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アナスタシア(20世紀フォックス)の編集履歴

2022-04-22 02:08:19 バージョン

アナスタシア(20世紀フォックス)

あなすたしあ

1997年に公開された米国のアニメーション映画。

概要

1997年公開のアニメ映画で、監督はドン・ブルース

1956年に公開された実写映画追想』のリメイク作品ともされており、20世紀フォックスが初めて製作したアニメ作品。


実在の米国市民のアンナ・アンダーソンが、「実はロシア革命によって17歳で殺害されたはずの皇帝ニコライ2世の末娘のアナスタシア皇女ではないか」、というアナスタシア伝説をベースにしている。

第70回アカデミー賞主題歌賞音楽賞にノミネートされた。

作画や作風が同年代のディズニー社のものと似ており、日本ではディズニー作品と誤解する人も多い。


ストーリー

革命から10年ほどが経ったロシア

悪党や暴徒の手から生き延びたものの記憶喪失の孤児となっていたアーニャことアナスタシアは、微かに残る祖母との記憶が忘れられず旧帝都のサンクトペテルブルクへ向かう。


祖母の待つフランスパリに向かうには偽造パスポートが必要だと知り、街の市民の紹介で知り合った善人な詐欺師のディミトリーとウラジミールと共に国外へ脱出する。

生活苦から亡命も考えていた詐欺師たちは、アーニャを行方不明中の「アナスタシア皇女と思われる人物」として仕立て上げて、パリで亡命生活を送る祖母マリー皇太后の侍女に会わせて紹介料をいただく目的があった。

ところがこの2人は実は元宮殿の職員であり、ディミトリーは革命時に襲ってきた暴徒からアナスタシアと祖母を外に避難させた張本人であった。


そして革命のきっかけを作った魔法使いラスプーチンの呪いが3人を襲う。


主な登場人物

・アーニャ/アナスタシア皇女

CV:白木美貴子(歌:鈴木ほのか)

主人公。

革命時に祖母と生き別れとなり、怪我で記憶喪失となっていた。

ほんの僅かな記憶を頼りに、紹介された就職先を蹴ってパリへ向かう。


・ディミトリー(英語版ではドミトリー)

CV:石川禅

詐欺師の青年。

少年期は下男として宮殿で働き、アナスタシアの事も間近に見ていた。

道中で徐々にアーニャの正体に気づき始める。


マリー皇太后

CV:此島愛子

ニコライ2世の母親でアナスタシアの祖母。

革命時はパリに避難できたが、生き別れとなった孫娘を多額の報償金を出してまで探し続けていた。


・ウラジミール

CV:石田圭祐(歌:佐山陽規)

詐欺師の中年男性。

元宮殿職員として道中でアーニャにダンス乗馬を教える。

アーニャとディミトリーの関係の変化を父親的な立場から見守っていた。


・プーカ

孤児院を出たばかりのアーニャが拾った子犬。

パリへ帯同する事になり特にウラジミールに懐く。


ラスプーチン

CV:壤晴彦

本作では本物の魔法使いで、皇帝に失脚させられた恨みから革命の発端となる呪いをかける。

川で水死したと思われていたが、呪いの代償として皇帝一家を全員抹殺するまで成仏できずこの世とあの世の間の世界に閉じ込められていた。


・バルトーク

CV:中尾隆聖

ラスプーチンの部下で人語を話す白コウモリ

10年近くも主人の遺品を守っていたほどの忠誠心はあるが、本人自体は悪人ではない。

アーニャの殺害を企む主人を何度も落ち着かせようとする。


・ソフィー

マリー皇太后の歳の離れたいとこで侍女。

孫探しを半ば諦めていた皇太后に代わって事務を執り行う。

ウラジミールとは旧知の仲でそれなりに良好な関係の様子。


楽曲

Once_upon_a_December



余談

本作の本編とほとんど関連はしていないが、後年に同じ監督のOVA作品『バルトーク_ザ・マジシャン』が発表されバルトークが主人公となっている。


関連項目

海外アニメ 20世紀フォックス アメリカ映画

ミュージカル ロシア革命 パリ ファンタジー

アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ

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