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概要

作詞水野良樹作曲水野良樹編曲江口亮クラッシャー木村いきものがかり

スリーピースバンドいきものがかり10枚目のシングルで、2008年7月9日に発売された。CD発売に先行して2008年4月から着うたの配信を開始している。バンドとしては、当時の初動および累計売上記録を更新したシングルとなった。

5分超えの長尺曲が多いいきものがかりとしては珍しく、3分30分ほどの短さで、他の楽曲と比べてもアップチューンに編曲されている。これは2007年初夏頃、バンド内でライブの盛り上げ楽曲を集中して制作した時期に骨組みを作詞作曲した影響が強く、ボーカル吉岡聖恵曰く「(2ndシングル)HANABIの進化系」の位置付けで作られたという。

また、ゆずなど歌詞重視のストリートミュージシャンに傾倒していたいきものがかりブルーバードを発表して、新たなJ-POPのメインストリームを形成したと見る専門家もいる。ギターハーモニカ山下穂尊も「象徴みたいな感じの立ち位置の曲」と後のインタビューで回顧している。

NARUTOシリーズにおける扱い

週刊少年ジャンプ原作のアニメ『NARUTO-ナルト- 疾風伝』2008年4月~9月期オープニングテーマに起用されており、作品の海外人気も相まって外国人からの楽曲認知度は他のいきものがかり発表曲より高い。

元々、タイアップを意識して制作された楽曲ではなかったが、オファーが来てから「蒼い蒼い」など小中高生が口ずさんで歌うことを意識した歌詞に手直しされている。

テレビ東京系のアニメ楽曲タイアップは『BLEACH』エンディングテーマのHANABIに続いて2曲目となるが、世間からブルーバードが高い評価を受けたこともあり、後にNARUTOシリーズ向けにホタルノヒカリBAKU、2曲を手掛けている。

最もBAKUのジャケットは、『BORUTO-ボルト- -NARUTO NEXT GENERATIONS-』の主要キャラ3人がブルーバードのジャケットをオマージュするデザインが採用され、CDカップリング曲に「ブルーバードSlushii_Remix」が収録されている。

二次利用

週刊少年ジャンプ看板作品のアニメオープニングに起用されたこと、セールス面で大きく成功したこともあり、ブルーバードはミレニアム世代以降の日本人にはカラオケの定番曲として認知されている。そのため、音ゲー、カバーソング、球場の登場曲、劇中歌など、幅広く二次利用されている。

カバー楽曲

以下の歌い手やバンドがカバー楽曲を発表している。

劇中歌

アニメ作品内でも挿入歌等としてブルーバードを流した事例がある。

関連タグ

いきものがかり EPIC_Records ブルーバード

テレビ東京 週刊少年ジャンプ NARUTO HANABI

そばかす(るろうに剣心):ジャンプ原作および特に作品そのものを意識した歌詞の無い楽曲繋がり。