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ウァレンス・ヴァン・ウァロ

うぁれんすゔぁんうぁろ

ウァレンス・ヴァン・ウァロとは、ファイナルファンタジー14:新生エオルゼアに登場するキャラクターの1人である。
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「この私が、汚らわしい属州人と約束を交わすなどと……最高のジョークじゃないかぁ!!」

「うんうんッ! そうだろうともッ!なら、もう一度頑張ってみようかッ……?がーんばれ、がーんばれッ!」


概要

5年前の「カルテノーの戦い」で軍団長ネール・ヴァン・ダーナスを失ったガレマール帝国軍第VII軍団の新たな軍団長を務める男。53歳。

元々は魔導技術者であり、優秀であった為に軍内では出世街道を歩んでいたが、その先を行くガイウス・ヴァン・バエサルに対する劣等感が反転して強い憎悪を抱く。

そして軍団長が不在となり、何度かトップの更迭や粛清が起きた果て、第Ⅶ軍団長の座に就いた。


その後、ヴァリス帝の命令でアルテマウェポンの後継機である「ウェポンシリーズ」の開発に取り組んでいたが、ヴァリス帝がゼノスに暗殺されたことで状況が一変。

「ウェポンで皇帝の座を我が物にする」という身の程知らずの欲望にとりつかれ、暴走していった。


性格

陰湿な臆病者で、常に周囲を見下している。

物事が自身の思い通りにならないと周囲の弱者に当たり散らし、一方で自身より強いものには媚び諂いつつも、陰では強い恨みを抱く、精神的に幼い卑劣漢。

冷酷で加虐趣味があり、FF14の登場人物の中でもトップクラスの悪辣さを持つ。

「純血主義」の論文をわざわざ発表するほどのガレアン人純血至上主義者で、属州民を単なる使い捨ての部品としか見ていない。

これは、実力さえあれば属州民も分け隔てなく重用していたガイウスへの意趣返しの意味もあるらしい。


利用価値のある相手には不気味なほどの優しさを見せる一方、使えないと判断した相手には一切の容赦がない。基本的に自分以外の人間には興味がなく、邪魔者か道具か玩具としか思っていない。

アリー達には日常的に虐待を加えるほか、ウェポンシリーズが破壊される度に責任をアルフォンスに押しつけ拷問にかけている。


常に属州民の子供達を世話係として引き連れており、彼らにアルフォンスの拷問を強要させることで子どもたちに加害者意識を植え付け、その罪の意識によって「お義父さん」に逆らう意思を持たせないようにしているなど、陰湿な虐待を行っている。

これもまた戦災孤児を保護して義理の親子となっていたガイウスへの意趣返しであり、その実、子供達の名前すら記憶していないという醜悪な模倣である。


ダイヤウェポンの実験ではウェルリト人の親子を被検体にし、父親に対して「協力すれば妻子は解放する」と言いつつ、妻子の目の前で実験を実施。

ゼノスの人格コピーに失敗し、膨満・溶解して死亡したのを「汚らわしい」と言い捨て、恐怖に震える妻子のどちらかを次の被検体にするという行為を嬉々として行っている。


好物はウェルリトで100頭しか飼育されていない希少な品種の乳牛から採れたミルク。


余談

自分の思い通りにならない人間には容赦ないウァレンスだが、パッチ5.4のある場面から「がんばれおじさん」というあだ名が定着するようになった。

ついでにその時のセリフを再現するテンプレマクロも流行したりしている。


シーズナルイベントのひとつ「守護天節」では、プレイヤーが様々なNPCに変身出来るお祭り会場が用意されるのが恒例である。

そして2022年、遂に彼も実装。大量のがんばれおじさんが発生するという悪夢めいた光景が広がるのであった。


更に同年の守護天節イベントの終了から8日後、FF14LINEスタンプ第4弾の発売が発表された。大半が暁月のフィナーレに登場するキャラクターや要素のスタンプだったのだが、なんとその中には、「がーんばれ!がーんばれッ!」と声援を送るウァレンスのスタンプも含まれていた。


関連タグ

ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア 漆黒のヴィランズ

ガレマール帝国軍第VII軍団 ガレマール帝国軍 ガレマール帝国 ウェポン(FF)












































この先、ネタバレ注意
































































ガイウスの元を去り、ルビー、サファイア、エメラルドの戦闘データを持ち帰ったアリー。

しかし彼女が不在の間に、兄アルフォンスは「安全な所」と称して、疑似聖石システムを安定化させるため、ダイヤウェポンの中に脳を組み込まれてしまっていた。

そうとは知らずにアリーはダイヤウェポンに搭乗。このタイミングでかねて仲間と打ち合わせしていた通りに反旗を翻すが、外部からの強制停止モードによって機能を失ってしまう。

しかしダイヤウェポンに宿ったアルフォンスの意思は、強制停止モードを無視して「オーバーマインドモード」を発動して暴走。ガレマール帝国軍第VII軍団を壊滅させ、飛び去ってしまった。


基地は軍団もろとも破壊され、切り札であったダイヤウェポンは光の戦士に討滅され、皇帝の座を手にする計画はあっさりと破綻。

状況的に死亡したと考えられていたが、せめてガイウスだけでも葬ろうとしてか、彼の前に姿を表す。

収集したガイウスの戦闘データを以って「古臭い剣技」を捌いてみせるが、手元のデータにはない新技「ターミナス・エスト・クロケアモルス」、そして揺るぎない信念と覚悟の前に敗北する。

最期はアルフォンスと、これまでに犠牲になった人々の怒りで再起動したダイヤウェポンによって握り潰され、圧死。

水風船のように破裂して何やら垂れ流した風なその死体は、海へと投げ捨てられた。


かくして、皇帝の座に執着し続けた愚か者は自分の欲望の為に使い捨ててきた者たちの思いによって破滅したのであった。


実はアルテマウェポン研究のためにアラグ帝国の魔器を溜め込んでいた事が、『暁月のフィナーレ』で判明。

「ウェルリト戦役」をクリアしていると、シドがガイウスから託された魔器を使い、光の戦士達が最終決戦の場へ向かう為の船を完成させる一助となる。
































































「漆黒の将に繋がれ、大繁盛の輪!」のネタバレ注意!!


















































ある日ターンクリフに保管されていたGセイヴァー2号機が奪取される事件が発生。

その犯人はなんと死んだはずのウァレンスであり、光の戦士とガイウスは残っていた1号機で2号機の奪取に向かう。

機体を無力化した後ガイウスは犯人であるウァレンスらしき男の仮面を弾くが、その瞳はウァレンスのものとは違っていた。


彼の正体は第Ⅶ軍団の千人隊長プロコピウスであり、ウァレンスへの忠誠心を示すために顔を変えて影武者になった。

ウァレンスの純血主義を受け継いでしまっており、2号機の強奪はガレマルドの民を鼓舞するための手段に過ぎなかった。

最終的にはガイウスによって気絶させられ、捕縛されるのだった。

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