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リゼット・トワイニングの編集履歴

2022-09-03 11:33:59 バージョン

リゼット・トワイニング

りぜっととわいにんぐ

「リゼット・トワイニング」とはゲーム『英雄伝説 黎の軌跡』に登場するメインキャラクターの一人である。

プロフィール

年齢20歳
身長167cm
所属民間軍事会社 マルドゥック総合警備保障→アークライド解決事務所(長期出向)
CV石川由依

概要

本作のメインキャラクターの一人。

オレド自治州に本社を置く民間軍事会社(PMC)《マルドゥック総合警備保障》の広域サービスコンシェルジュ(SC)を務める女性。

容姿は水色の髪を靡かせたクールな印象を抱かせる美人だが、人当たりが良く淑やかな物腰で対応し常に丁寧語で会話を行う。着用しているMK社の制服がメイド服に酷似しているためか、メイドと勘違いされることがある。


職務態度は真面目で本業のSCの業務は勿論の事各種業務手続きもお手の物で非常に優秀であるが、職務中でもしれっと冗談を言う等の茶目っ気も持ち合わせている。そのためノリが良く悪ふざけなどにも嬉々として乗ることがあるため、普段の真面目な態度とのギャップから後に同僚となるアニエスに「もっと真面目な常識人だと思っていました」と嘆かれている。しかし根は常識人である事から、アニエス同様フェリやユメの教育には気を付けている節があり男性陣が下ネタを言い合う場面や不埒な言動に対しては諫める場面がある。


アークライド解決事務所》の所長であるヴァン・アークライドとは社外テスターとしてビジネスライクな関係を築いており、通信越しであるが三年近くの付き合いで彼からはその人柄と責任感の強さを信頼されている。




黎の軌跡

第二章序盤からヴァンとの通信で音声のみで登場。撃剣と《メア》の使用状況を報告する『定期査定』の時期であったため、ヴァンから使用状況のデータを送られるがバイタルとホロウコアの数値が異常な値であった為に何か問題が起きている事を察知するが、事情が事情であるためヴァンが何も言わなかったためはぐらかされてしまった。


第三章ではアークライド解決事務所の面々が出張業務のために共和国南東にある遊興都市サルバッドに導力車で赴く直前で、映像通信でヴァンに連絡を取る。その際にヴァン以外の《アークライド解決事務所》のメンバーと通信の上ではあるが顔を合わせている(その際にリゼットの服装と会話内容から、ヴァンはあらぬ誤解を受ける羽目となった)。


その後ヴァン達がサルバッドで4spgの依頼を受けていく中で、オランピアが使役する《イシュタンティ》との戦闘になりヴァンが《グレンデル》に変身するが、何故か失敗し窮地に陥った際に救助する形で登場。戦闘後自身がサルバッドに来訪した理由を語り(ヴァンと直接コンタクトを取る事と、本社に持ち込まれた依頼をこなすため)、以降はMK社からの『派遣社員』という名目で《アークライド解決事務所》の一員として行動することになる。その際に事務所のやり方にあっという間に馴染むという適応性を見せ、フェリからは「ずっと前から一緒に行動している」と評されアニエスからは自分の役割を奪われるかもという危機感を抱かれている。


「サルバッド映画祭」での事件解決後は、現地SCとしてサポート業務継続が必要であると判断し上層部に《アークライド解決事務所》への「長期出向」を申請。無事に申請許可が下りたことで旧市街にある《アークライド解決事務所》に赴き、正式に事務所のメンバーとなった。


居住地はフェリやアーロンと同じく3階の空き部屋に賃貸契約を行っている。《アークライド解決事務所》の様々な事情を鑑みて一部の事項はMK社に報告しないなど柔軟な対応をとりつつサポートを行うだけでなく、メンバーに様々なサービスのテスターの協力を依頼している。

アークライド解決事務所ではサポートスタッフ及びソフトウェア担当を担うことになった。

なおその事務所入りの一連の経緯は例の如く所長であるヴァンには全く知らされておらず、出張業務終了後は元のテスター契約に戻ると思われていた為、頭を抱える羽目になった。


バトルスタイル

[黎の軌跡]リゼット

得物は大型拳銃&ブレードギア。接近戦ではブレードギアによる斬り付けと追撃での銃撃を行うスタイルである。

外見とは裏腹に、一線級の猟兵に匹敵する身体能力を持っている。事務所メンバーでは物理防御力がベルガルドやヴァンに次いで三番目に高く(女子メンバーでは最高の物理防御力)、また回避率もジュディスアーロンに次いで高いことから、パーティの盾も担える前衛アタッカーといえる。オーブメントの固定属性は水×2・風×1。

メインキャラクターの中では唯一クオーツを16個つけられる為、様々なシャードスキルを組み込みやすい。

シャードスキルではドライブラインに風属性の専用スロットがあることからアーツを発動後一定の確率で遅延効果を敵に与える「アークフェザー」を発動させやすいため、アーツを使っていくのも一手といえる。更にエクストララインに水属性の属性専用スロットがある事から、S.C.L.Mの効果範囲を広げられるシャードスキル「スクラムライン」を組み込みやすく、戦闘ではS.C.L.Mサポート等を発動しやすくなっている。


リゼットのクラフトには攻撃面ではブレードで薙ぎ払う「サイレントリップ(即死&背面特攻付)」、一直線上に銃撃を放つ「エーデルスナイプ(側面特攻付)」、対単身だが乱舞攻撃を仕掛ける「ソニックチェイサー→ライトニングチェイサー(発動後自己クイック)」、そしてSクラフトは自身のブレードを地に突き刺し、複数の柱状に変化させて敵の周縁上に設置させて銃撃をエネルギー弾として柱に反射、最後は上空から一撃を放つ「レディエンス・シーカー」とあり、防御面では相手の攻撃を耐久値限定ながらも完全に防ぐ「コバルトカーテン」を持ち、特筆すべきは同様の防御クラフトであるアニエスの「ジブリールガード」やカトルの「ラプラスコード」よりも範囲が一番広く、かつ前衛キャラでは唯一である。




衣装

リゼットの衣装はメイド服に似たMK社制服がデフォルトであるが、

軌跡らくがき

Amazon店舗特典DLCではバトルメイドスーツなるマルドゥック社が開発したという設定のパワードスーツが用意されている。


黎の軌跡発売まであと8日!!

他にも部屋着として青ブラウスも用意されているが、常時着用できるのは2周目以後になる。


対人関係

ヴァン・アークライド――《アークライド解決事務所》の所長にしてMK社の社外テスターであり担当顧客。前述の通り通信越しではあるが3年の付き合いがあり、その仕事ぶりからヴァンからはリゼット個人として信頼されている。サルバッドの事件で彼の窮地に駆け付け顔合わせを果たす。以降は『派遣社員名目』で事件解決まで行動を共にする事となる。事件解決後は本社に長期サポートの必要性を申請し、受理された事で《アークライド解決事務所》に『長期出向』の名目で事務所に押しかける事となる。


アニエス・クローデル――《アークライド解決事務所》のアルバイト。出会った当初は彼女からリゼット自身の立ち振舞と的確にヴァンを助ける姿から嫉妬の感情を抱かれるが、リゼットの真摯な対応とヴァンの安全を優先したことから真っ先に協力を求められる。正式に事務所のメンバーに加わった以降は書類作業のやり方などを教えるなど良好な関係を築いている模様。


カトル・サリシオン――《アークライド解決事務所》の技術顧問。工学都市バーゼルの出張業務で出会う。彼が連れている『導力ドローン』のFIOとXEROSの正体を真っ先に見抜く。その出自から訝しがられる事となる。事件の中で無茶をするカトルを庇い重症を追った際に、庇われたカトルからなぜ身を挺して自分を助けたのかと問われた「眩しかった」という言葉を語りかけ、自分の事を大事にするように諭した。それ以降はカトルの態度が軟化する事となり、リゼットに対する物腰も柔らかくなる。事件後はバーゼルの技術者達と協力してリゼットの回復に協力した。後にリゼットの身体の事情について気にかける場面が増えている。カトルが同じエンジニアにしてハードウェア担当である事から、協力して解析を行う事もある。


ギリアム・ソーンダイク ――MK社のゼネラルマネージャー。リゼットの上司に当たる人物であり、彼女からは「底が知れない」と評されている。リゼットの「運用データ」が必要らしく、基本的には彼女の好きにさせているが「某《結社》エージェントのような振る舞いは許可出来ない」と告げている。終盤で首都が汎魔化の危機に陥った際にはMK社の社員でなく、アークライド解決事務所の一員として行動する事を許可した。


カシム・アルファイド――MK社の警備主任にして事務所メンバーであるフェリの実兄。作中の会話でリゼットの擬体の訓練を担当している模様。


ミラベル・アールトン――MK社の同僚で同じSC。リゼットによると自由都市圏を担当しており、相当のやり手らしい。二年前にヴァンがMK社の本社に赴いた際に“事情”でヴァンの前に出られないリゼットに代わってサポートを行った。リゼットの身体の事情も把握しており、彼女が現在の体になってからも様々な場面で気にかけている模様。鉄火肌かつ大雑把なせいかくでリゼットとは色々な意味で正反対であるが不思議と馬が合うらしく、同僚としてだけでなく友人としても付き合っている。終盤ではリゼットが本社へ帰省する前に、駅前のウェストン百貨店でミラベルへの土産を見繕っている姿が確認できる。


《金》のオランピア――《アルマータ》の協力者にして《庭園》の管理人の一人。サルバッドの事件で邂逅し、バーゼルの事件で負傷したリゼットに対して「同じ《人形遣い》として敬意を表する」という言葉をかける。第五章で行われた『謝肉祭』では第三領域担当として《アークライド解決事務所》と対峙、リゼットに対し「実に合理的な身体」と評している。選択によって暴走した《イシュタンティ》から彼女を助ける事になる際にはヴァンと共に飛び出して言葉を投げかける事となる。










ネタバレ

実は四肢は「擬体」と呼ばれる義肢である。

第4章において、メルキオルらの攻撃でカトルを庇った際に左腕と右脚が吹き飛ばされるという状態になった際に発覚した。エスメレーによると元々はバーゼル理科大学とMK社が協力して研究していた「生体義手」の試作品をMK社が独自の技術でアップデートした物で、超人的な出力と身体能力を持つのはこのため。またエスメレーによるといくら最新の技術で制作された擬体であっても装着した状態で普通の人間と同じ所作を取る事はかなり難しいらしく、彼女の見立てではかなりの努力を積んだと推測されている。


守秘義務があるため詳しい事情は話せないが、本人によるとこの「身体」を手に入れてからまだ1年弱しか経っていない模様

通信モニター越しで三年間の付き合いがあるヴァンは彼女との会話の映像が擬似的なものであることを見抜いていた。更に嘗て撃剣の戦術指南を受けるためにオレド自治州にあるMK社に赴いた際には、リゼットには何故か『所用』で会えなかったらしい。

サルバッドで「本人」と邂逅した際に彼女が見せた「勁」とは違う動きや身体加速能力を見て、その正体を朧気に察していた模様。また人の気配を察知出来るフェリからも変わった『息吹』をしている事に気付いていた。

また四肢だけでなく五感も再現されたものらしく、作中ではどこまでが義体かの明言はないが、ヴァンは「かなりの割合」で身体が機械化していると推測している(後に本人が語ったことによると、感覚の再現率は70%程とのこと)。


リゼットとのコネクトイベントではヴァンと共に喫茶店に寄った際に店員のミスで常人には熱くて飲めないコーヒーを「少し熱い」程度にしか感じていない場面があった。

爆発によって露出した擬体部分を見たメルキオルからはクロスベル再事変で現れた皇帝模倣擬体の技術が使用された可能性があるとのこと。


終盤のコネクトイベントでは、右腕のみだがアップデートされた擬体がエスメレーからプレゼントされている。



関連タグ

黎の軌跡 カルバード共和国 アークライド解決事務所



シャロン・クルーガー…見た目は只のメイドだが、高い戦闘力の持ち主という共通点を持つ。

サラ・バレスタイン…同じく銃とブレードを武器として扱う帝国のA級遊撃士。



ヴァイオレット・エヴァーガーデン…中の人繋がりで同じく身体の一部が機械仕掛けになっているキャラクター。

カノン 草薙素子…身体の大部分を機械に換装しているつながり

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