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ルナバハムート

るなばはむーと

『ファイナルファンタジー』シリーズに登場するバハムートの一種である。
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解説

バハムートの一種。
初登場はファイナルファンタジー4アドバンス。色は胸部から腹部が青みがかっている。

FF4(アドバンス並びにアドバンスをベースにした移植版)

EXダンジョン「月の試練」における「竜騎士の試練」に登場し、聡明な性格のバハムートの中では珍しくえげつない試練をカインに与える。

ちなみに携帯電話版の竜騎士の試練は内容が全く異なっているので、この項目のルナバハムートが課す試練はGBA版をベースとしたものとして解説する。

竜騎士の試練

その試練の洞窟はカイン一人しか入れないという変わったものであった…。カイン以外では確実に門前払いされる為カインがパーティにいる事が絶対となる。

  • 試練開始早々バロンの町で殺人事件が発生していつの間にか凶器が槍というだけで殺人事件の容疑者として巻き込まれる。
  • セシルとローザのイチャつきっぷりが(カイン視点で)やたら目につく。
  • ローザが謎の人物にさらわれる。が、彼女いわく犯人の声はどこかで聞いた覚えがあるとの事。
  • 竜騎士というだけで町の人から恐れられる。(しかし、それでも彼には人徳がまだある事は判明)
  • 真犯人のものである血塗られた槍がカインの側に事件解決しても何故か置かれる。

…窮地に陥ったカインはたった一人でこの悪夢を乗り越えねばいけないのだ。誰の手も借りずに。

だが、事件を解決してもまだ試練は終わらなかった。またしてもローザが何者かに誘拐されるのである。謎の人物を追うセシルの後を彼も追いその向かった先には…?

だが、これらは試練の前座にしかすぎないものだった…

本当の試練にて現れた者

ローザをさらった犯人を追って、試練の山の山頂にある鏡の部屋とそっくりな一室に辿り着いたカイン。しかし、そこには囚われのローザと虫の息にあるセシルが倒れていた。

それ以外は何もない部屋だったが、鏡の中から自分と瓜二つの黒い竜騎士が現れカインを煽る。血塗られた槍を使って「虫の息のセシルにトドメを刺せばローザは自分のものになる」という悪魔の囁き・・・セシルさえいなければ・・・セシルを殺せば・・・ローザは・・・

この欲望とジレンマを煽る選択を迫られたカインが選んだのは・・・これこそが彼が試される竜騎士の試練そのものだったのである。

試練に立ち向かう竜騎士

黒い竜騎士にNOを突き付けたカインは戦いを挑む。もうこれ以上は付け込まれる形で親友達を裏切る真似はできない。目の前にいるのは自分の心の欲望と闇の姿。そして、火花を散らす死闘において黒い竜騎士はしばらくして正体を見せる。

露になったその姿はこの竜騎士の試練の主・ルナバハムートだったのである。

竜王と呼ばれるバハムートらしく容赦なく熾烈な攻撃は彼に襲いかかる。
行動パターンは「カウントダウンからのメガフレア」と「ダメージに対するカウンターの通常攻撃」のみ。魔法を使えないカイン1人でのバトルになるため、カーテン系のアイテムがない場合はメガフレアをジャンプで避けるしかない。
カウンターもダメージが蓄積すると厄介なので、後列に配置したり、場合によってはブラッドソードで戦ったりと、立ち回りを工夫すると良い。

そして、カインは竜騎士として一人の人間として全力で立ち向かい・・・激闘の末ルナバハムートに打ち勝った。
気が付くとさっきまでいたはずのセシルとローザの姿は無かった。バロンの町も出来事も何もかもがルナバハムートの試練が見せた幻だったのだ。血塗られた槍さえも・・・しかし、その手に握られたものは竜騎士の最強の槍「ランスオブアベル」「竜騎士の篭手」だった。竜騎士が試練に打ち勝った証である。

しかし、この試練を乗り越えたカインに達成感も笑顔もなかった。自分に何度も言い聞かせるように、また彼らに問いかけるように独白をする哀愁の姿があった。

「これで……これでいいんだ……。そうだろ……カイン……?」
「……。」
「これでいいんだ……。そうだろ、ローザ……? そうだろ……セシル!」

試練から出てきた彼にセシルから今さっき入ったばかりなのに出てくるのが早かった事を問われる。カインはここで外と中の時間の流れが違う事を知ったのだった。そして、竜騎士唯一人しか入れない試練がどんなものだったのかも聞かれても「何も無かったよ…何もな。」と複雑な面持ちで答えるカインであった。


また、誰でも使える消費型召喚アイテム「奥義の書:LB」が入手できる。(再度挑むとランスオブアベルと竜騎士の篭手の代わりにラストエリクサーが手に入る)

だがいくら幻とはいえ、もしもセシルにトドメを刺したら…?

試練に負けた竜騎士

カインは血塗られた槍でセシルにトドメを刺した・・・

カインは試練に負けたのだ・・・試練の幻とはいえ親友を手に掛けたのだ・・・

欲望の囁きに・・・自分の心の闇にまた負けてしまったのだ・・・

ダークカイン「わかったろう? どんなに善人(※)ぶったところで俺がお前の正体なのだ。俺こそが、お前なのだ……! これからも、ずっとな……。フハハハハ……。ヒャアッハッハッハァ……!!」

これによりカインはこの試練に挑む権利を永遠に失った。しかも得たのは血塗られたあの槍・・・

こちらを選んで出てきた場合にうっかりセーブしてしまうとそのセーブデータではカインの試練に二度と入れなくなるのでそうなったらFF4を最初からやり直さなければいけない。
メンバーの試練の中では選択を誤ると取り返しが付かない唯一の例である。どういう事かと言えば「月の遺跡」が本編クリア後に入れる場所だからである。
こちらを選んだ場合は絶対にセーブしないように!「奥義の書:LB」までも二度と入手できなくなる。

以上の通り、ルナバハムートの与えた試練はカインの心と燻る欲望を試されるものだった。しかし、入れるのは選ばれし者一人のみで他者を頑なに拒むのはもしも同行して、もしも過ちの選択を選んだ場合の彼をセシル達が見てしまったら…と考えると、ルナバハムートもまた聡明な竜王だったと言えるだろう。

どちらにせよ、カインは後々まで引きずる事となりFF4TAでその心の闇がとんでもない事態を引き起こすのである・・・。

※…GBA版では「偽善者」となっており、こうなるとおかしなセリフになっている為にPSP版では「善人」に修正されている。

元ネタ?

おそらく、「敵から選択肢を迫られる」「ダークカイン→ルナバハムート」の流れはドラゴンクエストのラスボス・竜王の一連のイベントだと思われる。こちらも選択肢を間違うと最初からやり直し(FC版)。つまり竜王と竜王バハムートをかけたある種のパロディとも言える。

さらに言うなら、ライブ・ア・ライブ中世編(FF4を別アプローチ的にしたもの)もモチーフになっていると推測され、もしもが欲望に突き進まなかったら・・・といったシチュエーションの様なものである。また、先述の誤った選択でのダークカインのセリフの高笑いは彼を彷彿とさせるものである。

ランスオブアベル

試練に打ち勝った証の「ランスオブアベル」は旧約聖書の兄弟「カインとアベル」の話からきていると思われる。カインは唯一神「ヤハウェ」が弟のアベルの供物だけに目を留めた故に自分のを供物が無視された嫉妬のあまりアベルを殺したという逸話がある。旧約聖書のカインが何を使ってアベルを殺害したのかは不明だが、竜騎士の試練に登場した血塗られた槍そのものがランスオブアベルだったと考察される。
シチュエーションこそ異なるも、カイン・ハイウインドは自身の嫉妬心に打ち勝つ事で「カイン・アベル兄弟」と悲劇とは違う道を歩む事となるが続編では…

FF4TA

iOS版にて、ラグナロクを守るボスとして登場。オリジナル版FF4TAにおける神竜のポジションと言える。
こちらではストーリーの絡みなどは特になく、またこちらのパーティも5人フルの状態で挑戦することができる。
その分スペックも相応に上がっており、カウントダウン+メガフレアのコンボを使うだけでなく、通常攻撃も仕掛けてくるため、ジャンプ一辺倒で倒すわけにもいかない。
さらに、新技として「マジックバスター」を仕掛けてくることもある。これはいわば超強力なアスピルと言えるもので、MPを一発でほぼ枯渇させる凶悪無比な一撃。回復役のMPを奪われれば全滅に直結しかねないし、バンド技の障害にもなるため、迅速なMP回復が求められる。MPを消費せずアイテム回復を得意とするギルバートがいると、戦況を悪化させられる可能性が低い。

関連項目

バハムート カイン・ハイウインド

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