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CV:柳田淳一

概要

紅蓮のリベレーターのパッチ4.2から登場するNPC。

ドマ出身のガレマール帝国軍人であり、ヨツユの弟(正しくは従弟)。27歳。


元はドマの農家ナエウリ家の子だったが、帝国式教育を受けて成長。優秀さを認められてガレマール帝国の魔導院に留学し、軍人となる。

ミドルネーム「サス」は、ガレマール帝国の階級では最上級士官を意味しており、第14軍団幕僚長だったリットアティンリウィアと同格。非ガレアン人の最高位に当たる。


帝国とドマの和平交渉の全権大使としてドマを訪問。

帝国人であると同時にドマ人でもある自負をもって、帝国の属州政策を内側から変える決意を熱く語った。

一見、誠実で礼儀正しい好青年に思えるが……


関連タグ

ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア 紅蓮のリベレーター ガレマール帝国 ガレマール帝国軍第XII軍団 ヨツユ











※以下、パッチ4.2以降のネタバレを含みます。












































本性と真の目的






「それとも、感情にまかせて俺を殺しますか?敵だった女のために、全権大使の俺を?」


「ゼノス様の期待を背負うに相応しいのは、俺だけなんだよォッ!それを、この売女がッ!グズめッ!役立たずめッ!アバズレめッ!」






表向きは誠実な人物を装っているが、その本性は姉に負けず劣らずの残虐かつ非情な性格。


過去に戦場でゼノス・イェー・ガルヴァスに命を救われたことがあり(ゼノス本人は「狩り」に夢中だったので記憶すらしていなかったが)、以来彼に過剰なまでに心酔している。

そのため、自分を差し置いてドマの代理総督に選ばれたヨツユや、ゼノスに傷を負わせた光の戦士に対して強烈な憎悪を燃やしている。


そんな彼に、突如ゼノスから直々に全権大使を拝命し、任務が与えられる。

この時アサヒ自身が名乗るよりも前にゼノスに名前を呼ばれ、ゼノスに名前を憶えて貰っていた事に感激している。

表向きはドマとの和平交渉の任となっているが、実際はドマ人であるヨツユを蛮神ツクヨミに仕立て上げることで「ドマ人が蛮神を召喚した」という既成事実を作る。それを以て「神降ろしに手を染めない」という協定を違反したとしてドマとの和平を反故にし、帝国で台頭しつつある「民衆派」の勢いを削ぐことが目的であった。

その為に実の両親すら利用して記憶喪失だったヨツユの記憶を回復させたばかりか、二人を間接的に死に追いやっている。


ツクヨミは光の戦士によって倒されてしまうが、本来の目的は達成したアサヒは、和平の鍵を握る全権大使という地位を盾に光の戦士を煽りつつ、前述の嫉妬の感情を爆発させながら瀕死のヨツユを罵り、足蹴にする。

しかし直後、ツクヨミの力を僅かに残していたヨツユの不意打ちを食らい、致命傷を負ってしまう。ドマ人への強い憎しみを持っていたヨツユが真に復讐したかった相手は、家族として目の前でヨツユへの仕打ちを見ていたにも拘らず、見て見ぬふりを続けていたアサヒだったのである。


満足げに最期を迎えたヨツユに対し、予想だにしなかった突然の死を迎えることとなったアサヒは、最期までゼノスの名を呼びながら悲痛に塗れつつ息絶えた。

そのゼノスの正体が、全くの別人であることに気づかないまま……


ユーザーからの反響

パッチ4.2から4.3までという極めて短い出番にもかかわらず、光の戦士を煽るときに見せた強烈な顔芸と中の人の熱演で嫌でもヒカセンの記憶に残ることになった。

特に「全権大使の俺を?」の部分は「全権大使のオレヲォ!?」と変換されるほど強烈であり、ヒカセンからオレオと呼ばれることに。

公式もこの反響を認知しているらしく、

  • 「エオルゼアカフェ」にアサヒをイメージしたメニューが登場。ご丁寧に「ココアクッキー」を乗せている
  • ファンフェスで顔芸時のアサヒのお面が販売
  • ハロウィンイベント「守護天節」で変身できるNPCに、ゼノスやヨツユなどを差し置いてアサヒがラインナップされる。(そして大量のアサヒによる人文字が作られる)

…というように、出番の少なさとは裏腹な謎のプッシュを受けている。


また、最初に和平に訪れて一通り視察して帰還する時、ヒエンに挨拶した後に「光の戦士に挨拶したい」として光の戦士と2人になって本性を垣間見せてヤンキーのようにメンチを切るシーンがあるのだが、これがご丁寧に光の戦士の身長に対してきちんと合わせたポーズをとる。

光の戦士はキャラメイク次第で身長2m超のルガディンにも1m未満のララフェルにもなるのだが、アサヒはヒューラン族であるため、ほぼ真上を見てメンチを切る事もあれば、腰を曲げてまで屈んでメンチを切る事もある。特にララフェルに対してメンチを切る構図は必笑。


なお、本性を現す際は前述のとおり、「感情に任せて~」と言い放ちながらメンチを切るのだが、この時点でプレイヤー視点では「ゼノスの信奉者が何か知らんがこっちを恨んでる」程度であり、アサヒに対する殺意どころか不気味さ程度しかない状態なので挑発にすらなっていない。


むしろ敬愛するゼノスを倒された上にヨツユのためだけに白旗まで降らされて心にもない演技をしながらやりたくもない和平交渉を進めるという、普通に考えて屈辱的な任務を言い渡されているのはアサヒのほうなので、むしろ感情に任せて光の戦士を殺したいのは彼だっただろう。

勿論そんなことをしてしまうとゼノスから言い渡された「和平交渉を進めた上でドマ側のスキャンダルでご破算にする」という任務が失敗に終わるという詰みっぷり。

(なお、過去視をされた時点で警戒されて任務失敗に終わる可能性もあったという、実はアサヒにとってかなりギリギリの状況であったのだが本人だけがそれに一切気付いていない。


そもそもガレマール帝国ほどの独裁国家であればこんな裏工作をしなくとも民衆派の勢いを削ぐなど片手間で可能(実際に漆黒のヴィランズ追加パッチで皆殺しにされている)なため、結果をみればただ捕虜交換を行っただけで彼の暗躍は全くの無駄だったと言える。

(その捕虜交換すら帝国よりはむしろドマに対して大いに利する結果となっている。)


このあたりの見ていて痛々しいほどの哀れなピエロぶりもある意味人気の一因だろう。

































































漆黒のヴィランズ







エメトセルク第一世界闇の戦士に敗北した後、原初世界では復活したゼノスによってヴァリス・ゾス・ガルヴァスが殺害され、帝国は内乱に陥っていた。


そんな中「白いローブの男」がゼノスに接触する。

彼はゼノスにアシエンハイデリンゾディアークにまつわる世界の真実を明かし、光の戦士とより強大な力での再戦を望むゼノスに協力する。

そしてゼノスが帝国の城を制圧した際に、彼の前で素顔を明かすが……















「どうか気を悪くなさいませんように、殿下。」













幕は下り 次の舞台へ

その顔は死んだ筈のアサヒそのものであり、ある計画を進めるためにブルトゥス家の財産や権力を利用していた。

だがその正体はアサヒ本人ではなく、アサヒの死体に憑依した転生組」のアシエンの一人、アシエン・ファダニエルである。

アサヒの体を乗っ取ったことで彼の記憶も継承しており、ゼノスのことを「殿下」と恭しく呼んでいる。


こうして「ゼノスの傍に仕える」というアサヒの夢は、体を異形の存在に支配されるという極めて歪んだ形で成就してしまった。

……が、肝心のゼノスの方はアサヒのことを全く覚えていなかった。どこまでも哀れである。

もっとも、命を救われた際は単なる一兵士としての面識しかなく、密命を受けた時に相対していたゼノスは中身はアシエン・エリディブスであり本人ではなかったため、覚えていないのも無理はないと言える。
















































暁月のフィナーレ








メインクエスト終盤、ハイデリンに接触するため、光の戦士と暁のメンバーは「星の中心」にして、死後全ての魂が還るエーテル界へと通じる『星海』の観測施設「アイティオン星晶鏡」へと潜航する。


数多の死者の妄執を乗り越え、今は亡き仲間の助力を得ながら至った星海の最深部。そこで一行の前に立ちふさがり、敗れたファダニエルこと異執のアモン

自身の記憶と、前世の記憶の間で迷い、光の戦士たちに答えを求めようとするアモンだが、そこに聞き覚えのある声が響く。





「アシエン・ファダニエル……お前が安らかに眠っていなくてよかったよ。」


「ここじゃあ誰も彼もが静かに眠る。記憶も想いも溶かして、魂を癒すために……」


「けれど稀に、気がかりがあって眠るに眠れず、星海の水面に映る、現し世を眺めてる者がいるんです。」


「例えばそう……己の骸がゲス野郎に使われていたり、ねぇ……」






そこに現れたのは、長らくアモンに肉体を奪われていたアサヒであった。


死後、星海においてアモンの動向を見続けていたアサヒだが、自分の肉体を使ってあれこれ策略を巡らせておきながら、最後の最後でゼノスを裏切ったアモンに激怒。

そしてアモンの魂を自分ごと星海に引きずり込み、未練を残したまま消滅させることで復讐を果たした。

そして自身も星海へと還ってゆくが、去り際に光の戦士たちに「貴方たちと顔を合わせたくないので自分が消滅するまでは星海には来ないでください(=死ぬな)」「本当に言葉通りの意味ですからね」と告げ、消えていった。


星海から見ていたということは、当然ゼノスが自分に興味がないことも知っていたはずだが、それでも彼のゼノスに対する忠誠は揺るがなかった。

また、アモンに対しては憎悪をぶつけながらも、最後は「苦しんで苦しんで苦しんで……答えを探し続けろ」とある種激励とも取れるような言葉を投げかけており、彼の過去や思想を見てきた中で、何か思うところがあったのかもしれない。

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