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グフイグナイテッドの編集履歴

2022-06-21 20:19:33 バージョン

グフイグナイテッド

ぐふいぐないてっど

ZGMF-2000(先行試作機はZGMF-X2000)グフイグナイテッドは、『機動戦士ガンダムSEEDDESTINY』に登場するザフトのMSの一種である。

概要

ザクウォーリアドムトルーパーとともにザフトの次期主力コンペティションに提出された機体の一つ。機体名の「グフ」は「Guardian Of Unity Forerunner」(統一の守護たる先駆者)の略。


他の二機同様に換装機構による単機性能の向上を目指しているが、手足を交換することできめ細かい戦局に対応するコンセプトであったためにバックパック換装機種よりもコスト高な扱いとなり落選した。背部には固定式のフライトユニットを装備し、前世代の制空戦闘MSであるディンと同等の飛行性能を有するものの、ザフトでは全領域型MSであってもグゥルの支援による空中戦が行えたことや、既に別枠の新型航空型MSとしてバビが存在した事もありスペックとしては過剰なものであった。基本仕様機であるイグナイテッドは高機動と白兵戦を重視した汎用性の低い機体であったことも、先行して制式採用を勝ち得たザクシリーズと比較し普及兵器として見劣りする感は否めなかった。


ZGMF-X2000

先行試作機。裏を返せば単機性能はザクシリーズを凌駕する事は事実であったため、FAITH隊員を始めとした限られたエースパイロットのみに支給された。


ZGMF-2000

戦争の長期化に伴ってザクの生産体制が限界を迎えていたことに加え、地球での戦闘が主流になっていた事からZGMF-X2000の量産機として追加生産されている。カラーは青に統一されている。

ちなみにイザーク・ジュールも専用の白い本機を使用しており、ディアッカ・エルスマンと共に戦果を挙げた。


武装

  • 4連装ビームガン「ドラウプニル」

両前腕に取り付けられた射撃兵器。

射程は短く威力も控えめだが、SEED時代で最も有用であるビームを断続的に連射できるため、近距離では殆どのMSなら十分に撃墜可能。

当たり所によっては戦艦をも沈められる。

  • シールド

打突用のトゲが付いた、耐ビームコーティングが施された専用の大型シールド。

セカンドシリーズのサーベルをも防ぎ切る。

  • ビームソード「テンペスト」

シールド内部に格納している伸縮式の実体剣とビーム刃を併せ持つ双刃の近接兵器。

対MSを想定し小型になっており、ビーム刃部分は高出力であるため、すれ違いざまにMSを容易く切り裂くことが出来る。

  • 「スレイヤーウィップ」

高周波振動を用いたムチ。見た目に反して用途の広い装備で、高周波振動によって赤熱化した状態で敵機に当てれば溶断する事もできるし、巻き取って振動波を浴びせる事で内部メカの電送系を攪乱して破壊する事さえ可能。

当然、敵機の鹵獲にも重宝する。

  • キャットゥス 500mm無反動砲

戦艦や施設に対して使われる無反動砲(バズーカ砲とも)。ジンに採用されてから引っ張りだこなやつ。不足している射撃能力を補うために、抱えて出撃する場合もある。


バリエーション

一般機及びパーソナルカスタム

ZGMF-X2000


ハイネ仕様機


ザクとは違うんだよ、ザクとは!


最初に登場したオレンジ色の先行試作機。

ミネルバの新たな戦力として加えられ、多数の機体を撃破したが、介入してきたフリーダムによってビームソードを持った右腕を破壊されてしまう。

その後、フリーダムによって損傷を受け逆上したステラガイアのビームブレイドで両断された。

当初は、この機体のみ型式番号がZGMF-X2000であった。


エルザ仕様機

『D ASTRAY B』に登場する傭兵エルザ・ヴァイスの専用機。

先行試作機の1機をどこからか調達して、独自の改修を施した機体。幾度かの戦闘で破損した箇所は、正規の部品が調達できなかったため、独自のパーツで賄われている。

主な変更として、頭部アンテナが大型、両肩のスパイクアーマーも形状が変わりタックルした際にスパイクの先端が敵機に刺さりやすくなっている。


ZGMF-2000

量産機

先行試作を経て量産された機体。カラーリングは元祖グフを思わせるブルー。

アスラン・ザラがザフトを脱走する際に搭乗したが、直後にデスティニーレジェンドの追撃を受け撃墜される。

オーブ連合首長国攻撃の際にユウナ・ロマ・セイランを押し潰したのもこの量産機(ただし墜落した機体だが)である。


キラが初搭乗だったとはいえ、何気にストライクフリーダムに唯一(スレイヤーウィップで)直撃を与えた機体でもある。


イザーク仕様機


『よくもまたおめおめとッ!!あんなところにィッ!!』


イザーク・ジュールスラッシュザクファントムから乗り換えた新しい乗機。

レクイエムの中継コロニーである「グノー」、「フォーレ」の破壊に貢献し、最終戦ではエターナルの援護のためにラクス、アスラン達と共闘した。


ルドルフ仕様機

自称「麗雄(華麗なる英雄の略)」ことルドルフ・ヴィトゲンシュタイン専用機。機体色は純金を使用したゴールドカラーで、費用はパイロットが全て負担している。

戦闘で破損した際には量産機のパーツを移植しているが、ルドルフ自身はちぐはぐな姿を見て不満をこぼしている


派生機・バリエーション

グフクラッシャー

MSV出典。

グフシリーズの特色である四肢換装形態の一つ。

イグナイテッドと同様に近接格闘を主眼としているが、あちらが機動戦闘型であるのに対しこちらは閉鎖環境でのCQC戦に対応する。

左腕はインパクトバイス展開用の駆動関節を備えさせた非武装マニピュレーターに、右腕は破砕球(専用のチェーン等は用意されておらず、スレイヤーウィップに接続して使用する)使用時の負荷をカバーする極太の出力向上タイプに換装された特徴的な風貌をしている。

一切の火器を廃してインパクトバイスや破砕球を採用した事により、施設内で敵機を爆破させずに撃破・制圧するという限定されたCQC戦を高精度でこなす。


  • インパクトバイス

所謂万力で、発動中のPS装甲をも圧壊させるほどの圧倒的な破壊力を誇る。


  • 破砕球

PS装甲を破るほどの破壊力はないものの、衝撃によって機体は無事でもパイロットを殺害することが可能。


アンリ仕様機

『DESTINY MSV』に登場するアンリ・ユージェニーの専用機。

ハイネ機同様にFAITH隊員に配備された先行試作機の1機だが、四肢換装形態の開発母体としてクラッシャー装備に換装済みの姿のみ確認できる。

ヘブンズベース戦で籠城したロゴス幹部達を制圧するために投入され、内部で破壊活動を行った。


エルザ仕様機

傭兵エルザ・ヴァイスの専用機。

サーペントテールとの戦いに向けて、乗機のグフイグナイテッドの四肢換装を行った形態。


グフクラッシャー改

【ガンダム】グフクラッシャー改

『D ASTRAY B』に登場する傭兵エルザ・ヴァイスの専用機。

グフイグナイテッドから通算2回目の換装となる。

サーペントテールとの戦いで損壊した脚部を外し、足裏に5輪式のローラーを備えた専用脚部に換装、地上での移動速度が大幅に向上している。

これに加えて右足には左腕と同機能のインパクトバイス、左膝には刺突用の大型ランスを装備、より攻撃的な機体と化した。


備考

元ネタは見てわかる通り、機動戦士ガンダムに登場したMSグフ。ハイネ役をつとめた西川貴教氏が好きだったので登場させたゲストメカだそうな。機体色は彼の好きな色がオレンジだったためだと思われる。


関連タグ

機動戦士ガンダムSEEDDESTINY

ザクウォーリア ドムトルーパー

ハイネ・ヴェステンフルス イザーク・ジュール

西川貴教


グフ:こちらは重力化専用であるだけでなく、大気圏内の飛行能力もないが、派生機であるグフフライトタイプは短時間限定ながら飛行能力があり、RFグフはビーム兵器を使用し宇宙でも活動可能。

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