『ウルトラマンマックス』第13話で登場した、ウルトラマンマックスの強化アイテム。
概要
元々はウルトラマンゼノンが召喚したアイテム。宇宙恐竜ゼットンとの戦闘を機にマックスに託され以降は現在に至るまでマックスが所持・使用している。
翼を広げた鳥のようなフォルムが特徴。マックスがマックススパークの装着されていない右手を空に翳して虹色の光線を発することで召喚され、そのまま右手に装着される。この時、翼のような部位が閉じられ、短剣のようなフォルムとなる。
光のエネルギーを蓄えておく機能もあり、この特性が後述する救出作戦において大きな意味を持つこととなった。
実際、初めて装着した際はパワータイマー(カラータイマー)の点滅が緩くなるなど、それを示唆する描写はあった。
人間を乗せて自立飛行させることも可能で、最終話ではギガバーサークの圧倒的な戦闘力を前に力尽きてしまう寸前、カイトを乗せて脱出させ、彼の命を救っている。また、この時分離させたマックスギャラクシーにDASHは大量の太陽エネルギーを充填させることでマックスを復活させ、ギガバーサークに勝利するきっかけを作った。
UGF大いなる陰謀でもゼノンがマックスにエネルギーを回復させるための手段として使用、そのままマックスに装着されてマガオロチに止めを刺す際にも用いられた(また、この描写からマックスギャラクシーは一度ゼノンの手に戻っていたことが示唆されている)。
ギャラクシーレスキューフォースボイスドラマによれば「マックスギャラクシーにエネルギーをチャージするのに時間がかかり、(救出に駆け付けるのが)ギリギリになってしまった」とのことで、エネルギー回復用&戦闘用のエネルギーをゼノンがチャージしていたことが判明している。
多くの強敵を撃破してきた非常に強力な装備だが、その分エネルギーの消耗も激しく、毎回使用できるわけではないらしい。
基本的にはマックスの使用アイテムだが、後にマックスは『ウルトラマンX』の世界を訪れた際にエックスに自身の力の一部として、このマックスギャラクシーを召喚し、使用する能力をサイバーカードという形で分け与えている。その後、第11話で実戦投入され、ギャラクシーカノンで強敵キングジョーを撃破するという戦績を上げた(ただし玩具ではギャラクシーカノンではなくマクシウムカノン発動になっているため劇中と同じ遊びはできない)
必殺技
ギャラクシーカノン
マックスギャラクシーから放つ必殺光線。威力は絶大で、マクシウムカノンにも耐えるゼットンのバリア・ゼットンシャッターやギルファスの盾、ゴドレイ星人の両腕すら突き破って粉砕し、惑星一つ吹き飛ばす爆発に耐えたルガノーガーをも葬り去った。直撃すれば一撃必殺レベルの光線だが、ラゴラスエヴォの超温差光線に力負けして押し返されたり、ダークバルタンのスペルゲン反射光に反射されたりと、無力化された事もある。
キングジョーに対しては威力を調節して使用し、乗り込んでいた夏美をゼットン星人の呪縛から解放し脱出させる事に成功している。
第36話のレッドキングに対しては、最初の一発目で周囲を覆うバリアを展開してから二発目で撃破する事で周囲への被害を防いだ。
『UGF大いなる陰謀』では八つ裂き光輪やM87光線のような振りかぶるようなポーズで放っていた。
上述したようにウルトラマンエックスもサイバーカードで使用している他、ウルトラマンギンガビクトリーも設定上は使用可能。
ギャラクシーソード
マックスギャラクシーから光の刃を形成し、相手をぶった切る。
初使用時は攻撃ではなく、ゼットンの火球を防御する為に使用している。
最終回の超巨大化状態で使用した際は地球の直径を超える程の長さのギャラクシーソード最大パワーを形成、ギガバーサークとの最終決戦に決着をつけた。
バリアフィールド
敵の体を青いドーム状のバリアで包み込む。
敵を拘束したり、爆発などの影響が周囲に広がらないようにするために用いられる。
関連イラスト
関連項目
ウルトラマンマックス ウルトラマンゼノン ウルトラマンギンガビクトリー ウルトラマンエックス サイバーカード
グリッターブレード︰ウルトラマントリガーの強化形態が使用する剣武器。構え方が似ている。