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02系の編集履歴

2022-08-26 11:56:01 バージョン

02系

ぜろにけい

02系とは、営団地下鉄→東京メトロ 丸ノ内線の地下鉄車両。

概要

銀座線用の01系をベースに、1988年丸ノ内線にて営業運転開始。

0番台の第19編成までは高周波分巻チョッパ制御で、第20編成以降はIGBT素子によるVVVFインバータ制御で製造された。6両編成53本。

80番台は方南町支線用。IGBT素子によるVVVFインバータ制御で製造された。3両編成6本。現在保存車両の3000系5000系6000系(※)、7000系(※)を除いて東京メトロ唯一の幕車となっている。

(※ハイフン車が幕車な他、6102Fと7101Fも営団時代の幕が残っており換装可能。)


改造工事

初期車の落成から20年を迎え、B修工事(リニューアル工事)の施工時期にさしかかった。そこで高周波分巻チョッパ制御で製造された19編成を対象に、B修工事を実施することになった。

制御方式はIGBT素子によるVVVFインバータ制御に変更。日本で初めて永久磁石同期電動機(PMSM)を採用し、外観も先代の500形に準じたサインウェーブに改められてB修工事をしなかった車両と区別できるように。


ワンマン運転は80番台については製造時から対応。0番台については2005年から2009年までに全編成を対象に改造。


今後の予定

銀座線と丸ノ内線は直流600V第3軌条方式で電化されているが、750Vへの昇圧計画とCBTC(無線式列車制御システム)導入計画があり、2019年より2000系による代替が行われることが決まった。

2000系導入に伴い、B修工事が施工されていない車両を中心に廃車が進んでいる。2022年8月には遂にB修車にも廃車が発生した。01系や03系と異なり他鉄道会社への譲渡は行われていない。

丸ノ内線の車両は将来的に2000系6両編成へ統一する方針であり、これに伴い従来3両編成の列車しか発着出来なかった方南町駅について6両対応化工事が2019年に行われた。

これにより80番台による3両運転は2022年8月26日を以って終了、翌日のダイヤ改正で6両運転に統一される。


余談

  • 第51編成の2両(02-151・02-251号車)が、廃車後フィリピン・マニラのFEATI大学に2020年に無償譲渡された。鉄道技術学科の教材として使われている。

関連タグ

帝都高速度交通営団(営団地下鉄) 東京地下鉄(東京メトロ) 丸ノ内線

01系 営団500形 営団2000形 東京メトロ2000系


外部リンク

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