己の勝利に酔いしれ
敗者をかえりみない者達「人間」···。
それはとどまらぬ欲望を自重しない
許しがたき存在···。
そう···
敗者が悪なのだ!!
勝者こそ正義なのだ!!
お前達は、素直に···自分の思うままに行動していただけだった···。
しかし敗者には···今も、過去も、明日も、未来もない!!
教えてやらねばならぬ···。
我が名は 魔王···
魔王オディオ···!!
概要
各編の主人公達が集結する最終シナリオ。開始前に各シナリオの主人公から1人を選択し、オルステッドを選んだ時とそれ以外の主人公を選んだ時とでは内容が異なる。
オルステッドの場合
中世編以外の7つの編のボスたちを操って、各主人公たちと戦うことになる。元々かなりの強さを持ったボスを、オルステッド本人の強さを上乗せするため、たいていは圧倒的な力で叩き潰すことができる。しかしその結末は···。
本ゲーム中でも最も救われない重大な展開になる可能性もある。魔王オディオの項目を参照。
オルステッド以外の場合
誘おう…真実を知らしめん為に!!
中世編以外の7つの編の主人公たち(功夫編のみ心山拳老師の弟子の一人が心山拳師範として登場する)がオディオの世界へと召喚され、プレイヤーはそのうちの選んだ主人公でオディオを倒しに行くことになる。選ばなかった主人公たちは各地に点在しており、条件を満たすことでパーティに入れることができるロマンシング サ・ガに近い形式になっている。条件はそれぞれ異なり、話しかけるだけですむ者もいれば、戦闘しなければならなかったり、特定のアイテムを手に入れる必要のある者もいる。
最終編にはこれといった物語がなく目的はラスボスを倒すことだけとなっており、仲間を集めなくてもラスボスと戦うことは可能で、一人だけでクリアすることもできる。また各主人公の最強武器が各地に点在するダンジョンに存在しており、対応した主人公がいないと入れないようになっている。選択した主人公、仲間全員と会ったかラスボス戦後の行動によってエンディングが変化する。また、各編での行動によっても若干変化する。魔王とは何かを考えさせられるものがある。
ちなみに「逃げる」が鍵となっている隠し要素が二つあり、「???回戦闘から逃げる」「ある所で戦わず去ろうとする」と起きるイベントがある。前者は既に最終編のどこでも可能であり、ある回数から初めて何者かから残り5回である事が警告され、以降逃げる度にカウントダウンされていく。そして0になると…?
リメイク版はさらなるところで新しい追加要素として真のラスボスが現れる事となる。
ただし魔王との会話イベントから最後まで、及びオルステッドルートは録画・撮影禁止区間に設定されている。
破ったらスクエニ公式からのハルマゲドン……もとい然るべき対応をされるので注意である。
登場キャラクター
- 各編の主人公たち
- 各編のボスたち
- 魔王オディオ
- ボスモンスター
- モンスター
他
ダンジョン
中世編では入れず何故存在するのか、何の為に造られたのかが謎の迷宮群であり、各主人公がいるのが突入の最低条件となっている。
本能のダンジョン
ポゴがいる状態で雪山のふもとの青い壁を調べると入れる。奥にはアムルクレチアが生息している。
鍵のダンジョン
ルクレチア城下町の民家から入れる。『影』と呼ばれるモンスターから古びた鍵を入手し、おぼろ丸に開けてもらう必要がある。
技のダンジョン
雪山のふもとの岩を心山拳師範に壊してもらうと進入ができ、ダンジョン内にも師範の特定の技で壊せる岩が点在している。
通路にはボイスハートがうろついている。
時のダンジョン
サンダウンがいる状態で森にいる馬を追いかけていくと入れる。時間が経つ毎に鐘が鳴り、ダンジョンが暗くなっていき、最後にはジャギィイエッグが襲いかかる。
力のダンジョン
マサルがいる状態で森にいるアポフィスフィオを倒すと入れる。一本道の奥にある最強バンデージを入手すると他の宝箱を開けられるようになるが、高エンカウント率でかつ強いモンスターが出る。
心のダンジョン
他のダンジョンと異なり、入り口そのものが存在しない水路らしきものがある謎の空間であり、アキラがテレポートするとたまに入れる。滅びたルクレチアの人々の魂が彷徨っており(何故あの世ではなくここに閉じ込められているのかは不明)、目的を果たすと二度と入れない。
アムルクレチア曰く「閉ざされた心っちゅーもんはそう何度も開かん」らしい。
知のダンジョン
雪山の小屋が入口。キューブがいれば謎解きに挑戦でき、先に進める。17ダイオード入手後に再訪するとユラウクスと戦える。
関連動画
『ライブアライブ』ファイナルトレーラー
※他の編の内容も入っているが最終編が動画のメインになっている。
リメイク版
オリジナル版は中世編クリアすると同時に最終編が始まるのだが、
リメイク版では中世編クリア後も最終編以外のシナリオをプレイできる。もちろん中世編も再プレイ可能。
最終編を始める前にやり残したこと、やり直したいことがあれば、今一度ほかのシナリオをプレイしてから最終編に挑むことを推奨する。
なお、シナリオ選択画面の「最終編」の欄には、特定のキャラクターが立つ台座のかわりに、各編のボス達が纏っていた赤黒いオーラだけが浮かんだものになっている。
そして、オリジナル版では各主人公の装備しか最終編に持ち込めなかったが、
リメイク版では消費アイテム以外の持ち物も持ち込めるようになった。更には仲間の装備品も持ち込める。
各主人公と合流した際は各編クリア時の持ち物(消費アイテムを除く)を受け取りが可能。
また、オリジナル版では中世編で城や魔王山のアイテムを取ると、最終編で入手できなくなっていたが、
リメイク版ではアイテムが再配置されているので遠慮なく取っておこう(ものによってはより優れたアイテムに変わっている)。また、よく見ないとわかり辛いが、他の7人が主人公の場合に行けるルクレチア城は実は朽ちている。地名も「廃村」「廃墟の街」「雪山」と地名すら忘れ去られてしまっている始末。
最終編のTIPSはアムルクレチアを倒せば解放され、彼が各地及び隠されたダンジョンについて解説している。
ちなみにリメイク版のボイスハートは姿や行動はオリジナル版と同じだが、キャラクター性(いわばセリフ)が全く異なる。これは昨今のコンプライアンスにより変更されたものである。