サガーク「ヘン シン」
概要
2008年時のファンガイアのキング・登太牙が所有するツール。
基本的には仮面ライダーサガの変身ツール兼武器だが、武器としてはサガでなくても使用は可能で最終的は太牙が変身した仮面ライダーダークキバが使用した。
武器であると同時に最初に作られた覚醒笛であり、ジャコーダーから笛としての機能を切り離したのがフエッスルになる。つまりジャコーダーは全てのフエッスルの起源と呼べる物である。
外見はシンプルに白い縦笛といった所。
中心部ある青いサークルは「デュナミステーブル」というパワージェネレーターで、サガの魔皇力を増幅する。蛇の舌のような赤いパーツ「バイパートング」は「ブラッディアイアン」という形状記憶合金で出来ており、握るだけでサガの意思を伝える「キーグリップ」によって自在に細剣モード「ジャコーダーロッド」と鞭モード「ジャコーダービュート」の2形態に切り替わる。
束(=柄)の「コブラハンマー」はサガやキバの鎧にも使われている「ルシファーメタル」製で、ハンマーの名の通り打撃武器としても有用。打ち込むと同時に瞬間的に魔皇力を注ぎこみ対象を破壊する事ができる。
変身シークエンス
蛇型メカ生命体のサガークを腰に巻き付いた状態=サガークベルトにし、右側面にある「ジャコーダースロット」に「バイパートング」を差し込む事で仮面ライダーサガに変身する。
必殺技
スネーキングデスブレイク
サガークにサガ用ウェイクアップフエッスルを吹かせると待機状態に入り、「ジャコーダースロット」に「コブラハンマー」を差し込むことで発動。
鞭モードの「ジャコーダービュート」で対象を串刺しにし、上空に顕現させた皇帝の紋章を潜って標的を吊るし上げる。そのまま宙釣りの標的に全開放された魔皇力を送り込んで抹殺する。
吊さずに背中越しに魔皇力を送り込むパターンや、刺さず拘束して宙吊りにするパターンもある。
なお「ジャコーダーロッド」による必殺技は確認されていない。
立体物
変身ベルト&武器 DXサガークベルトの内容品として2008年9月27日に一般販売。
サイズの関係上、ギミックは「ジャコーダーロッド」のみで「ジャコーダービュート」は実現不可。その「ジャコーダーロッド」も大分短め。
- もっとも重大な点は紛失したら変身できなくなるにも関わらず、サガークにジャコーダー(とフエッスル)を収納する事も、ストックしておくホルダーも存在しない点だろう。
余談
- ライダー図鑑では「ロッド剣状」や「2種類もモードを切り替える」といったミスと思しき箇所がある(束と柄は同語源なのでそこは間違いではない)。
- ライダーウェポンでも屈指の小型サイズだがTV本編のラスボスにとどめを刺したのはこの武器であり、次回作では天鬼と轟鬼も撃破するなどかなり好待遇を受けた武器である。
- ディケイド以降は「ドライバー+キーアイテムで変身する」のが不文律となるが、フエッスルはその起源だとされる。1号ライダーのキバの基本形態には(フエッスルを含む)ベルト・ドライバー以外のツールは必要としないため、「基本フォームの変身に必要になるドライバー以外のアイテム」の元祖はフエッスルの起源という意味でもこのジャコーダーになる(継続しなかっただけで実際の開祖はラウズカードだが)。
関連タグ
ライドル:ベルトから引き抜き、鞭になったり棒になったりする元祖。
イクサナックル:同じくキバに登場する武器であり変身ベルトの一部。
ザンバットソード:ダークキバが本来持っている武器。
3号ライダー武器
※キバーラサーベルには個別ページなし。
4号ライダー武器