概要
箱に詰めて持ち運びできるご飯。日本スタイルの弁当は外国でもそれなりに広がっており、しばしば「Bento」で通じる。
語源は中国語の「便当」。
種類
- 日の丸弁当……白飯の真ん中に梅干しを置いた。
- 海苔弁/のり弁……ご飯の上に海苔を乗せた。
- 幕の内弁当……はっきりしたイメージはないが、「白飯の俵型おにぎり」はだいたい同じ。
- コンビニ弁当……コンビニで販売されている500円前後の弁当。
- 駅弁……駅で販売されている弁当。旅の楽しみの一つ。
- キャラ弁……具材でキャラクターを再現。
- 愛妻弁当……末永く爆発しろ
定番の具材
海外では・・・。
- 中華圏
元々冷たい食事をとる習慣がなかったが(中国料理の記事を参照)、台湾は日本統治時に弁当を利用する習慣が根付いた。
中国でも日系のコンビニエンスストアを通じて「便当」の名で売られ一般的になりつつある。それでも温かい食事をとりたいという文化は根強く、保温式の弁当箱が人気。
野外活動の時などにタッパーにおかずを詰めて持って行く「ガメル」という独自のスタイルの弁当があるとはいえ、ランチタイムの時は外食をゆっくりと楽しむのが一般的だった。
リーマンショック後の不景気と外資系企業の進出から日本スタイルの弁当が普及した。2010年代半ばでは昼の食事休憩15分とかいう会社もあるようで、それでもまともな内容の食事を取れるという点が重宝しているようである。
市販の弁当の平均価格は10ユーロ(1,300~1,400円)程度。内容によっては500円未満で売っている日本より高いが、これでもフランスにおいては安いほうで、レストランで食べる昼食の半額。
「ダッパー」という段重ねの容器を使った独自のスタイルの弁当がある。
インドは衛生上の理由で外食に不安があり、交通機関も混雑しやすい。そのため家庭で詰めたダッパーを、持参するのではなく勤務先へ届けるサービスが普及している。
関連イラスト
弁当
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お弁当:表記揺れ
おべんとう:一般的にはただの平仮名表記だが、あるゲームのパロディネタとしても普及している。