概要
ガレマール帝国が擁する軍隊。全部で14の「軍団(レギオ)」が存在する。
1つの軍団につき10の「歩兵大隊(コホルス)」で構成されており、更に1つの歩兵大隊は3つの「歩兵中隊(マニプルス)」、そして1つの歩兵中隊は2つの「歩兵小隊(ケントゥリア)」で成り立っている。
青燐水技術を運用した魔導兵器が主戦力。
初期は操縦タイプが主流だったが、アラグ帝国の技術を研究した結果、人の手を必要としない無人タイプが増加している。その分誤動作をする可能性も残されており、「暁月のフィナーレ」では廃墟と化したガレマルドを彷徨う機体が脅威となっている。
一方で第IV軍団は魔獣使いや術士を多数運用しており、魔導兵器に依存しない異色の軍団となっている。
人的戦力については、非ガレアン人の属州民を多数徴用してガレアン人の数の少なさを埋めつつ、弾圧と懐柔で運用。エオルゼアでは現地徴用した傭兵まで組み込んでいる。
基本的に属州出身の兵士の忠誠心は薄く、こっそりさぼっている兵士もちらほら。敵前逃亡は死罪という重いものだが、状況を読んで帝国を見限り脱走する者は珍しくない。
『漆黒のヴィランズ』ではヴァリス帝の暗殺が引き金となり、後継者争いおよび内戦が勃発。
組織としては瓦解しつつあったが、『暁月のフィナーレ』では国体そのものの崩壊に伴い、各軍団ごとに様々な苦境に置かれている。
軍団
ガレマール帝国軍第Ⅰ軍団
「暁月のフィナーレ」に登場。
ヴァリス帝直属の祖国防衛部隊。
内戦で第Ⅲ軍団と衝突するが、軍団長クイントゥスの負傷で撤退を余儀なくされ、更に兵の大半がテンパード化したことで壊滅状態に陥った。
現在は僅かな将兵が民間人と共にテルティウム駅構内に身を寄せている。
- 軍団長:クイントゥス・ヴァン・キンナ
ガレマール帝国軍第Ⅲ軍団
「漆黒のヴィランズ」「暁月のフィナーレ」に登場。
ネルウァを支持しており、内戦で第Ⅰ軍団と衝突する。
ブルトゥス家から多額の資金提供が行われたが、これはアサヒになりすましたアシエン・ファダニエルの策略であり、第Ⅰ軍団と第Ⅲ軍団の内戦を激化させるのが狙いだった。
その後軍団長ウェルギリアをはじめ、第Ⅲ軍団の殆どがテンパード化。人道支援を目的としたエオルゼアからの派遣団に襲いかかる。
- 軍団長:ウェルギリア
ガレマール帝国軍第IV軍団
「漆黒のヴィランズ」に登場。
先代軍団長の頃より東方諸国を併呑、属州化して統治に及んだ実績を持つ。しかし近年はヴァリス帝によって中央から遠ざけられていた。
「セイブ・ザ・クイーン」にて、ダルマスカ・ナグサ・ボズヤのレジスタンス連合と干戈を交える。しかし「解放者」の参戦により、泥沼の戦局は次第に軍団にとって不利なものへと変わっていく……
- 軍団長:ノア・ヴァン・ガブラス
ガレマール帝国軍第VI軍団
「蒼天のイシュガルド」に登場。
アラグ帝国の技術を入手する為に魔大陸アジス・ラーへの遠征任務に就くが、封印されし「三闘神」の存在によって事態は急変する。
- 軍団長:レグラ・ヴァン・ヒュドルス
ガレマール帝国軍第VII軍団
旧版および「漆黒のヴィランズ」に登場。
軍団長ネールは「第二次メテオ計劃」に注力していたが失敗、死亡。軍団も「カルテノーの戦い」で壊滅した。
しかし近年になって再編。軍団長の戦死や更迭が繰り返された挙句、新たに着任した軍団長ウァレンスの意向で凍結されていたアルテマウェポン開発計画を再開する。しかしパイロット達の造反により事実上壊滅した。
ガレマール帝国軍第XII軍団
「紅蓮のリベレーター」に登場。
属州化されたアラミゴおよびドマを担当。
帝国に忠誠を誓ったアラミゴ人の部隊「髑髏連隊」をはじめ、ドマを初め属州各地で徴兵された兵士を多数擁している。これは生粋の帝国人から見れば蛮族であり、露骨な差別が存在している。
- 軍団長:ゼノス・イェー・ガルヴァス
ガレマール帝国軍第XIV軍団
「新生エオルゼア」に登場。
過去に5つの国家を征服・属州化した精鋭。第VII軍団の壊滅に伴い、エオルゼアに派遣された。
反攻作戦「マーチ・オブ・アルコンズ」にてトップがそろって戦死ないし失踪。現在は残党が各地のカストルムに留まっている。
- 軍団長:ガイウス・ヴァン・バエサル
ガレマール帝国軍第V、第VIII、第X軍団
「暁月のフィナーレ」に登場(名前のみ)。
これにより現在登場していないのは第II、第IX、第XI、第XIII軍団となる。
超越技術研究所
「超える力」の研究を目的に設立された研究所。設立者はアウルス・マル・アシナ。
人工的な「超える力」を持つ「超越者」を生み出す実験が行われていたが、アラミゴでの決戦後に解体される。
関連タグ
ファイナルファンタジー14 ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア