概要
初登場は『FINAL FANTASY Ⅶ』。ファイナルファンタジーシリーズの常連召喚獣であるバハムートの亜種もといメカ化(?)したキャラクター。
六枚の翼を持ち巨大な姿を持つ。
敵全体に無属性の大ダメージを与える魔法『メガフレア』の強化版『テラフレア』を使う。そのメタリックなボディと一見の価値あるド派手な演出で人気の高い召喚獣である。衛星軌道上で極太レーザーを口から放つ様はまさに衛星レーザー兵器で強力な攻撃手段ではあるが、エフェクトの長さと攻撃発生回数が下記のチートキャラと違い1回のみで『FINAL FANTASY Ⅶ』の与ダメージは9999でカンストする仕様も手伝い、10000以上のダメージを与えられないのが欠点である(まほうみだれうちのマテリアと組み合わせれば1度に10000以上のダメージを与えることは可能だがバハムート零式を見てる時間も長くなる)。
しかも、これが入手可能な時期にシリーズ屈指のチートキャラが入手できてしまうので、プレイヤーの使用期間は短いどころか全く使用することなく終わる可能性すらある。
そっちはいわば隠し扱いなのだが、こっちも攻略次第では取り逃す可能性がある。
『ファイナルファンタジーレコードキーパー』では、シンリュウ・ホシヒメ戦にてバハムートを召喚して戦うこととなる。
『ファイナルファンタジー零式』におけるバハムート零式
とあるルシとの戦いで全滅した際に、誰かが召喚するイベント専用の軍神(召喚獣)。その力はあまりにも強大で、絶対に死亡することのない生命力と、絶対的なステータスの高さ(HP・MP9999、攻撃防御各魔力255)を誇る。
攻撃技であるグランドバスターは至ってシンプルな通常攻撃だが、メガフレアはチャージすることでギガフレア→テラフレアとパワーアップし、特にテラフレアは発動すれば相手は死ぬ(実際は死なないけど)。
『ファイナルファンタジー零式』を語るにあたって欠かせない召喚獣として、初登場の『FINAL FANTASY Ⅶ』での存在感を圧倒的に上回る形でその力を知らしめることとなった。
ちなみに先述のルシはバハムート零式を召喚させることなく倒すこともできるが、初見だと嬲り殺されるのは不可避なので至難だろう。
外部出演
『大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo 3DS / Wii U』『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』のクラウドのホームグラウンドミッドガルでたまに浮遊してくる召喚マテリアを取ると零式が現れてテラフレアを放ってくる。
わざわざ目の前に現れては宇宙空間まで行っているらしく真上から例のレーザーを放ってくるのだが、最初はミッドガルの都市部に直撃させており、徐々に誤差修正しているかのごとく手前のステージに迫ってくる。勿論、射程目標にいると大ダメージを食らうこと必至。
普通に考えるとミッドガルの住民はともかく、ミッドガル自体が無事では済まない気が・・・。初期化爆弾の森とどっこいどっこいの滅亡のお知らせである。
『大乱闘スマッシュブラザーズSPECIAL』でセフィロスの参戦によって『FINAL FANTASY Ⅶ』のスピリッツボードが追加され、バハムート零式もスピリットの1つとして登場。ランクはLEGEND級。なんと憑依先はジャイアントリドリー(メカリドリータイプ)。
前回のLEGEND級キャラと同じくサポーターで、効果はやはりオンリーワンである「切り札強化」。
備考
初出の『FINAL FANTASY Ⅶ』での零式というネーミングと当時のポリゴングラフィックとカラーリングのせいでメカに見えた人も多かった。スマブラ登場の際には生物的な容姿にリファインされている。