シロン(アニポケ)
りーりえのろこん
概要
アニメ『ポケットモンスター サン&ムーン』にて、ヒロインの一人・リーリエの手持ちとなったアローラロコン。
アニメの最初のキービジュアルでは、リーリエの傍にアローラロコンの姿が確認できる。更にOP「アローラ!!」の映像の中で、光輝くポケモンのタマゴらしきものを受け取るシーンがあったことから、タマゴの中身がアローラロコンであることは予想されていた。
性別は作中で明言されていないが、後述の配布されたシロンが♀️であることと、ウルトラガーディアンズのコスチュームでリボンをつけていたことから♀️だと思われる。
本編では第8話にて、タマゴの状態で初登場。ラナキラマウンテンで発見されたものをオーキド校長が、授業の一環として世話をするようサトシたちに預けた。マオの提案で、リーリエが面倒を見る係となる。
第13話終盤で孵化し、続く第14話にてリーリエの初めての手持ちポケモンとなった。彼女はタマゴの時からこのロコンを「シロン」と呼んでおり(白くてコロンコロンと揺れるから)、アニメでは珍しくニックネームが付けられている。
現時点で習得している技は、「こなゆき」「あられ」「オーロラベール」。
最初は「こなゆき」だけだったが、第30話で一時的にパートナーとなったサトシが特訓を施し、それ以外の技をいくつか習得したと推測される。
「こなゆき」の威力は、サトシやロケット団3人組の他、トレーナーのリーリエまで全身氷漬けにしてしまう(第14話「ポケもんだい」後)ほど。ちなみにリーリエを氷漬けにしたのは、暑がるリーリエを冷やしてあげたつもりらしい。シロン自身に全く悪気はなく、リーリエを凍らせた後は満足そうな笑顔で、カチコチになった彼女の脚に頬ずりしていた。
第22話では風の補助によるフルパワー出力で、かつ対象からの抵抗を受けずに時間をかければ、高さ10m級のシロデスナも凍結させることができた。
第80話ではアローラサンドパンから「こおりのいし」を譲り受けたが、シロンは進化を拒んだため、リーリエが現在も所持している。
尚、サン&ムーンにおいてはサトシのピカチュウとモクロー、スイレンのナギサを除くと唯一メインキャラクターの手持ちでは最後まで進化を果たさなかった。
2017年、全国のイオン、及びポケモンセンター・ポケモンストアで、シリアルコードによる配布も行われた。ちなみに性別は♀でLvは10、特性は「ゆきがくれ」。持ち物はシルクのスカーフになっている。技は「こなゆき」のみ。
性格
ほぼ同じタイミングで生まれたオーキド校長のロコン(通常のすがた)とは対照的に、少々人見知りが激しく、最初はピカチュウたちともなじめなかった。
リーリエには初めからなついており、自分の意思で彼女が投げ落としたボールに入った。
当初、コンプレックスを抱えるリーリエはシロンにも触れなかったため、シロンの方もむやみにすり寄る仕草はしないでいた。しかし、ロケット団との騒動を経てリーリエがシロンに触れるようになってからは、彼女によく抱えられて過ごしており、ロコンやピカチュウたちとも仲良く一緒に遊んでいる。
第30話では生徒同士のパートナー交換の授業が行われ、シロンはサトシのピカチュウと交換になり、2日間サトシのポケモンとして彼の下宿先であるククイ博士の家で過ごすことに。
生まれて初めてリーリエと離れた上、彼女の屋敷とは環境も食事も違い過ぎるせいか、出されたポケモンフーズにも口を付けようとしなかった。
それでも気分転換に散歩に出るなど、サトシやニャビーが歩み寄ったおかげで、徐々に彼らなりの生活を進んで体験し始める。サトシが「特訓で強くなってリーリエをビックリさせよう」と提案した時には目を輝かせていた。