カンクロウ
かんくろう
プロフィールじゃん
概要じゃん
四代目風影と加瑠羅の息子であり、五代目風影である我愛羅の兄、テマリの弟。
第一部の時点では下忍として登場。中忍試験第三試験本選の一人になるもやむを得ず棄権した。後に本選で戦う予定だった油女シノと直接対決をするも倒される(ただしシノも毒煙を吸ったためにサスケの援護ができない程ダメージを受けた)。二部では上忍に昇格している。険悪だった我愛羅とも打ち解け、良い関係を築いている様子。使用傀儡はカラス・クロアリ・サンショウウオ、そしてサソリ(赤砂のサソリが生前使用していたもの)、サソリの父と母(サソリの最初の制作傀儡にして、生前最後にチヨバアが使用していたもの)。傀儡人形を操作するために人形に近づいた相手を得意とし、反対に自身に近寄ってくる接近戦に関しては不得意で弱点とされる。
第四次忍界大戦では奇襲部隊の隊長を任されており、その実力はかなりのもの。
さらに穢土転生されたサソリの最期の言葉で「お前に父と母の傀儡も託す」と言われ、同じくチヨバアからは「こやつもサソリ同様傀儡に並々ならぬ愛情を持っておるのか」、「よき操演者に引き継がれた」、「サソリが父と母を置き土産としておいて逝ったのにわしがなにも残さんわけにはいかんの、今のわしがお前に残してやれるのは傀儡の奥義くらいなもんじゃ!その身をもって学ぶがよい」と言葉や技などを託される描写(アニナル)もあった。
第四次忍界大戦後(最終話/700話)では我愛羅の付き人をしている模様で五影会談のついでに、奈良一族に嫁いだテマリの様子を見に来たと思われる我愛羅と共に木ノ葉に来ていた。
語尾に「~じゃん」をつけて話すのが特徴。顔の化粧はよく変わる。
初登場時は我愛羅と険悪な関係だったせいもあってか、年下の生意気な子供を酷く嫌っており、ぶつかってきた木ノ葉丸の服を掴みあげて殴ろうとするなど印象が悪かった。
しかし、中忍試験が開始してからは我愛羅の不安定さに振り回され気味な苦労人としての一面を見せ始めた他、情報収集の際に、ヒナタとネジとのやりとりを見た直後で気が立っていたナルトの反応に苛立ちつつも言葉を選んで接するなど、言動も丸くなった。
俺の傀儡じゃん
クロアリ
相手を捕獲するのに有用な傀儡人形で、顔が尖っている。腹は樽状になっており、相手を捕獲しギタギタのズタズタにできる残虐な人形。音の五人衆編や「幻の地底遺跡だってばよ!」で使用した「黒秘儀危機一髪」はトラウマもの。
サンショウウオ
その名の通り山椒魚に似た大型傀儡。その体の大きさ、硬さを活かし盾になる。カラス、クロアリに次ぎ二部から登場。鉄壁を誇る山椒魚はカンクロウが初めて持った「守るため」の術であり、風影となった弟である我愛羅を守る力を得たいと願ったがためである。
サソリ
赤砂のサソリが生前使用していた傀儡人形。五影会談編で初披露され、首が外れたりする予想外のカラクリで読者を驚かせた。
父と母
幼き日のサソリがはじめて制作し、生前のチヨバアが最後に使用した、サソリ自身の父と母を模したペアの傀儡人形。カンクロウが使用する場面はないが、穢土転生されたサソリが代々継いでいくように託した。