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アイビスサマーダッシュの編集履歴

2022-07-31 17:02:42 バージョン

アイビスサマーダッシュ

あいびすさまーだっしゅ

中央競馬の重賞レース(GⅢ)。7~8月に新潟競馬場の芝直線1000mで行われる。現在、中央競馬の重賞では最も距離が短く、かつ唯一の直線レース。

概要

アイビスサマーダッシュとは、JRA重賞レースの1つ(GⅢ)。アイビスとは新潟県の県鳥・朱鷺のことである。


2001年、新潟競馬場改装時に新設された、芝の直線1000mコースで行われる。

その名のとおり、夏(7月下旬~8月初旬)に行われる。JRAのサマースプリントシリーズのレースの1つにもなっている。

現在、JRAの重賞では最も距離が短く、かつ唯一の直線レースである。競馬ファンからは「新潟千直」とも通称される。


傾向など

新潟競馬場・芝の直線1000mは、残り600m以降は通常の(コーナーを回る)コースと共用のため、馬場の内側の芝が傷んでしまう。

そのため、芝が痛みにくい外側にロスなく向かえる外枠が有利と言われており、直線レースであるが内枠出走の馬が外に流れながら走っていくケースが多い。実際、枠番別の成績を並べると有意に外枠の方が好成績を残している。

アイビスサマーダッシュ開設当初は8月中旬の開催であり、内枠の芝の痛みが目立つ時期であったことも外枠有利に拍車をかけていた。その後、新潟競馬の開催週(7月下旬)へと施行日を移動させ、内側の芝が痛む前にレースが行われるようになって現在に至るが、今なお外枠有利の傾向には変わりはない。

ただし内枠がノーチャンスということではない。2021年には最内1枠1番となった14番人気のバカラクイーンが定石破りの最内直進を選択、3着に食い込んだほか、人気を背負うほどの実力馬ならば内枠でも連に絡むことがある。


斤量が軽いからか牝馬が勝つ事が多い。7年連続勝利していた時もある。


備考

海外では、直線だけの1600mコースのある競馬場も存在する。

タイキシャトルが制したジャック・ル・マロワ賞は、フランスのドーヴィル競馬場の直線1600mコースで行われる。


新潟の千直コースでは本レースの他にリステッド競走やオープン戦の設定があるほか、未勝利戦も行われる。特に未勝利戦は特定の馬主が多頭出しをすることがあり、一部のファンや競馬関係者からカルト的な人気を博している。


歴代優勝馬

2001年(第1回):メジロダーリング

2002年(第2回):カルストンライトオ

2003年(第3回):イルバチオ

2004年(第4回):カルストンライトオ

2005年(第5回):テイエムチュラサン

2006年(第6回):サチノスイーティー

2007年(第7回):サンアディユ

2008年(第8回):カノヤザクラ

2009年(第9回):カノヤザクラ

2010年(第10回):ケイティラブ

2011年(第11回):エイシンヴァーゴウ

2012年(第12回):パドトロワ

2013年(第13回):ハクサンムーン

2014年(第14回):セイコーライコウ

2015年(第15回):ベルカント

2016年(第16回):ベルカント

2017年(第17回):ラインミーティア

2018年(第18回):ダイメイプリンセス

2019年(第19回):ライオンボス

2020年(第20回):ジョーカナチャン

2021年(第21回):オールアットワンス

2022年(第22回):ビリーバー



関連イラスト

2009アイビスSD朱鷺子とハロン棒


関連タグ

競馬 JRA 新潟競馬場 重賞

朱鷺

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