概要
『仮面ライダーOOO』に登場するアイテム。
コアメダル同様に、800年前の錬金術師が作った神秘のメダル。
人間の欲望を糧として増殖し、怪人「ヤミー」を生み出す。グリード(及びヤミー)達にとっては細胞(CELL)のようなもので、大量に取り込めばその力は飛躍的に増大する。例えばショッカーグリードはショッカーメダル1枚にセルメダルを1枚くっつけただけでいきなり誕生している。それ以外のグリードを作る際に、その肉体の体積とほぼ同じ量のメダルが必要なため、密度は水とほぼ同等と思われる。
ヤミーの幼体である「白ヤミー」は1枚しか持っていないものの、その白ヤミーが成長した動物ヤミーの身体には無数のセルメダルが含まれており、攻撃されると血の代わりにメダルが噴き出す。そして死ぬとその体は全てセルメダルになってしまう。
グリード達はいかにしてセルメダルを集めるかを考えて行動しており、生み出されたヤミーもいずれはグリードによりセルメダルに分解されてしまう宿命を背負っている。
しかしコアメダルに比べると強化具合は高く無い様で、少量のセルメダルでは大した強化にはならない。が、大量に取り込めばコアメダルに匹敵する強化も可能。
大量のエネルギーを保有しているため、鴻上ファウンデーションでは武器やバイクの燃料に使用されている。
セルメダルは銀色をしており、コアメダル同様に表には動物の紋章が彫られ、裏には十字が刻まれている。しかし、どの動物のセルメダルを入れたかは白ヤミーの成長後の姿には特に関係ない。
作中では6種×3匹のメダルの他、エビ・カニ・サソリも登場している。
また、グリードがセルメダルを割ると「屑ヤミー」と呼ばれる低級なヤミーが生まれるのも特徴。
屑ヤミーを憑依させることで、1日1枚のペースで新品のセルメダルを生み出すことが出来る。
余談
『仮面ライダーOOO』の前番組・仮面ライダーWの劇中においても、ミュージアムと繋がりのあった敵組織・財団Xの資料の中に、ガイアメモリと並んで研究対象とされている記述があった。
※W作中の記述については、当初はWの次回作がOOOであることも含めたファンサービス的要素に過ぎなかったとの事だが、W劇場版「AtoZ/運命のガイアメモリ」を皮切りに、その後の劇場版でクロスオーバー競演を重ねる中で、財団XがOOO・フォーゼ側にも絡む研究を行い怪人を生み出していたという設定が付与、強化され、お遊び要素ではなくガチの設定となっていった。
CSM
2020年、CSMシリーズから「仮面ライダーOOO」10周年を記念してプレミアムバンダイにて完全受注生産で販売された。詳細はこちらまた、2022年にバースドライバーのCSM化に伴い再販が決定した。
関連イラスト
関連項目
仮面ライダーOOO 仮面ライダーオーズ 仮面ライダーバース 800年前の王
グリード(仮面ライダーOOO) ヤミー(仮面ライダーOOO)
ライドベンダー メダジャリバー メダガブリュー バースドライバー バースバスター
ライダー変身アイテム
ガイアメモリ→ オーメダル(コアメダル/セルメダル) → アストロスイッチ
怪人変身/生成アイテム
ガイアメモリ → オーメダル(コアメダル/セルメダル) → ゾディアーツスイッチ