データ
レベル | 究極体(クロスウォーズ) |
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タイプ | サイボーグ型 |
属性 | ウィルス |
必殺技 | トライデントファング、デストロイスマッシャー、ジークフレイム、プラズマレールガン、ファイナルストライクス |
所属 | メタルエンパイア |
初登場 | デジモンクロスウォーズ~悪のデスジェネラルと七つの王国~第2話「立ち上がれキリハ!クロスハート奪回作戦」 |
概要
メタルグレイモンが超進化した姿。
進化時にクロスローダーにギリシャ文字の「Ζ」が浮かび上がるので、「zeke」(零戦の異称)が名前の由来と思われ、それにゲルマン民族伝承の英雄ジークフリートを掛けたのだと推測される。また、「Sieg」単体ではドイツ語で「勝利」を意味する。
究極体に近づくにつれて人型が多くなっていくグレイモン界では珍しく、グレイモン系統のデザインや能力のまま突っ走った豪快な存在。メタルグレイモンよりもメタルグレイモンに近い見た目(爪の攻撃にもトライデントという呼称がある)。だが、メイルバードラモンの気配が消えた・・・!?
単体で超進化したシャウトモンとは異なり、デジクロス体から超進化したという点でも異彩を放っている。
2020年のアニメに登場したメタルグレイモン:アルタラウスモードはジークグレイモンとは右腕に火器、左腕に爪というデザイン性が似ている。
テレビマガジン2011年5月号に登場が予告された時の姿は進化前とカラーリングが同じであった。
デジタルモンスターカードゲーム(旧デジカ)では世代は完全体として扱われており、原作通り、メタルグレイモンから進化するが、完全体が完全体に進化するというなんだかおかしい事になっている(恐らく同作で完全体として扱われていたオメガシャウトモンに合わせる為か)。その後公式図鑑で究極体に分類されるようになったという経緯を持つ。
アニメでは単に「覚醒」という形で描かれた進化だが、公式設定ではメタルグレイモンに伝説のデジモン達が進化の力と「ゴールドデジゾイド」の装甲を与えたという経歴を持つ。
ゴールドデジゾイドとはマグナモンXやデュークモンXの武装や鎧に使われる超合金の事で、データ分解系の攻撃にも強く、まるで生物の体組織のように進化や退化を繰り返すファンロン鉱に近い性質を持つトンデモアイテムである。このことから彼にこれらの力を与えたのはマグナモン(※)あたりではないかと考えられる。つまり、本来であれば、究極体上位クラスの強さを持っていてもおかしくはないのだ。
基本武装は右腕の『プラズマレールガン』、左腕の爪『トライデントファング』。
必殺技はエネルギー弾を上空の敵に放つ『ハイパーランチャー』、口から吐き出す『ジークフレイム』、尻尾の銃を全方位に発射する『デストロイスマッシャー』、最後の切り札は敵の懐に潜り込み、トライデントファングの一撃を見舞う『ファイナルストライクス』。
(※)ジークつながりでデュークモンから力を受け取った可能性も0ではない。また、オメガシャウトモンはオメガモンから「オメガインフォース」を授かりながら未来予知を行使できる設定を持たない為、同様にジークグレイモンが力を授かった相手はX抗体持ちではないと考えるべきか(公式設定でも与えたのはあくまで「クロンデジゾイド」であり、ジークグレイモンはその装甲をゴールドデジゾイドに変化させた事を窺わせる説明が成されている)。
アニメでの活躍
デジモンクロスウォーズ
CV:草尾毅
ドルビックモンとの戦いでピンチに陥ったメタルグレイモンが超進化の力に目覚めて進化、圧倒的な戦闘力でドルビックモンを撃破した。
進化ルート
『バイタルブレス』では他に、ロコモン、アトラーバリスタモン、ローダーレオモン、メタルマメモン、リベリモンから進化する。
『デジタルモンスターカードゲーム』ではメタルグレイモン(X抗体、通常種、ウィルス種を問わない)にサイボーグ型デジモンを融合させる事で進化させる事ができた。