概要
モンスターハンターには様々な種族のモンスターが登場し、その中で古龍種は存在自体が災害級というモンスターも多く、強く警戒されることが多い。
しかし古龍以外でも、古龍と同等以上の危険性があり強く警戒しなければならないモンスターも存在しており、これらを俗に「古龍級生物」と総称する。
いずれも古龍に匹敵する巨体あるいは戦闘力、文明や生態系に与える影響力を持ち、存在が確認された時には非常事態が宣言される事すらある。
古龍との大きな差異としては、いずれのモンスターも古龍種と違って超常的な能力を持たないことが挙げられる。ゲーム的に言えば『古龍の血』を落とさないこともひとつの共通点か。
基本的に状態異常や罠なども有効だが、体躯が巨大なものについては罠が効かないケースが多い。
ちなみに公式において『古龍に並ぶ』という表現が使われることはあっても『古龍級』という言葉が用いられたことはなく、あくまでユーザーが独自に生み出した用語である。
一覧
名前 | 別名 | 特徴 | 種族 | 初登場 |
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シェンガオレン | 砦蟹 | 超大型古龍に匹敵する巨体の持ち主。進路上の障害物を積極的に破壊し、文明に深刻な被害をもたらす。捕獲不可。 | 甲殻種 | 2 |
ラージャン | 金獅子 | 「超攻撃生物」と呼ばれる程の凶暴性と変身能力から過去に古龍と勘違いされていたモンスター。キリンに襲い掛かり角を捕食する事もあり、その力は古龍に勝るとも劣らない。 | 牙獣種 | 2/P2G(激昂した) |
アカムトルム | 覇竜 | 「黒き神」として伝説に名を遺す。その脅威と巨体で翼を持たない事から古龍だと思われていたが、調査により原始的な飛竜であると判明した。MHP2のオンラインラスボス。捕獲不可。 | 飛竜種 | P2 |
ウカムルバス | 崩竜 | アカムトルムと対を成す「白き神」であり、2頭が双璧を成した時世界は崩壊するとすら伝えられる。アカムトルムを超える巨体と戦闘力を持つ。MHP2Gのオンラインラスボス。捕獲不可。 | 飛竜種 | P2G |
イビルジョー | 恐暴竜 | 常に飢餓状態にあるため古龍を含むありとあらゆる生物に見境なく襲い掛かり、時には生態系を崩壊させる可能性すらある。登場から10年後の2019年に古龍に並ぶ存在であると公言された。 | 獣竜種 | 3/3G(怒り喰らう) |
ティガレックス希少種 | 大轟竜 | 先祖帰りを起こして巨大化したとされているティガレックスの希少種。爆破性の粉塵を撒き散らす攻撃が追加され、更にそれを用いた爆轟状態と呼ばれる形態を獲得した。先祖帰りの原因はアカムトルムやウカムルバスの祖先種に当たるワイバーンオリジンが絡んでいるのではないかという考察が存在する。 | 飛竜種 | 4 |
猛り爆ぜるブラキディオス | 砕竜 | 「炉心殼」と呼ばれる特殊な器官が通常種より発達し、全身に粘菌を纏った特殊個体。MHW:Iにて粘菌を完全な支配下に置いた新形態が追加され、周囲の環境を変えたり咆哮で意図的に爆発させるなどの新たな能力を獲得した。 | 獣竜種 | 4G |
隻眼イャンガルルガ | 黒狼鳥 | イャンガルルガの二つ名個体。ラージャンやイビルジョーに比肩しかねない危険性を持ち、ギルドから特別な許可を得た者でなければ狩猟に向かう事は許されない。 | 鳥竜種 | X |
鏖魔ディアブロス | 角竜 | ディアブロスの二つ名個体。目に映る全ての生物を抹殺する程凶暴な個体であり、二つ名の中でも突出した危険性を持つ。MHXXのメインモンスター。 | 飛竜種 | XX |
アトラル・カ | 閣螳螂 | 肉体は矮小だが強靭な糸と高い知能を持ち、人工物で作られた超巨大な竜型の巣(通称:アトラル・ネセト)を操る。巣の材料を集める為文明を積極的に攻撃し、人類への脅威度は並の古龍以上。MHXXのオンラインラスボス。捕獲不可。 | 甲虫種 | XX |
バゼルギウス | 爆鱗竜 | きわめて強い縄張り意識を持ち、あらゆる戦闘に乱入しては爆発性の鱗をばら撒き火の海へと変える危険生物。Riseでの登場時は古龍に匹敵するモンスターと明言された。 | 飛竜種 | W/W:IB(紅蓮滾る) |
マガイマガド | 怨虎竜 | 百竜夜行を喰らうことで際限ない生命力を持つモンスター。飛行する相手に跳躍で追いつくほどの圧倒的な運動能力と、鬼火と呼ばれるガスの爆発を用いた空中機動を巧みに組み合わせ、古龍とも渡り合い、時には超大型古龍にすら挑み掛かる。MHRiseのメインモンスター兼オフラインラスボス。 | 牙竜種 | Rise |
ヌシモンスター | 百竜夜行によって凶暴化したモンスターの総称。他の古龍級生物やドス古龍と同等、またはそれ以上の危険度を持ち、罠が効かず操竜も不可能。 | Rise |