久津ケン
ひさつけん
演:聡太郎
概要
『獣拳戦隊ゲキレンジャー』の登場人物。
ゲキチョッパーに変身する。
激獣拳の中でも最も古い拳法の一つである、激獣ライノセラス拳の使い手。
登場時点では過激気は持っていなかったが、七拳聖ですら修得できなかったゲキワザ「激気研鑽」を使用できる、かなりの天才である。
その反面、ゲキレンジャーの4人目のメンバーとして召集されたにもかかわらず、勝手に休暇を取って遅刻してきたり(その間にゴウが加わった為、結果的に5人目のメンバーとなった)、大事な操獣刀をそのバカンスの資金として無断で売ってしまったり(結果的にこれが後々、激獣拳と臨獣拳の両陣営による操獣刀争奪戦そして「激臨の大乱」の再来へと繋がる遠因となってしまった)とかなりいい加減な性格で、「嬉し泣き以外の女性の涙はこの世から無くしたい」と語る程の女好き。
そんな性格が仇となり、当初はジャン達から仲間として認められず、ゲキレンジャーのメンバー入りを拒否されてしまったが、戦いの中で自らの覚悟や信念、そして実力を見せつけた事で認められ、無事に仲間入りを果たす。
母は既に他界。父・権太郎(演:石田太郎)とはよく喧嘩しているが、しっかり者の妹・幸子(演:井端珠里)のことは非常に可愛がっている一方で最も頭が上がらない存在。
余談
スーパー戦隊では非常に珍しいヒゲ面の戦士。しかし聡太郎氏はゲキレンジャー最年少だったりする。
聡太郎氏は松濤館流空手の有段者であり、空手がモチーフである激獣ライノセラス拳のアクションに大いに生かされている。
因みに同氏は撮影中、サイブレードの刃の部分が勢い余って背中に刺さり、かなり痛かったと後年に語っている。
名前の由来は「必殺拳」。名前をゴウと合わせると「剛健」、ジャンと合わせると「じゃんけん」になる。
スーパー戦隊に限らず、追加戦士が初登場時に追加戦士側が旧来のメンバーを仲間として認めなかったりして、仲間入りするまでに一悶着があるというパターンはお約束といえるパターンだが、ケンの様に旧来のメンバー側から認められずにメンバー入りを一度拒否されるという例は珍しいパターン(同樣のケースは他に、侍戦隊シンケンジャーのシンケンゴールド/梅盛源太や海賊戦隊ゴーカイジャーのゴーカイシルバー/伊狩鎧がいる)であり、スーパー戦隊シリーズの中では初めての例である。
関連タグ
ジャベル(仮面ライダーゴースト):中の人繋がり、後に劇中で好物だったメンチカツを食べていた。