CV:沼倉愛美
ステータス
基本レベル | 63(種族レベル1+職業レベル62) |
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役職 | ナザリック地下大墳墓 戦闘メイド |
住居 | 第九階層の使用人室のひとつ |
属性 | 邪悪(カルマ値:-400) |
種族レベル | 二重の影(ドッペルゲンガー)1lv |
職業レベル | ファイター1lv、ウォー・ウィザード10lv、エレメンタリスト(エア)10lvなど |
二つ名 | まん丸卵の戦闘メイド |
創造主 | 弐式炎雷 |
概要
常に人間とほぼ変わりない姿を取る事ができるため、アインズの扮する『モモン』と共に、冒険者『ナーベ』として人間の街で行動する事になる。
ちなみにWEB版ではアインズに代わり、ナーベラルが冒険者『モモン』として単独で活動している時期がある。
人物像
人間を無価値な存在と断じて頭から見下しており、人間に対する友好度は極めて低い。更に短気かつ毒舌家。
人間への蔑視度合は姉妹の中でも特に強く、「下等生物」という言葉に「ナメクジ」や「ウジムシ」などのルビを振って呼ぶ。
モモンの目の届いていない所に至っては容赦なくスリの手を潰したり、ナンパしただけの男が大泣きして、モモンに助けを求めて来るまで叩きのめしたりしている。
こうした性格や言動から余計な諍いを振りまきがちで、度々モモンに注意を受けているが一向に直らず、更にプレアデス特有の並外れた美貌のせいで、『美姫』と謳われるほど多くの男を虜にしてしまい、そのせいで前述の様なトラブルが何度も招かれるという悪循環に、モモンは「ルプスレギナにすれば良かったか?」と後悔した事もあったが、あちらは確かに目の届く範囲にいれば社交的に振る舞ってはくれるが、別行動になって目を離してしまった際に余計な事をしでかしかねないため、結局は頭を抱える事になりかねないのは変わりないであろう。
そんな彼女ではあるが書籍版8巻においてモモンの命令でエンリに接触した際、ナーベの美貌に目を奪われたエンリが思わず漏らした「ルプスレギナさんと同じくらいに綺麗」という言葉に対し、身内を褒められたのが嬉しかったのか素直に「…ありがとう」と礼を述べている。
総合すると戦闘においては極めて優秀だが、それ以外では天然かつポンコツと言ってもいい程であり、前述の通り演技が出来ないせいで人間に対して余計な殺気を振り撒いてしまうのに始まり、更には『漆黒の剣』の面々の前でうっかりアルベドの名前を出してしまう等の失態を犯してしまった事もあり、時折モモンからチョップや拳骨で窘められている。
特にアニメ一期第5話での、猛烈に可愛いリアクションは必見。
階層守護者のコキュートスとは、自身の創造主の弐式炎雷が彼の創造主の武人建御雷と親友同士だった関係で、二人だけになるとノリが良くなり、普段の二人のイメージからは想像できない行動を取ったりもするらしい。
容姿
きめの細かい色白の肌に、黒の瞳、切れ長の眼、長い黒髪をポニーテールにしている、お淑やかそうな雰囲気を漂わせた美女(もっとも上述の通り、飽くまで雰囲気だけだが)。
外見年齢は10代後半から20代。
強さ
魔法職を修めているが、剣を装備可能など他のメンバー程ではないものの直接戦闘が可能であり、基本レベルはプレアデスの中で最も高い。
クラス構成は、種族を捨てて魔法攻撃に特化した純粋な魔力系魔法詠唱者(マジック・キャスター)で、本気になれば基本レベルに見合わない第八位階までの攻撃魔法を行使でき、その火力はプレアデス随一。
雷系の攻撃魔法を得意としており、《雷撃(ライトニング)》などを多用する。
『ファイター』の近接職クラスを1レベルのみ取得しているため、ある程度の接近戦もこなす事が可能であり、《転移(テレポーテーション)》や《飛行(フライ)》の魔法を駆使して不用意に接近した相手の意表を突く事もある(この戦法は、彼女の創造主の弐式炎雷が得意としていた戦闘スタイルでもある)。
また飛行魔法で飛び回りながら攻撃魔法を撃つ事も可能で、同じ戦法で戦うイビルアイが止まっていないと撃てないのに対し、ナーベラルは移動中でも普通に撃てる。
一応『二重の影(ドッペルゲンガー)』ではあるが、職業(クラス)に偏ったビルド故に1レベルのみと殆ど機能しておらず、変身可能な姿も基本形態として設定された普段の美女の姿のみ。
そのため、他のプレアデス達の様に種族特性を活かした行動は不可能となっている。
流石に階層守護者には遠く及ばないものの、転移後の世界においては最上位クラスの強者に位置し、互角以上に戦える者は現状片手で足りる程しか存在していない。
なお、『冒険者ナーベ』として行動している間は意識的に第三位階までの魔法しか使わない様にしているが、ステータスは変わらないのでその威力は転移後の世界の住人が使う一般的な同位階の攻撃魔法よりも、遥かに高い。
主な使用魔法
- 次元の移動(ディメンジョナル・ムーブ)
第三位階。術者のみを転移させる。ただし、あまり遠くへは移動できないと思われる。
転移後の世界では、魔法詠唱者には相手との距離を離したりする逃亡用の魔法と認知されている。
- 転移(テレポーテーション)
第六位階。移動距離などの詳細は不明。
- 連鎖する龍雷(チェイン・ドラゴン・ライトニング)
第七位階。手からのたうつ龍の如き白い雷撃が生じ、標的へ撃ち出すと相手の全身を龍が巻きつく様に覆い、焼き尽くしていく。
他に標的が残っている場合、更にそちらにも襲い掛かる。
- 伝言(メッセージ)
位階不明。相手と連絡を取り合う為の魔法。転移後の世界ではあまり信用されていないので、他の確認手段と併用され使われている。テレパシーの類では無いため、会話は口に出す必要がある。
ユグドラシルでは、特殊な状況や場所でしか本来は使われない。専用回線があり、声を相手にだけ伝える事が出来る。更に効果時間が存在するが、指揮官系の職業があればもっと長く会話できる。
- 兎の尻尾(ラビッツ・テール)
位階不明。モンスターの敵対値を若干下げる事が出来る。
- 兎の足(ラビッツ・フット)
位階不明。幸運値を上昇させられる。
『美姫』ナーベ
モモンに同行する冒険者としての姿。
詳細は当該項目を参照。
うさ耳ナーベ
作中でうさ耳を生やしたのは、《兎の耳(ラビッツ・イヤー)》という聴力強化魔法のエフェクト。
幸運値を上げる《兎の足(ラビッツ・フット)》、モンスターからのヘイト値を下げる《兎の尻尾(バニー・テール)》と合わせて、『兎さん魔法』と呼ばれる。
また、この三つは同時発動すると、使用者の服装が変わるという隠し効果がある。
関連イラスト
関連タグ
ユリ・アルファ ルプスレギナ・ベータ ソリュシャン・イプシロン シズ・デルタ エントマ・ヴァシリッサ・ゼータ セバス・チャン
『二重の影(ドッペルゲンガー)』仲間。
こちらはナーベラルとは逆に、種族能力の方に特化したビルド構成となっており、種族に関してもナーベラルより上位。