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ゼノス・イェー・ガルヴァスの編集履歴

2021-12-31 10:50:47 バージョン

ゼノス・イェー・ガルヴァス

ぜのすいぇーがるばす

『ファイナルファンタジー14』の追加ディスク「紅蓮のリベレーター」のキーパーソンとして登場するNPC

プロフィール

種族ガレアン族
性別男性
年齢26歳
出身地原初世界 ガレマール帝国
所属ガレマール帝国軍第XII軍団
階級軍団長
声優鳥海浩輔

概要

ガレマール帝国軍第XII軍団軍団長にして、二代皇帝ヴァリス・ゾス・ガルヴァスの息子。皇位継承権第一位。

母親および兄弟は不明。

自他ともに認める生粋の戦闘狂にして破綻者。


彼にとっての「戦い」とは悦楽であり、唯一の生き甲斐であり、ただ一つの関心事である。

逆に言えば戦闘以外にはほとんど興味を示さず、いつもつまらなそうな様子が見られる。

軍団を率いる長の地位にこそあるが、平時では軍の指揮や支配地域の統治にも関心はなく、これらも彼にとっては自身の欲を満たすための手段でしかない。

ドマの反乱を鎮圧したことでその名が広まったが、自身で統治することなくヨツユを代理総督に置いて去っている。

「新生エオルゼア」にてガイウス・ヴァン・バエサルが消息不明となった後にアラミゴ準州総督に就任したが、こちらでも統治には無関心である。


その戦闘力は作中最強クラスであり、過去数多の蛮神を討滅してきた光の戦士であっても、当初は足元にも及ばなかった。


性格

極めて冷酷、かつ残忍。

「戦い」には絶対的なこだわりを持っており、邪魔するものは敵味方を問わずその場で処分する。

戦線では最高指揮官にあるにも関わらず、積極的に前線に出ては自ら剣を振るう。それもただありきたりに虐殺を楽しんでいる訳ではなく、ひたすら己の技を試すという行為を繰り返しているだけである。

多勢に無勢を最大効率で駆逐する事のみを追求し続け、敵の絶望を煽り、逆鱗に触れ、より強い敵に仕立てた上でそれを殺す。


装備

[FFXIV]ゼノス 紅蓮落書き

武器はドマ制圧時にドマ反乱軍が使っていた「」。

反乱軍を狩り尽くしてもなお「退屈だ」という感想しか述べなかった彼だったが、偶然目にした刀に思う所があったらしく、以後使うようになった。それ以前は帝国式のガンブレードを使用していた。

ただしあくまでも「狩りの道具として都合がいい」というだけであり、刀それぞれに愛着などは持っていない。そのため、戦闘中いつ刀が刃こぼれしたり折れたりしても良いようにリボルバー型の鞘に複数本の刀を差して持ち歩いている。

「紅蓮のリベレーター」では「風断」「雷切」「アメノハバキリ」の三振を所有しており、これらを組み合わせた剣技「秘剣風雷妖」を用いる。また、周囲の敵を吹き飛ばす「圧縮剣気」という技を多用し、ゼノスを代表する技となっている。


DFFACに参戦

FFシリーズのキャラ達が共演するディシディアファイナルファンタジー(アーケード)にアップデートキャラとして2019年3月26日に参戦。(NTでは4月11日解禁)

FF14のキャラではヤ・シュトラに続いて2人目であり、ヴィラン側としては初参戦となる。


3種類の刀を使い分けるキャラで、装備している刀で技が変化。3種類の刀でそれぞれEXスキルを一度ずつヒットさせると強力な攻撃を発動可能。

さらに専用のEXスキルゲージを持ち、自動で増加しないかわりに特定の攻撃を当てることでゲージが増加する。これにより高頻度でEXスキルを連発できるキャラとなっている。


関連タグ

FF14 ファイナルファンタジー14:新生エオルゼア ガレマール帝国 ガレマール帝国軍 ガレマール帝国軍第XII軍団

紅蓮のリベレーター 漆黒のヴィランズ 暁月のフィナーレ

ディシディアファイナルファンタジー(アーケード)







ここから先、ネタバレ注意!!











当初は光の戦士の事を歯牙にもかけなかったが、二度目の戦闘でゼノスの兜を欠けさせたことをきっかけに、光の戦士を狩るに能うる「獲物」として認識。より強く成長する事を望み、見逃す。

その後アラミゴ王宮の決戦で、三度目の対峙となる。力をつけ、自身に匹敵する強さとなった光の戦士を「戦いに悦楽を求める同類」と見なし、一方的に「唯一の友」と呼ぶようになる。

ここでゼノスを友と認識するか、拒絶するかはヒカセン次第。どっちにしてもこちらの言い分を聞く事は全くないが。


帝国の改造手術によって人工的な超える力の持ち主超越者となったゼノスは、蛮神・神龍の力さえも意のままに操り、光の戦士と激闘を繰り広げた。

最終的には光の戦士に敗北するが、かつてない充足感から「自身の生はこれより後にも先にない」と断じる。そして至福の笑みを浮かべたまま、アラミゴ空中庭園で自ら首を切り、命を絶った。


ゼノスの死を知った父ヴァリスからは「奴は皇帝の器ではなかった」「あれは己の快楽を求めすぎる」と辛辣な評を受けている。

その後民心を配慮し、彼の遺体はギラバニア湖畔地帯のブラッドハウ墓地に、墓碑銘を刻んだ墓石すら置かずに埋葬された。








……と思われたが……















「案ずるな……。」


「私の望みは星の救済なのだから……。」


『漆黒の反逆者』トレーラーより ゼノス

何と、死んだと思われていたゼノスは帝国に帰還しており、埋葬されていたはずの墓地からは遺体が消えていた


その正体は、アシエンの能力でゼノスの肉体に憑依したアシエン・エリディブスだった。

ゼノスの剣技に加え、本来ガレアン族であるゼノスには使用できない魔法も行使できるようになり、一時は本来のゼノスを討ち果たした光の戦士をも圧倒するほどの力を得ている。


「ゼノスの顔を持つ男」はアサヒ・サス・ブルトゥスに命じてドマとの和平交渉(実際には蛮神召喚による離間策)に向かわせる一方、ハイデリンの使徒たる光の戦士の働きで増した「光」の力を削ぐ為、ヴァリス帝と手を結び、彼/彼女を排除しようと目論む。


アラミゴとの国境に近いギムリトの地にて、ガレマール帝国とエオルゼア軍事同盟の間で本格的に戦闘が開始。

その戦場で「ゼノスの顔を持つ男」と光の戦士は戦うが、彼/彼女の意識に何者かが干渉した事で隙が生まれる。

これを狙いトドメを刺そうとしたが、エスティニアンの横槍が入ったことで失敗。同時に帝国内での情報撹乱(ゼノスは死んでおり、肉体に憑依されているだけの存在であると触れ回った)が功を奏して撤退した。


一方その頃……

終わりなき戦乱の中、刀を手にしたエレゼン族の闘士が戦場を闊歩していた。

しかし、そのフードから覗く顔と声は…


「よいだろう、大いに愉しめ。そして、己が牙と爪をいっそう研ぐがいい。その間に俺は……失ったものを取り戻すとしよう。」































漆黒のヴィランズのネタバレ注意!














光の戦士第一世界へ渡ったその後……

帝都ガレマルドに潜入し、エスティニアンと合流したガイウスはある情報を掴む。


「ギムリトの戦場から百人隊長が一人姿を消したが、その後帝都で姿を見かけられた」


本来であれば、帝国軍兵士の敵前逃亡は死罪が相当する。

かつてネロ・トル・スカエウァが帝国に帰還しなかったのも死刑を回避する為であり、幕僚長クラスの地位にあっても例外は認められない事が判明している。

つまり、余程の事がない限り、逃亡者が自らの意思でわざわざ戻ってくる筈がない。

この情報を聞いたガイウスは、アシエンの一体が百人隊長の体を乗っ取ったと考えていたが……


























5.0メインクエストクリア後のネタバレ注意!!















皇帝の間に駆け付けたガイウスとエスティニアンは、そこで衝撃の光景を目撃する。









「しかして、俺は俺の体を取り戻した……。」


「ゼノス・イェー・ガルヴァスの魂と肉体は、ここに再び結ばれたのだ!」




















それは、自らの肉体を取り戻したゼノスの姿だった。


実はゼノスは「超越者」となったことで、アシエンと同じくエーテル体(霊体)での活動を可能とし、他者の肉体を乗っ取ることが可能な「不滅なる者」となっていた。

光の戦士との闘いの後、魂のみとなった彼はエレゼン族の闘士から百人隊長へと肉体を乗り換え、元の肉体を取り戻す機会を虎視眈々と狙っていたのだ。

ただし、一時は自らの生に満足した彼が、なぜ生きながらえようとしているのかはこの時点では謎である。


帝都ガレマルド・魔導城において、ゼノスはヴァリスとエリディブスの密会の現場を強襲。

光の戦士ですら苦戦したゼノスの身体のエリディブスを、百人隊長の姿のままで圧倒。エリディブスは撤退を余儀なくされ、ゼノスは己の肉体を取り戻した。

この時エリディブスから「原初世界と鏡像世界の存在」「帝国誕生のあらまし」「アシエンの目的」などを聞かされて説得されるが、ゼノスが興味を覚える事はなかった。


「友」たる光の戦士が第一世界で戦い、更に強くなっていることを期待し、自身もそれに応えられる強敵であろうと画策。

殺戮兵器「黒薔薇」で合切を台無しにする者=自分を邪魔する者と断じ、ヴァリスを殺害。共闘するガイウスとエスティニアンを軽々といなすと、皇帝暗殺で混乱する魔導城を後にしたのだった。


その後、自分に協力を申し出た「白いローブの男」ことアシエン・ファダニエルから、「終末の災厄」についての話を聞く。

そこでいかなる密約が結ばれたのかは不明だが、魔導城を制圧し、無数の死体が転がる中で玉座に坐したまま、ファダニエルが「終末の再現」に向けて暗躍するのを黙認した。

ただしアラミゴにて光の戦士達を前に「テロフォロイ」を名乗り、ルナバハムートに強襲させた事を得意げに語ったファダニエルには、殺意をにじませた不快感を表している。

その後は異世界より帰還してより強さを増した「友」と戦うため、刀に代わり新たな武器を求める。

吟味の末、最終的に手にしたその武器は……→???


実は昔から「アーモロートを襲った災厄の夢」を繰り返し見ていた

終末の日に空を覆った、かの流星雨の幻影を見る事で「超える力」に覚醒する事から、超越者となる以前から何がしかの影響を受けていた可能性が示唆されている。

このことについてファダニエルは「エメトセルクが何かしたのではないか」と疑っているが……

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