来る。
- 横必殺ワザが『DX』までの「ブーメラン」に戻り、相手を引き押せる効果がなくなった。
- 下必殺ワザが「リモコンバクダン」に変更。今までの「爆弾」とは全く異なる運用が求められるようになった。
- もう一度入力することで爆発する、スネークの「C4爆弾」に近い仕様。再び拾って投げれる他、攻撃が当たっても誘爆しない。火薬式ではないため、火炎属性も無くなっている。
- 最後の切りふだは、超速の弓を放つ「古代兵装の弓矢」
- 形としては『for』までのゼルダとシークの「光の弓矢」に似ているが、こちらは1人に当たった時点で爆発を起こし、周囲を巻き込む。
- 横アピールが3D系での中構えに変更され、妖精が出現しなくなった。従来の横アピールはこどもリンクに引き継がれている。
- デフォルトの衣装が「英傑の服」となり、従来の衣装「息吹の勇者服」はカラーバリエーションとなった。
勝ちあがり乱闘「闇を切り裂く退魔剣」
闇系のファイターが登場する。
ROUND6は『リンクの冒険』の再現。
その他
大人? 子供?
『時のオカリナ』当時はまだ子供の姿が基本だったが、スマブラでは当初から大人の姿がデフォルトとして扱われている。
『DX』では『時のオカリナ』の「リンクの真の姿」がモデル替えキャラとして、『X』と『for』では『風のタクト』版、『SP』ではその両方がコンパチとして参戦している。